謎の美少女との出会い
初めての投稿なのでわかりにくかったりするかも知れませんが温かい目で見ていただけると幸いです。
物語と並行して進めてくつもりなので1ヶ月に3回投稿できるようにしたいと思います。
放課後は嫌いだなぜなら
「ねぇねぇ、優くん今日どこ行く~?」
「うーん、そうだな、カラオケでも行く?」
「うん、行く!」
「おーい美香ー、待った?」
「ううん、全然!早くどっか行こ!」
こんなふうにリア充共があふれかえるからだ。
「くっそ...リア充共爆発すればいいのに。ていうか爆発とか言わずにいっそこの世から消えろよ。」
俺の名前は室田祐介。顔普通、勉強も普通、運動だって普通、家族は俺と妹と両親の4人家族で親の職業は一般企業の会社員といったいたって平凡で何の取得もない高2男子だ。唯一得意な事といったらあの憎きリア充共を爆発させる方法を考える事だ。
別に中学の頃はリア充を妬んだりなんかしてなかったし、俺も3年間で彼女が3人できたりと充実はしていて中学の頃はモテる方だったと思う。だけど文武両道を絵に書いたような私立校、鳴海快晴高校に通い始めてみたらどうだ、まわりには美男美女しかいないのだ。しかも新学期早々リア充大量発生。俺は中学の時のこともあり自分に自信を持っていたので俺もリア充の仲間入りしてやろうと当時気になっていたクラスのかわいい女子に告白してみたら
「は?あんたみたいな平凡を絵に書いたようなやつと私が付き合う?笑わせないでよ」
なんて言われた。それがきっかけとなり俺は自分に自信を失い、今ではこんなひねくれた性格になっている。
「はぁ...早く家に帰ってリア充を爆発させる方法でも考えて楽しむか」
そして家の前につくとそこにあったはずの家が消えていた。
「うん、これは夢だ。朝あったはずの家が1日で無くなるわけないよな~。あははは。」
自分の家の場所を間違えるわけもないし、これは何かの間違いだと思っていたとき
「あなたはここにあった家の住人室田祐介さんですか?」
見知らぬ美少女が話しかけてきた
「そうだけど、お前誰だよ」
「これは失礼しました、私は世のリア充共の爆発を目標とする花恋と言います。漢字は花瓶の花に恋愛の恋と書いて花恋です。そして、この名前は花瓶のように割れる恋を見て楽しむ子になって欲しいという意味で付けられました。」
「名前の意味最低だな!そんで花恋...だっけ?俺の家はどこいった」
「えーと、消しました」
消しましたとかサラッと言いやがった
「はぁ!?消しましたとかふざけんなよ!俺の秘蔵の夜の楽しみ...じゃなかったたくさんのお宝が部屋にあったんだぞ!」
「別に家を消したとは言ってもしっかり別の場所に移動してあります。あなたの夜の楽しみもしっかり保管してあるのでご安心ください。意外とSMものが好きなんですね(笑)」
「うるさい!俺の性癖はどうだっていいだろ!そして笑うな!んで、家が別の場所にあるなら俺もそこに連れてってくれよ」
「その願いは私の目標である世のリア充共を爆発させることに協力していただけるのなら考えますが。」
「協力しなかったらどうなるんだ?」
「家は戻ってきませんし、それにあなたの隣にあるカウンターはみえるでしょ?」
「あぁ、数字で20とタイムリット6ヵ月って書いてあるな」
「そのカウンターに書いてある20という数字はあなたに爆発させてもらうリア充の数で、タイムリミットはあなたが死ぬまでのタイムリミットです。」
え、いま死ぬって言ったかこいつ?
「冗談かなにかだよな...?」
「冗談なんかじゃありませんよ、ですが安心してください6ヵ月以内に20組のリア充を爆発させることができれば死なずにすみます」
「死にたく無ければ協力しろってことか?」
「死んでも構わないと思っているなら別ですが」
「くっそ、わかったよ、協力する。だから家に帰してくれよ」
「わかりました、では少々お待ちください、ここに家を持ってきますので」
「え?持ってくる?」
ドンッ!!
「ほんとに家が戻ってきた...お前いったい何者なんだ?」
「だからさっき言った通り世のリア充共の爆発を目標にしている...」
「それはさっき聞いたよ!もういい、詳しい事は聞かない。けど20組のリア充爆発とかできるのか?」
「それはあなたの頑張り次第ですね」
「確かにそれもそうだな、花恋これからよろしくな、色々サポート頼むよ」
「はい、こちらこそよろしくお願いします。サポートはしませんが」
「してくれないのかよ!」
「冗談です、私もできる限りの事はするつもりですよ。では私も準備があるのでこれで失礼します。また明日お会いしましょう」
「おう、じゃあな」
こうして俺は見た目は美少女中身は残念な花恋という女性と出会い6ヶ月以内にリア充を20組爆発させることができなかったら死ぬという呪いとでもいうべき課題を背負った、なぜ花恋がリア充共の爆発を目標にしているのかは謎だけどきっとそのうちわかるはずだ。
その夜
「お、俺の宝物達が消えてるー!!!!」
続く