生きる
『生きている』と言うことは義務ではない
しかしながら、『生きる』ならば責任が生じる
その責任を取ることは人間として当然の行為だ
これを、理解していない人間が現代社会には大勢いる
『生きる』と『生きている』は、似て非なるものだ
『生きている』ならば自殺でも何でもしても一向に構わない
義務がないのだから
『生きる』ならば 足掻け 苦しめ 這い蹲れ 嘆け 苦悩しろ
そして『死ね』
それこそが、『生きる』者の持つ責任だ
義務だ
『生きる』のだから
その果てに、何があるのか
『生きながら』『死んでいる』人間に聞くしかないだろう
無論、不可能だが
故に、苦しむと言うことは『生きる』事の証明だ
さあ、皆、苦しもう
存分に堪能しようじゃないか
『生きる』ということを
目を通していただき、有難うございました
何か感想をお持ちになられましたら、残していただけると幸いです
また、連載小説も作成しておりますので、もし宜しければ、そちらもお目通しをして頂けるとありがたいです(露骨な宣伝乙)