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食堂2
本田が言う。「偉大なものに向かって努力する人間は、自分の進路で遭遇する者を誰でも手段と見なすか、または遅滞させ妨害するものと見なすか、或いは一時的な休憩用のベッドと見なす。同胞に対する彼に固有な気高い善意は、彼が自分の高みに達して支配するようにときに始めて可能である。それまでは性急であって、常に喜劇を演じるように宣告されていることを意識している。戦いすらも一つの喜劇であり、あらゆる手段が目的を覆い隠すが如くに覆い隠すからである。彼には一切の交際がダメになる。この種の人間は孤独ということを知っており、また孤独がどんなに甚だしい毒を含んでいるかを知っている。
「ニーチェがお好きなんですね」
「哲学は良い。読むことは、人を正確にしてくれる」
元旦ゴルフ、スコア115でした。エミールの上巻どっかいっちゃった。家中のものひっくり返して探したんですが、見つからない、、、