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Re: 平和を願いし者たちよ、この世界で闘う者たちよ! 第二章  作者: 冠 三湯切
第二章プロローグ The End of the peaceful days (異世界の生活 終幕)
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リメイク第二章 始まりは怒りに満ちた一つの野望

 僕は自分の部屋のクローゼットを開けた。そしてボロボロになった長いコートに袖を通した。


 「なんかその服懐かしいねぇ」


 「だね、僕もそう思うよ・・・さぁ行くよ」


 このコートは昔グレイシアが着ていたもの、自らの手で殺めてしまった父の形見だ。グレイシアがダストと呼ばれていた時代、彼女はいつもこれを着ていた。身長に合わない長すぎるコートと年月で今はもうボロボロのヨレヨレだ。


 けど、僕はあえてそれを着てアダムスビル、アレックスさんのいる所へ向かう。


 




 そして僕はこのビルの王室入り口前まで来た、地上四十九階、そこから上の階がこのアダムスの王室となる。そこへの道は一つのみ。


 僕が今いるのはその王室へと繋がるエレベーター手前、王室関係者以外はここからしか王室に向かう事が出来ないんだ。


 「あら?ミカミさん、グレイシアさんもフォックスちゃんも、揃ってどうされました?てかミカミさん、そのコート何です?すごいボロボロ・・・」


 エレベーターの前にいた受付嬢が僕たちに気が付いて話しかけて来た。


 「あぁ、ちょっと思い出の品に浸りたくてね。それよりも、アレックスさんに会いたいんだけど出来る?」


 「陛下にですか?少々お待ち下さい、あ・・・今日はスケジュールが立て込んでるみたいですね。だから娘の授業を覗きに行くなってあれ程・・・申し訳ありません、明日ならなんとかなると思うのですけど・・・」


 受付嬢は申し訳なさそうに僕に謝った。


 「・・・それはちょっと、出来ない相談かな?」


 「え?」


 僕は受付嬢の首元に流血光刃と呼ばれる剣を突き付けた。受付嬢は今何が起きているのか理解が出来ていない。


 「な、何をしてるだ!?」


 近くにいた守衛さんが僕に向かって叫んだ。


 「見ての通り脅してるんだ。僕は今すぐにアレックスさんの所に行かなきゃ行けないんだ・・・悪いけど、無理矢理にでも通して貰うよ?」


 「ど、どうして・・・あなたが」


 「質問は無し、君は今の状況を少し考えてご覧?何が賢明かをね」


 「ひっ・・・」

 

 僕は更に剣を突きつけた、受付嬢は理解が追いつかなく涙を流している。


 「ミカミ!狂ったか!?」


 守衛さんは理解が早い、流石に訓練を受けてる。咄嗟の判断が早い。とは言っても、既に初動は遅いよ?


 「狂ったのは果たしてなんなんだろうね・・・元からか、今からか、それとも遥か以前からか、そして何を持って狂ったと言えるのか、君たちにそれを証明出来る?」


 「何を言っている!?お前は!!」


 「考える時間はもう与えられないよ・・・」


 僕は守衛を一気に気絶させた。


 「さぁ、通してもらえる?」


 「で、出来ません!!」


 受付嬢もなんだかんだこのアダムスを守る一人か、僕の脅しに屈したりはしない。


 「分かったよ、無理矢理通るから・・・あ、一つ残念な事を教えておくよ?君は緊急用ボタンを押したつもりだろうけど、それはもう壊れてる、誰も来ないよ」


 「っ!!!!」


 震えが大きくなったね。次はどう来る?


 「ぅ、うわぁぁぁっ!!!」


 『パァァァンッ!!!』


 乾いた炸裂音が鳴り響く、銃撃。受付嬢は非常用に拳銃の所持が許可されていたらしい。リボルバーか、一応は進化してるのか。


 けど、僕の目の前で銃弾は止められた、氷の壁が僕の前に現れた。


 「ありがとグレイシア」


 「傷つけさせたり、しないから」


 「グレイシア様まで・・・なんで、なんでこんな事に!!ミカミさん!貴方は一体ここに何をしに来たんですか!?」




 「僕の目的はただ一つ・・・この世界を、()()()()


 僕の言葉を聞いた受付嬢はそのまま気を失って倒れた。


 「さぁ、行こう・・・」


 「礼兄ちゃん、これ鍵だよね?おいら見つけたよ?」


 フォックスは王室の玉座のある、最上階への鍵を見つけて来た。


 「ありがとうねフォックス、良い子だ。あ、フォックスはちょっとこの階を見張っててくれる?それとグレイシア、僕がこれで最上階まで上がったら分電盤がここにあるから、そこのブレーカーを落としてくれるかな?」


 「分かった」

 「あいさね」


 僕は更に上へ登った。最上階、六十階。改修工事を経てリニューアルしたこのビルは、地上六十階建てになった。


 そこの階に近づくに連れて僕の異常に発達してる聴覚が上の様子を聞き取る。


 「おい、今から誰から来るなんて聞いたか?」

 「いや、俺も聞いてない。警戒しろ」


 『キーン・・・最上階、玉座の間です』


 そして僕はこの階に到着した。


 「あ、あれ?ミカミ様でしたか、急にどうしたんです?今日は許可出てないですよね」


 警備員の一人が僕に話しかける。半信半疑か、警棒に手は回ってる。けど僕が来た事には動揺してる。


 「そうですね、そりゃ無理矢理ここまで来たんですから」


 「は?」


 「アレックスさんは玉座にいる?」


 「いるが、今日は通せない・・・済まないが」


 「いや、通させて貰うよ?」


 「っ!!離れろ!!」

 「くっ!!!」


 僕は完全に隙を突いて剣を振ったけど、空振りに終わった。流石に上に来れば護衛たちの練度は高くなるな。


 「なんのつもりだ!!」


 「この世界を支配しに来た」


 『ガシャンッ!!』


 その直後、突然照明が切れた。グレイシア、上手くやってくれたね。


 「なっ!?くそ、暗くて見えん!!」


 「ここには窓が無い、非常灯の灯りをもう少し明るくしておいた方が良いよ?」


 「っ!!ミカミッ!何処だっ!!早く警報を!!こいつを陛下に近づけるなっ!!」


 対応は確かに早いな、まるでこの訓練は常にされてたみたいだ。


 玉座の間へ繋がる通路に薄暗い赤いランプが照らされた。その時既に僕は取り囲まれていた。


 「大人しくしろ、ミカミ・・・」


 「暗闇でもここまでの連携、流石だね」


 「馬鹿な真似はよせ、ミカミ・・・!」


 警備員は僕を諭すように語りかける。


 「僕はもう、止められない・・・」


 「本気なのか?」


 「本気じゃなかったら、こんな真似はしないよ」


 「・・・取り押さえろ!!」


 一斉に動き出した、遅いな・・・何もかも。


 「少し薄暗いから、明るくしてあげよっか!!」


 『ズバババッッ!!!』


 「ぐあっ!!」

 「ぎゃっ!!こ、これは!!」


 僕は剣を輝かせ一気に周囲の攻撃を無効化した。全員の武器をこの剣で切り裂いた。この剣の力の一つ、第八の魔法。それを纏ったこの剣に切れない物は無い。


 そして、死なない程度に足や腕を切りつけ地面に這いつくばらせた。


 「っ!!何故、殺さないっ!!」


 「君たちは強いし、使えるからね・・・けど、こんな目にも遭って尚、僕に歯向かうのなら、次は容赦なく君を殺してあげる」


 僕は奥へと進んだ。




 「水鉄砲・・・」


 「んっ・・・」


 背後から胸に穴が開けられた、これは水の魔法で僕の胸を貫いたのか。そして、僕の背後を取るか・・・


 「緊急事態だと思って来てみれば、ミカミ様。何を、何をしているんですか!?」

 

 犬猫狸トリオ、ワンコが僕に噛み付くように叫んだ。


 「見ればわかるでしょ?それよりもワンちゃん、君は僕に忠誠を誓うって言ったよね?今の僕についてくる気はある?」


 「そ、それは」


 「ニャンちゃんは、完全に僕を敵と見ているよね。今の攻撃は良かった、感情も、殺気も一切見せずに敵を殺そうとする、流石だよ」


 「あくまでも我は警察だからね〜・・・ここの街を守るのが務めだよ?ワンちゃん、しっかりしてよ。今のミカミは、この国の敵だ」


 「っ!!」


 「君たちと戦うのは十八年ぶりか、あの時も僕はあのボーダー地区で敵って言われてたね・・・確かに今の僕はアダムスの敵かもしれない。けど、それはもうすぐ終わる。もうすぐ僕はこのアダムスの秩序になるのだから。君たちは僕に忠誠を誓う事になるよ」


 「それはどうかな?我の務めはお前にそうさせない事だ、この先どうなるかは知らないが、我は今果たすべき事をする」


 ポンサンはじっと僕に殺気を向ける。


 「・・・我も、このアダムス連合王国軍として、ミカミ様、貴方を止める!!」


 三人全員構えた。


 「良い顔だね、みんな・・・さて、今度は一体誰が勝つのかな」


 ・


 ・


 ・


 勝敗はもう決まっていた、あの時ですら僕に勝てなかった君たちが、今の僕に手も足も出ない事はよく分かってるよね?


 「ミカミ・・・様、あなたは、一体!」


 ワンちゃん、まだ意識はあるか。


 「さぁ、その質問の答えは僕にも分からないよ。ただ、僕は僕であり、僕は僕の欲望の為に進み続けるだけ」


 この場所にはもう襲ってくる奴はいない、僕は堂々と通路の真ん中を歩き、アレックスさんのいる玉座へと向かった。




 『ガコン・・・』




 そして僕は閉ざされていた玉座への門の鍵を壊し、門を開けた。


 そうか、今日は確か重鎮たちと会食があるって言ってたっけ、玉座の間にはこの国の重鎮たちが集まっていた。ここには非常口はあるけど、僕が早すぎたかな?避難の準備中だったみたいだ。


 「み、ミカミ君?」


 「や、アレックスさんどうも」


 「・・・そ、そうか!賊は君がやっつけてくれたのか!!」


 アレックスさんは今こう言ったけど、気が付いてるねこれ。この現実を受け止め切れていない・・・


 「どうやらそれは貴方の願望らしい・・・この襲撃の首謀者は、ミカミ レイ君。君だろ?」


 そんなアレックスさんに、現実を教えてくれた人が一人。そうか、今は彼が護衛隊隊長か。


 「ディエゴ アンダーソンさん・・・」


 ディエゴ アンダーソン、アダムス防衛庁長官エファナ アンダーソンの養子で、その実力はアダムス最強の剣士と称されている。


 「オレがここにいるのは不思議では無いだろ?さて、どうする?ここを突破したければオレを倒してからだ。だが、君にオレが倒せるか?」


 ディエゴさんは自信たっぷりに背中に背負っていた大型の刀身が波打った特徴的な剣、フランベルジュを構えた。


 この自信の理由はかつて僕とディエゴさんは、合同軍事演習の一環で対魔法族剣術における訓練をした。そこで僕は彼と戦い、負けた。この人の剣は本当に強かった・・・


 「過去の栄光に頼ったところで意味はないよ」


 「それもそうか、では力比べと行こうか・・・ミカミ レイ君!!」


 「あはは・・・行くよ!!」


 流石にこの人は強い。犬猫狸たちがなんだかんだ僕に全力を出せなかったのを差し引いても、ディエゴさんの実力はさっきのあの三人の何十倍もある。






 「ふぅんっ!!」

 「せいやぁっ!!」


 「やれやれだな、こんなにも時間を稼いでいるというのにあの重鎮たちはまだ逃げられないらしい」


 「逃げないように細工しましたから、非常口が開かないんじゃないですか?」


 「・・・・・成る程、既に手は打たれていたか」


 


 『キーン・・・』


 背後で再びエレベーターのチャイムが鳴った。


 「やる事、やったから・・・」


 電気は別電源に切り替わって復旧したらしい、それで登って来たんだろう。


 「っ!!グレイシアちょっと!!これ説明しなさいよ!!」


 そのグレイシアへ呼びかける声が聞こえた。アレックスさんの娘、エルメス アダムス。グレイシアの昔からの親友だ、彼女もこの会場に居たのか。


 「私は・・・私のやるべき事をするだけだから」


 「意味が分からないわよっ!?」


 「エルメスさん、グレイシアを責めて上げないで?彼女は、僕のお願いを聞いてくれてるだけだからね。だから今は・・・ちょっと黙っててくれると嬉しいな」


 「っ!!?なっ!!」


 エルメスは突然地面に倒れた、そして身動きが取れなくなる。


 「さぁ、ディエゴさん。続きを始めようか!!」


 「良いだろう!!」


 僕とディエゴさんが再び剣を交えようとした時。




 「もう、もうやめてくれぇぇっ!!!」


 アレックスさんが大声を叫んだ、僕たちは思わず手を止めてしまった、


 「国王陛下、今の言葉の意味はもう少し考えて言うべきだ。ここでオレが戦いを止める意味を」


 「分かっているさ、けどこれ以上は本当に誰かが死んでしまう!!ミカミ君!!お願いだ!話し合いをさせてくれ!!この通りだ!!」


 アレックスさんは僕に頭を下げて懇願した。


 「話し合いね・・・それで済むのなら僕はこんな真似はしてないけど、やってみる価値はあるか」


 「ミカミ君、君の  目的は何なんだ?」


 「言いませんでしたっけ?ここを乗っ取りに来た。この世界を支配しに来たって」


 「それがわからないんだ!!君が何故それをしようとする理由が!!」


 「理由なんて幾つもありますよ。ま、強いて言うなら僕がこの世界への支配欲が生まれたからとだけ言っておこうかな?」


 「支配欲・・・ゼロと、同じことを・・・どうして、何が駄目なんだ。何でこうなる」


 アレックスさんは項垂れて涙を流した。


 「あなたが自分を責めても答えは出ませんよ?今必要なのはあなたがこの僕にこのアダムス連合の王位を明け渡すのか?『はい』か『いいえ』その二択。あなたの答え次第で僕の対応は変わる。


 先にいいえと言った場合を教えてあげるよ、ここで僕は君たちを、まだ殺してないあの人たちも全員殺して、この国家の乗っ取りを宣言する。


 はいを答えれば、僕は君たちをここから逃してあげる。代わりに貴方がその自らの口で国家権力を僕に渡すと国民へ宣言する」


 「っ・・・・・」


 「言えませんか?ならまずここで死ぬのは彼女になる、どう殺そうかな・・・()()()()でも持ってきて、首を刎ね飛ばすのは、どうかな?」


 「っ!!?やめろ!!分かった!分かったから・・・エルメスに手を出さないでくれ。君にこの国の権力の全てを与える・・・」


 「うん!良い返事ありがとう!」


 僕はアレックスさんにありったけの笑顔を送った。無駄に血を流さなくて済んで良かったよ、血って掃除するの大変なんだよね。


 「でも、何か変な真似をしたら・・・僕はもう、絶対にあなたを許さない。まずはここの警備を完全解除するんだ」


 「分かった、アダムスビルの全隊は速やか武装を解除、当該施設から退去せよ」


 「ふっ、どうやらオレが従うべきはたった今から変わってしまったようだ」


 ディエゴさんはフランベルジュを背中に背負って後ろに下がった。


 「それで良いよ。じゃ、これからはこの国の運営は僕がやるから、あなたは僕のサポートをお願いね?でも、今日はもう帰ってもらっていいよ?出口はあそこにある、下に到着したらフォックスが皆さんを安全に外で誘導するよ」


 僕はエルメスさんの拘束も解いてここにいるみんなを外へ誘導した、その時だ・・・


 「くっ、ううおおおおおおおおっっ!!」

 

 「っ!よせ!エルメスッッ!!」


 エルメスさんはその瞬間に僕に向かって落ちていた槍を拾い、襲ってきた。


 『グサッッッ』


 槍は見事僕の心臓を貫いた。


 「うん!とっても良い攻撃だよ」


 僕はブレずに攻撃を繰り出したエルメスへ敬意を払って笑顔で答えた。


 「な、なんで・・・これでも死なない・・・バケモノめっ!!」


 「そうかもね、けどエルメスさん。もう止めて貰えるかな?もし君がこれ以上僕と戦いたいのならそれはそれで構わないけど、今はもう僕はこの世界の支配者、国王だ。ソレに向かって刃を向けるのなら僕は君を国家反逆として始末しなきゃいけなくなる」


 「っ!!あんたに、あんたなんかにこの国を渡すくらいなら!!私はこの命っ!?」


 「それ以上自分の命を粗末にしてみろ・・・エルメス」


 僕はエルメスさんを全力で睨んだ。命を蔑ろにするのは良くない、僕が支配した先にそんな馬鹿な奴は要らない。


 エルメスは力を緩めた、僕は槍を引き抜いた。


 「さ、今日は帰ってゆっくり寝て、明日からは僕が支配するこの世界の為に働いてくれ」


 「エルメス・・・今は言う通りにしてくれ」


 「・・・っ!!くそっ!!分かったわよ!!ミカミ、覚えてなさいよ!?あなたが何をしたところで!この世界はあなたを絶対に認めたりしないわ!!いつか必ず今日の報いを受ける事になるっ!それまで!せいぜいそのやっすい椅子にふんぞり返りなさい!!」


 エルメスさんはそう捨て台詞を吐いて出ていった。


 そしてこの玉座には僕とグレイシアだけになる。しばらくしてフォックスがこの階へ上がってきた。


 「じゅーちんの案内終わったよーって、わーっ!!部屋めちゃくちゃー!?」


 さっきディエゴさんと戦ったせいか。


 「これは明日片付けようか、今日からフォックスもここで暮らすからね、好きな部屋使って良いよ」


 「んお!やたーっ!!」


 フォックスは喜んではしゃいでいる。


 「グレイシアも好きな部屋・・・」


 「一緒に寝て・・・」


 グレイシアはその一言を僕に言い放つ。


 「夫婦ならそうか、でも、添い寝だけしかしないからね?」

 

 「それで良いから」


 グレイシアとフォックスは下の階へ向かった、そして僕は玉座に向かい腰掛ける。


 




 「さぁ、まずはこの世界の征服は終わったよ。じゃ、次は、ゲーム スタートだ・・・」














  


 この物語は、俺が支配者を倒す物語。


 そして、支配を知る物語。

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