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隣のナニカ(ホラー短編集)

隙間

作者: 星雷はやと


「……あ……」


学校の宿題をしていると、ころころと音を立て消しゴムが床を転がった。音が聞こえた後に、視線で消しゴムを追うと本棚と箪笥の隙間へと入っていった。


「またやっちゃった……よいしょ……」


僕は勉強机の椅子から立ち上がると、キャラメルの箱から一粒手に出す。そして本棚と箪笥の間の細く、暗い隙間にキャラメルを置いた。


ころん。


「いつもありがとう」


キャラメルは消え、代わりに隙間から消しゴムが転がって出て来た。





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