進化 巣立つ心
生存と絶滅
生き物は
進化を繰り返す
人は果たして
進化しているのだろうか?
生き物は生まれ
そして変わり
世に生きた証を刻む
人もそう
生き物は変わりゆく
生きてゆき去りゆき
生まれゆき変わりゆく
人は?
変わるのだろうか
変われるのだろうか
去るよりも先に……
進化
進み変わること
人の体は変わらない
少なくとも数万年の昔から変わっていない
シーウルフ、魚を捕る海の狼や
パンダ、笹など食べる熊のように
人の身体もその造りは変わらない
隕石を落とそうとした人の物語を思い出す
人類全てに今すぐに英知を授けられたら
けれどもそんなことは起こらないだろう
一歩づつ一歩づつ
積み上げるしかないのだ
それが途中で崩れてしまっても
また初めからやり直すしかないのだ
一歩づつ一歩づつ
こころのしんかという
先駆者としての道のりを
一歩づつ一歩づつ
ひとのみちが
つづいてゆくことを
かすかにいのりつつ
―猫又のつぶやき―
やあタマだよ♪
みんな暑い中元気かな?
みなはらみたいにダウンして怠けてないと良いけど(笑)
パンダは、みんな大好き笹とか竹を食べて氷河期を生き抜いたクマで、
シーウルフ、海の狼は同じく氷河期を生き抜くために雪と氷に追われて行き着いた海岸線で、海を泳いでアザラシとか魚を食べていたオオカミなんだよね。
何が凄いかって、彼らは人と同じで遺伝的には普通のクマやオオカミと全然変わらずに、無理やりに食習慣や生活を変えたんだ。
上高地での冬のニホンザルが、食料不足を補うために川で魚を捕って食べるようになったのと似てるね。
パンダもシーウルフも、氷河期が終わり、長い間氷期となった現代でも、細々と生きてるよ。
まあね、これから温暖化が進んでシロクマのように滅んでしまうようになるのかはわからないけど。
でもまあ、シロクマは親戚の陸の熊と交雑して、流氷でアザラシを捕ってゆかなくても生きられる道を模索してるようだけどね。
シロクマは滅んでも、シロクマの命の欠片は生き抜けるようにだよね♪
人も温暖化のなかで、そうして取れる手段を選びながら生きてゆけるといいけど(笑)
みなはらが稲荷ちゃん目線で書いたことにしたこの文章を見て、
あたしはマット・リドレーの本の、
『繁栄』や、『進化は万能である』というものを以前に読んだときのことを少しだけ思い出したよ♪
人は身体を変えずに心を変えて、進化を繰り返した生き物だってね。
他人と繋がること、心を繋げ合い協調して、今の世を作り上げた。
直接ではなくても、間接的に繋がることの出来る手段を幾つも思いつき試しながらね♪
他の多くの生き物のように、世界に併せて自らを変えることなく、世界を蹂躙するように少しずつ変えてゆきながら……。
それが良いことか、悪いことかはともかくとして、
成功か失敗かの結果は、ともかくとしてね。
巧く巣立つといいね
環境変化に極端に脆弱な、電気を土台とした現代科学技術を用いた人の精神的な進化が、
途絶えずにずっとずっと続いてゆくことを祈ってるよ♪
おそらく人には、絶えないために祈り以上に必要となる事柄がたくさんあるだろうからね。
―蛇足のつぶやき―
転げ落ちるような感覚を受ける世の様子を見ながら、人が先へと進むことを祈りつつおります。
特に何も出来ず、自らも儘ならぬ日常ですけれど(^_^;)
お目汚し、失礼いたしましたm(_ _)m
-追記です-
なんとなくですが、写真を足してみました。
どちらも朝の光で、別の日に撮ったものです。