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香港記1974#75  作者: 東武瑛
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香港生活の終焉

香港の冬は短く、冬と言っても日本の春の気候に近い。2月には春が訪れる。

夏の訪れは早く4月には蒸し暑くなってくる。

5年生になると本格的に勉強を始めた。

帰国したら、私立中学を受験するためだ。

いつ帰国してもいい様に勉強させられた。

しかし、五年生になってもリトルリーグは続けていた。勉強より野球に熱が入っていた。

五年生の夏が過ぎる頃、帰国する事が決まった。

当時は嬉しかった。香港では不便な生活を強いられていたからだ。

 11月に帰国の途に着いた。

帰国の途中、マカオと台湾、そして海洋博が開催されていた沖縄に立ち寄り、それぞれ一泊し羽田空港に降り立った。

 一年数ヶ月ぶりの日本の空気は冷たく濃厚な感じがした。

 こうして、香港の生活は終わった。

幼い時、海外生活を体験させてくれた両親には今でも感謝している。

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