表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/21

00/ boot 《年表》

 1940年前後


 人類はツングース地方で発生した大爆発を境に

 突如現れた謎の敵性存在と交戦に陥る。

 その瞬間を境に人類は自らの命をベットして

同族を殺す『グレート・ゲーム』を


 ───即ち戦争を遂行する余裕を失った。


『SOL』と名付けたこの敵性存在との戦闘で混乱の最中、

 人類はユーラシア大陸の3分の1とアフリカ大陸のほとんどを失うこととなる。


 1946年 8月

 たったの10年足らずで人類の3分の1が死滅した戦禍の後、なんとか戦線は膠着。

 後に第一次ソル大戦と呼ばれる絶滅戦争の第一幕であった。


 1990年台

 停滞を見せていた戦線を超え、ソルの大群体が中東に大侵攻、

 環太平洋戦線、ティグリス・ユーフラテス戦線、オスマニ戦線、マルタ海域戦において

 アメリア合衆国を中心とした多国籍軍がこれを撃破するものの

 国家間の軋轢と因縁から足並みの揃わない、どころか人間同士で醜く争いつつ行われた戦いは人類そのものに深刻な損害を残した。

 後に第二次ソル大戦と呼ばれる決戦の第二幕。


 連携の不備と犠牲の多大さを憂慮した主要交戦国は国連内に後に人類統合軍と呼ばれる事になる

『国際同盟準備機構』を発起、各国の軍事力を束ねる素地を形成する。


 2010年台

 国際同盟準備機構による人類側の大反攻がイラキ、アルギスタンにおいて発動。

 しかし統一機構内の各国の地位を巡る諍いと指揮序列の不明確な組織の構造が原因となり、戦果もなく大損害を蒙り戦域は泥沼化。

 第二次ソル大戦と同じ過ちによる被害の責任を巡り準備機構議会は紛糾、世界各地で対人紛争が勃発し危うく人類同士での最終戦争が発生しかける。


 2016年

 アメリア合衆国とヴルシュ条約連邦が招集した会議において人類統合軍の結成が決議され、

 この総指揮権をアメリアが掌握し、ヴルシュ条約連邦はこれと同盟を結成することが正式に決定。


 時を同じくしてユーロ大陸においてソルが出現し、

 人類はガレリア西岸を除くガレリア全域とライヒスベルグを含むユーロ大陸のほぼ全域を失う事態となる。


 2017年

 第一次ガレリア反抗戦において人類は逆上陸作戦を敢行、橋頭堡を奪取し、ガレリア西部を回復するものの、

 攻勢限界を迎え防御に移行、戦線は再び膠着する。


 2023年

 人類東部戦線において統合軍は海陸同時作戦により

 ガレリア北岸・東部へ打通、トゥーロン要塞港を奪還し

 ティレニア海・地中海への足掛かりを得る。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ