だんじょんでーと
「あなたが噂のリオ君ですか」
「どうもよろしく」
「私の仕事が無いことを祈ってますよ」
今日はリオとダンジョンデートだ!うきうき!
「リオはミノタウロスさんぐらいは倒せるんだよね?」
「スライムも倒せないがな!」
リオの足がくがく震えてた
「俺冒険者じゃないからな!」
「え?」
「え?」
おじさんと私はきょとんとした
「もうだいぶ下の階層まで降りてきちゃってますよ?!」
「なんでギルドで説明しなかったの?!」
「断ると悪いと思ったからだ!」
え?リオ、冒険者じゃないんだ!うっかり!
「逃げ足なら早いぜ!!あっ腰抜けた」
私はリオをおんぶした
「そろそろモンスターが襲ってきてもおかしくないですね!」
「一刻も早く帰ろうぜ!」
ううっ歩きにくい!
「そもそもなぜダンジョンでデートするんですかイマさん?!」
「楽しそーだったから!」
「あなたは楽しいでしょうね!」
GYAAAAAAAAAAAAAAAAAA!
ミノタウロスさん距離あと200メートル!
「イマさん!ここは逃げましょう!」
「じゃあ荷物を軽くしないと!!」
私はカバンを投げ捨てた
ミノタウロスさんあと150メートル!
「リオ!いったん降ろすね!」
リオを地面にそっと置いて
呪文に集中
「サンダーボルト・メガマックス!!」
GYAAAAAAAAAAAAAAAAAA!
ミノタウロスさん倒した
「なるほど!倒しちゃえばいいんですね!」
「やれやれだぜ」
私はリオをまたおんぶした
「イマ、次からはもっとゆるいデートにしてくれ」
「鉱石集めとかにする?」
「牛乳配達員でもできるやつ頼むわ」
「そうだね・・・」
私はちょっと寂しい気持ちになった
リオと一緒に冒険はできないんだ・・・・
「そんな顔するなって!」
リオは励ましてくれた
いつもより夕日がきれい
そう思った




