ベビードールに150点
「お風呂上がったわよ」
「うん」
リビングでスマホを弄っているとバスタオルを体に巻いた玲奈が浴室から出てきた。だいたいはルームウェアを着て浴室から出てくるのだけど、たまにバスタオル1枚で出てくることがある。
それはそれでエロいから僕としては問題ないし、多分僕の為にやってくれているんだと思う。
既に時刻は午後21時を過ぎており、流れ的にいえばこの後は夜の運動が行われることが予想できる。
そんな推測に期待をしながら着替えを持って浴室に向かう。着ていた服を洗濯機に入れたらドアを開けて中に入りシャワーを出し始める。
ちょうどいい温度になったら頭からシャワーを浴びる。
僕は最初に髪の毛から洗うタイプなのでシャンプーを手のひらに乗せて泡立たせてから髪につける。
髪を洗ったらボディーソープをつけて体を入念に洗う。まあ、どうせこの後すぐに汚れることになるんだけどね。
入浴後の楽しい未来を想像して気持ちがはやる。浮き足だつ僕は浴室から出たら急いで服を着て髪を乾かしリビングに向かう。
リビングには既に玲奈はおらずもぬけの殻となっていた。これはきっと寝室で待っているパターンだろう。
「おー!!」
さっそく寝室のドアを開けると玲奈がベッドの真ん中に女の子座りで座っていた。
それ自体は別にいいのだが、特質すべきは彼女が着ている衣装にある。
今日の玲奈が着ているのはフリルがついた黒のベビードールだ。
少し恥ずかしそうにしており、上目遣いで僕を見つめている姿はポイントが高い。
その透け透けなベビードールを着た玲奈君に150点!
「凄いエロいし可愛いよ! もう今すぐ襲いたいぐらいだよ」
裸エプロンも普段着ているエロいナイトウェアなんかも良かったけどベビードールもまたいい。
「喜んでくれた?」
「うん、最高。やっぱりモデルがいいから何を着ても似合うね!」
「もう、またそうやって…直樹が喜んでくれたなら良かったわ」
そう言いながら四つん這いになってこちらに向かってくる玲奈。四つん這いになった事でその豊満な胸が動くたびにユサユサと揺れている。
「視線がいやらいわよ」
二つの大きな双丘に魅入っていると玲奈にいやらしいと言われる。
こんな事をされたら目線が固定されてしまうのも男ならしょうがないと思う。むしろそんな格好をしている彼女の方がいやらしいと思う。
「玲奈がそれを言う?」
「これは私の趣味で着ているんじゃなくて直樹に為に着ているの」
「だからエロいの自分じゃなくて僕だと」
「そうよ、嬉しいでしょ」
「うん。もっとやってほしい」
「知ってる…既に元気いっぱいみたいだし」
僕のある一点を見ながらそう言う玲奈。そこは僕の寝巻きを押し上げて強く自己主張をしている。
「もう我慢出来ないよ」
「フフッ、おいで」
我慢の限界に達した僕は両手を伸ばして待つ玲奈の唇にキスをしてからベッドの上に押し倒した。
・・・
体に疲労感を感じながらも目が覚めた僕はベッドから起き上がる。隣にはスヤスヤと可愛らしくて眠る玲奈。
そんな彼女の寝顔を見ながら僕は思う。
「あー、学校行きたくない」
出来るならこのまま玲奈と寝ていたいし、欲を言うならもう一戦やりたい。
そんな事を思いながら僕はシャワーを浴びるために浴室に向かった。




