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短編

同窓会

作者: kayako


あいつらはいつも私の先をいく




私が一人でお人形遊びをしていた時

あいつらはみんなで自転車を乗り回していた


私がやっと自転車に乗れるようになった時

あいつらはみんなで電車旅行していた


私がやっと友達を一人見つけた時

あいつらは何人目かの彼氏を見つけていた


私がやっと服を一人で買えるようになった時

あいつらは一人暮らしの部屋のカーテンで悩んでた


私がやっとバイトぐらいは出来るようになった時

あいつらは役職持ちか子持ちになってた


私がやっと初めての彼氏と国内旅行した時

あいつらは毎週のように海外を飛び回っていた


私がやっと結婚した時

あいつらは家を買っていた




私は私でいいんだとやっと気づいた今

あいつらは終活をしている


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― 新着の感想 ―
[良い点] 人は人、自分は自分なのです。 ただ、羨ましいという気持ちもあったのでしょう。 そういうときは、別の幸せを見つける方が精神的にも良いと思います。 主人公のはこの裏でどんな気持ちを溜め込んでい…
[良い点] kayakoさんの作風で、『同窓会』というタイトルなら渋い作品だろうなと思いましたが、やはり渋い作品で納得しました! 下手に長々と書いてしまうと、恨みがましくなってしまい、主人公はやっぱ…
[一言] うん 生き急がなっくてもいいよね!
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