伝説の小説家
携帯小説には初めて投稿し読みにくいと感じる方も多いと思いますが最後までお付き合いして頂けたら幸いです。
僕は22歳で結婚し今では小学生の子供(男の子、女の子)に囲まれ幸せな家庭を築いています。とにかくパパっ子で暇な時は一緒に外で遊んだりゲームしたりと毎日が平凡かもしれないけど幸せな時間を過ごしてます!
でも結婚してからずっとこの生活が続いていた訳ではないんです。この幸せは最近ようやく手にいれた今では僕の喜びそして人生そのものなんです。
僕は25歳頃当時働いていた会社で1人の女性と出会った。最初は恋愛感情なんて全くなく普通に職場の仲間として接してたんですがある事がキッカケで恋愛という泥沼にはまる事になる。
それは些細な出来事でした。真夜中まで仕事してた僕が深夜その娘の携帯に連絡し「今から遊ぼうよ」って誘ったのが事の始まりでした。その日の夕方頃に早番の彼女と顔を合わせた僕が冗談で「夜に電話するから」って伝えると彼女も冗談半分で「いいですよ」って言われたんで真夜中だし断られるのを前提で誘ったんですがその娘はわざわざ会社まで遊びに来てくれました。当時僕には下心はなかったんですが真夜中に若い男性と女性が2人しか居ない空間では理性を保つ事が出来ずその夜彼女を抱きました。その日から全てが変わって行き次の日にはお互いが意識する様になり次第に少しずつ距離が近づいて行くのが明らかになってましたね。
当時僕には下の女の子が生まれたばかりだったし彼女にも付き合ってる男性がいましたがお互いがお互いを求める様になりいつしか恋人の様に毎日一緒にいる生活が続いた。僕はその娘に出会うまでデートらしいデートなんてした事もなくその娘と遊びに行ったりするだけで凄く新鮮でいつしか僕の方は彼女の存在が大切な事に気付きオシャレなお店で食事したり夜景の綺麗な場所に連れて行ったり喜んでくれる事は何でもしました。また彼女も長年付き合ってた男性と別れ僕との時間を作ってくれてもう彼氏彼女状態でした。ただ、例外があるとすれば家庭がある以上は僕は毎日家に帰るという事です。それについては不満だらけでしたが仕方なく理解してくれそんな生活が1年以上も経過。会社も同じだし家族よりも一緒にいる時間も長いし永遠にこの生活が続けばいいと本気で考えていました。
でもその反面子供に対しての罪悪感もあり会社が変われば環境も変化するかと甘く考えてたんですが僕はしばらくして転勤になりその娘と職場が少し離れる事になりました。
でもいったん結ばれた愛には距離は関係なく僕は家族を犠牲にし彼女との時間を大切にしてました。
それから僕は都内近県で転勤が数回あり仕事柄夜勤業務もあったので真夜中のドライブやらラブホテルに宿泊したり旅行に行ったり行動はエスカレートしていきましたが正直ツライ事もいっぱいありました。彼女と会う為には家族に嘘を付かなければならないし逆に家に帰って家族サービスをすれば彼女に嘘を付き後戻りが出来ない状況になっていきました。「今日は仕事で帰れないよ」なんて嘘を平気でつき彼女とデートに出掛け、ある時は「今日は仕事が朝まで掛かるから」と彼女に言いながらも早く帰宅し家族と一緒に過ごしたり、彼女と付き合いが長くなればなる程、家に帰るのを彼女が嫌がり傷付くのが可哀相になり毎日が嘘を突き通す生活にまでなっていったんです。彼女は僕との結婚も考えてくれ僕も彼女との結婚を考えた時期もありましたが男は卑怯ですからね今のこの生活がバレなく続いていけば良いと心の何処かで思っていたのかも知れません。そんなくだらない僕のせいで随分と彼女を泣かせてきました。本当は僕の事を仲良しの友達にも彼氏として紹介したかったみたいですがまさか不倫してるなんて誰にも言えずに彼氏はいるけど忙しい人だから合わせられないと我慢して
たみたいですし母親から「彼氏はいるの」って聞かれると心苦しいと言ってました。そんな事を聞くと僕も彼女の事を考えれば別れた方がいいとはわかっていてもなかなか踏ん切りがつかないんですよ。当時まだ彼女は20代前半だったし若い女性にとっては非常に大切な時期を不倫させてる訳で頭では理解出来ても彼女が僕の側から居なくなる生活は想像もしたくないし有り得ないと思ってました。月日が流れるとなかなか離れられなくなっていき泥沼にハマってるような感じでした。
でも彼女と過ごす時間は凄く楽しくて幸せでずっと一緒に居たかったし本当に彼女の事が大好きでした。でも付き合い始めてから3年近くが過ぎようとしてた頃に僕たち2人にとって忘れる事のない出来事があり僕は今までとは比べる事の出来ないぐらいに彼女の心そして身体さえも傷つけてしまいました。守ってあげる事が出来ずに新しく芽生えた花を咲かせてあげる事が出来ず結局その件が理由で約4年間続いた僕らの『ロマンス』が終わりを告げたのです。別れてから1年以上経過してますが今でも2人の大切な思い出は全て忘れる事なく大切に僕の心にしまってあります。あなたはもう新しい男性と人生を歩んでると思いますがいつまでは応援し続けています。
そして『天使』になったあなたも絶対に忘れずに僕は生きていきます!
伝説の小説家が贈る「第2弾」になります!「第1弾」は来年に店頭にて発売予定!題名はやはり「伝説の小説家」