01 あれから10年
あれから10年僕と1匹はギルドに居た。
「誰から行く?」
「僕から。」
「じゃあどうぞ。」
「すいません。ギルドラー登録しに来ました。」
「はーい。」
中から受付員が来る。そして硬い紙を渡された。
「それに名前を書いて下さい。」
「はい。」
名前を書いたすると紙から文字が浮かび上がった。
モケン
HP100
ATK100
DEF100
MP100
スキル 神の観察眼 透視 隠密 影無 虫取り神
称号 魔物研究員 弱者 弱小 弱肉側 スライム以下 天性の観察 ギルドラー ランクF 人間
弱くね!? 弱肉側とかバカにしてるよね!
「次は、私ね。」
スパムが、紙を受け取り名前を書いた。
スパム
HP923
ATK10000
DEF10000
MP900
スキル スパイダークロウ 蜘蛛糸 毒の牙 筋肉強化 蜘蛛の目 神のゴリ押し
称号 天性の脳筋 強者 強大 強食側 女郎蜘蛛 一級罠師 疾風怒涛 ギルドラー ランクF 妖怪族 アラクネ種
脳筋にもほどがあるATKとDEF高すぎだろ。なんか僕と対照的なような気がする。
「使い魔召喚もしますか?」
「えっ!いいんですか!」
使い魔を持てるのはランクAからじゃないのか?
「今年から、どのランクでも使い魔を持てるようになったんですよ。何でもこれ以上死人を増やさないためだとか。」
「じゃあ、やります。スパムはどうする?」
「勿論やるわよ。」
「じゃあ私について来て下さい。」
受付員に案内してもらい使い魔召喚する場所に着いた。
「じゃあ始めましょう。誰から行きますか?」
「私から行くわ。」
スパムはとても広い部屋の真ん中にある台に上がった。すると台から黄金色の光が溢れてきた。
「こう叫んで下さい。使い魔召喚と。」
スパムは言われた通り叫んだ。
「使い魔召喚。」
っ! なんだこれは目の前に筋肉質のゴリラが来たぞ。あっ そうだスキルで見てみよう
マッスルゴリラ
HP1000
ATK5000
DEF5000
MP500
スキル ゴリ押し 胸太皷 咆哮 全力パンチ
称号 脳筋 ゴリラ 筋肉 使い魔 ランクA
「こいつも脳筋じゃねーか!」
思わず口に出して突っ込んでしまったが聞こえてなかった。よかったー
「お前がおらのご主人筋肉?」
「そうよ。」
「よろし筋肉。」
筋肉愛好家かこいつは。
「次は、モケンさんですよ。」
「あっ はい。」
台に乗り黄金色の光が溢れてくる。そしてこう叫ぶ。
「使い魔召喚!」
目の前には亀の甲羅があった。
スキル使おう全てがわかる気がする。
グランドタートルドラゴン
HP10000
ATK10000
DEF10000
MP10000
スキル ドラゴンブレス エレメントブレス ゴットブレス 神壁 ゴットクロウ 咆哮
称号 ドラゴン 神に近き者 神の守護 天性の守護 使い魔 ランクSSS
ナンダコレーカミニチカキモノトカフザケテル
死にたい。