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4,修行③
剣豪村につくと、きれいな女性の方と、かわいい男の子が待っていました。
「お待ちしておりました」
女性の方がいいます。
「私は、この村のライラ・エドワーズという者です
こちらは私の甥のレイ・パウリーです
ほら、レイ、挨拶して」
「レイ・パウリーです!
よろしくお願いします!」
いい挨拶。
かわいいです。
2人に連れられて村を歩きます。
人口は100人ほどですが、村全体がほのぼのろした雰囲気です。
老後はこんなところで生活をするのもいいかもですね。
まあ、こんな空気も、剣豪が魔物や魔人から村を守っているからでしょう。
これは期待できそうですね。
案内されたのは、村の一番奥にある、オンボロ小屋。
ライラさんが、戸を開けてみてと身振りをします。
ガタガタガタ!
たてつけが悪いです。
「……?」
そこには誰もいませんでした。