たおすべき敵!
「また前回よりも難易度の高いクエストを受けるつもりですか・・・」
クエストカウンターのおねーさんが言う
「こんどこそあなたは終わりよ・・・!」
?何言ってんだろうこのおねーさん
「おまけに今回は『丑の刻参り』もしてやったわ・・・!」
「東洋の呪いの術式?」
「そういうのは理解できるんですか・・・!」
「魔術師だからね」
「次のモンスターこそがあなたを地獄へといざなうのよ・・・!」
「まあまあそうカリカリしなさんな!!」
あっ謎のおじさんだ
「じゃあ今日もお供しますよ」
私たちはダンジョンに向かった
「今日出るモンスターは人語を喋るかもしれませんね」
「なにか困るの?」
「あなたを騙してくるかもしれません」
「悪口には負けないよ!!」
「ははは!いつもの調子ですね!!」
しばらく歩くとそこには「記憶の水晶」が置いてあった
「この先に確実に強敵がいますよ!」
「じゃあ『記憶』しとくね」
私たちは大扉を開け 中に入った
「来たか愚かな人間よ・・・!!」
ほんとだ!モンスターさんしゃべった!!
「愚かな人間のことだ・・・我の『秘宝』が目当てだろう・・・?」
「魔物のおじさん!!どんな秘宝なの?」
「おっ・・・おじさん?!」
「だめですよイマさん!見た目で決めつけちゃ!!」
「まあよい・・・!この『惚れ薬』が目当てなのだろう?どうせ」
惚れ薬?!
「魔物のおじさん!それちょーだい!!」
「ダメですよイマさん!!その薬に頼るのは人として間違ってます!!」
「愚かな人間どもよ!!死ぬがいい!!」
私たちは目を覚ました
「ふう!記憶の水晶を使っておいて良かったですね!!」
「ちょっと頭がくらくらするよ・・・!」
私たちは記憶した場所まで戻ってきていた
「さっき、やられちゃったの?」
「どうやらそのようですね」
私たちは再び大扉の前に立った
「開けるよ」
ギゴォオオオオオオオ
古い扉によくある嫌な音でた
「来たか愚かな人間よ・・・!!」
「?そのセリフはさっき聞いたよ?」
「そんなことは分かっておるわ!!雰囲気大事!!」
私はうきうきしながら聞いた
「魔物のおじさん!確か『惚れ薬』持ってるんだよね!それちょーだい!!」
「ならば力ずくで奪って見せるんだな!!」
「うん!!」
私はいつも以上に集中した
頭がぴりぴりを感じる
「サンダーボルト・オメガマックス!!」
「ぐぅああああああ!!まさかこの我がぁああああ!!!」
あたりはいったんしーんとなった
「このモンスターまで一撃とは恐れ入った!!」
「え?すごいの?」
「もう『敵無し』ですよ!文字通り!!」
魔物のおじさんの名札が落ちてた
「魔王」って書いてある
「あなたは大英雄ですよ!大英雄!!」
「おじさんが喜んでるならまあいっか!!」
「最後の最後まで相変わらずですね!!」
おじさんは泣いてるんだか笑ってるんだか分からない顔だった
「そうだ!!『惚れ薬』は?!!」
私はあたりを見回した
そこには焦げ焦げになった瓶が転がっていた
「大丈夫ですよ。そんな薬に頼らなくても」
「そうなの?」
「ここまできてズルは無しですよ!!ここは一発告白してきたらどうですか?」
「ええぇ?!でもぉおお・・・!!」
私は顔が真っ赤になった
「はっはっはっ!!これは困った大英雄さんだ!!」
「ちっ!死にませんでしたか・・・!!」
クエストカウンターのお姉さんが悪口言ってきた
「魔王がいなくなったら私たちの職が危ないんですよ・・・!!」
「?じゃあ冒険者やればいいんじゃないの?」
「この小娘ー!!!」
クエストカウンターのお姉さんのナイフが私のお腹に刺さった
「大丈夫ですか?!イマさん!!」
「ここはどこ?」
「『記憶の水晶』前です!」
「また戻ってきちゃったんだ」
「そうなりますね」
まだちょっとお腹が痛い気がする
「まだ魔王倒してないことになりますけど、もう一回戦いきます?」
「えー!!めんどうくさいよ!!」
『魔王の部屋』
「今日は冒険者が挑んでくると聞いたが?」
「来ないようですね」
「むっ?!そこ!!飾り付けが曲がっておるぞ!!早急に直せ!!」
「ははっ!!」
「雰囲気大事っ!!!」
「魔王様!!」
「なんだ?」
「冒険者たちが帰っていきます!!」
「なっ!!何故?!最高にかっこいいセリフを用意してきたのに!!」
~宿屋~
しっしんどいっ!!
今日はさすがになんかしんどいよ!!
今日はもう寝る!!
おふとんふかふか・・・。




