80.Cランクは洞察力も必要です。
「タクミ君!君、ミスリルを発見してくれたそうじゃないか?!」
毎朝恒例のグリの水浴びタイム。
相変わらずヘンリーさんは欠かさずに
グリを洗ってくれている、毎日だ。
グリ愛が半端ないこのイケメン公爵。
今日も相変わらずキラキラしてる。
「そうなんですよ。依頼受けたら偶然見つけて。」
「ミスリルはそれは貴重な鉱石なんだ。
しかも調べではあの山一帯がどうやらミスリルの
鉱山のようで、とんでもない大発見なんだよ。」
ゴシゴシゴシ
「え?あの山一帯があの鉱石なんですか?」
「あぁ、とんでもない量だよ!ありがとう!
しかもあの鉱石をあのままいったらオーガに独占されてまずい事になっていたはずだ。
本当にありがとう、多くの領民の命も救ってもらったも同然さ。」
ゴシゴシゴシゴシ
「そ、そんな大袈裟な。」
「大袈裟なんかじゃないよ!
ブルーオーガメイジがあんな物を持ったら
他のオーガも集まってきて巣ができていたはずさ。
本当に危なかったんだよ。
それを未然に防げたんだ。大袈裟でもなんでもないさ。」
ジャバーッ
「そうなんですね。かなり厄介な魔物なんですね。
とにかく被害者がいなくてよかったですよ。
俺もそんな場面に遭遇したらどう対処していいんだかわかりませんから。」
「ああ、そうだね。調べたところによると人骨はでてないそうだから安心してよ!」
ゴシゴシゴシゴシ
「そうなんですね!実は気になってたんですよぉ〜
よかったぁーーーーー!」
「おっそこ、気持ちが良いな。」
「ここかい?グリ殿、グリ殿も見つけてくれてありがとうね!
やっぱりグリフィンは宝探しの天才だね!」
ゴシゴシゴシゴシ
「こ、これはたまたまだ。ヌフフフフそこはくすぐったいぞ」
「そんな謙遜しないでくれよ〜」
ゴシゴシゴシ
「お、おいヘンリーくすぐったいっとヌフフフフ言っておるヌハハハハ」
「あっ、ごめ〜ん。」
ジャバーッ
「よぉーしポヨちゃんあとはお願いねぇ〜。」
「それにしても見事な手さばきですね。
これでいつ、どんな従魔が現れても大丈夫ですね」
「契約してくれる子、どっかにいないかなぁ〜。
でも、ずっとかまってそうだから仕事にならなくて
アーロンに叱られそうだから我慢するさっ!ハッハッハッハ」
「たしかに!言えてますね。」
俺たちはグリを洗ってグリは体を乾かしたあと食堂に向かう。
すると珍しくジャックさんやジョージ君ノアさんにアーロンさんが揃っていた。
「これは皆さんおはようございます。」
「おはようタクミ!お前、すげえな!
ミスリルまで発見しちまうとは、よくやったな!」
「本当だぜ!お前のおかげでこの領地は当分生活が潤うんだ!
ありがとよ!」
「本当っす!すごいっす!」
「え?皆さん、なんでそれを?」
「それはタクミ殿、我々はこれから鉱山に向かいますから。
それに、先遣隊はもう現地に到着して中を調べているところです。」
「え?馬で1日半かかると聞きましたがそんなに早く着いたんですか?」
「城の近くを流れる川からリースへ向かったんですよ。
リースにも繋がっていますから馬より早いんですよ。
しかも特別な船で行ってますからフフフフフフ」
「なるほどそういう事ですか。」
「これから俺たちも行くんだ。」
「一応、見に行っとかないとね。」
「そうなんですね。」
「先遣隊の情報からかなり大きな鉱山という事ですから人出がどのくらいいるかの予算も出さなければなりませんし視察に行くのです。」
「へぇーなんかすみません。さらに忙しくしてしまって。」
「何をおっしゃいます?!
いいですかタクミ殿、ミスリル鉱山とはこのグランド王国でも他にコーンウォール公領でしか見つかっていないのです。
それもコーンウォール公爵は不在のため今は
グランド王国所有の土地となっております。
まぁコーンウォール公というのも王の嫡男に与えられる称号ですので王家所有という点についてはあまり変わりないのですが、
それほど貴重なのです。
ましてや、他の国でも片手で足りる数しか見つかっていないそれはそれは貴重な鉱山なのです!
しかも、加工もしやすく頑丈で剣にすれば恐ろしいほど見事な
斬れ味を持つ需要の非常に高い鉱石なのにその希少性ゆえにとても高価な鉱石なのですよ!それを発見したんです!」
「え、ええ。でも、採掘とかかなりの費用が・・・」
「ええ、それはもちろんかかりますが、そんな物、産出された鉱石を剣一本分卸せば100人分の日当が払えますからなんの問題もないですし、その分雇用できますから大変な仕事ですが、貧しい民が潤うのです!これはもう!表彰ものですよ!それに・・・」
「アーロン、その辺にしといてやれや。
タクミがお前の情熱に目を回してるぞ。」
「アーロン、お主、相当興奮しておるな。
見つけたのは我だ。マタタムブ酒の一本もよこせ。」
「グリ殿!すぐに手配いたします!」
「おっ!言ってみるもんだなムフフフフフ」
「おいおいグリ、何おねだりしてんだ!
あれ、高いんだぞ!」
「何をおっしゃいますか!すぐ手配しますからねぇ〜」
「あ〜あ。行っちゃったっす。アーロンさん、
昨日から浮かれっぱなしで。」
「すまねえな。でもアーロンが喜ぶのは領地が
潤えば子供を売る親や奴隷になる人間も減るから
なんだ。昔、あいつ、スラムを見て驚愕してな。」
「そうそう、何とかできるようにするために
私は商人になるんだ!とか言って商人コースも
学び直したんだよな。あいつ。」
「へぇーそんな事があったんですか?」
「ああ、そん時は酷い干ばつで作物がダメだった時でな。」
「あいつ、真面目で堅物のように見えるけど
案外、情熱家なんだぜ。」
「アーロンさん、初めはクールな印象でしたけど
グリとのやりとりだったり俺にすごく良くしてくださったりしてすごく心の温かい人だなと感じてましたけど、そこまでとは思いませんでした。」
「ああ、本人曰く、商人は心を読まれてはいけない!とか言って冷静ぶってるだけなんだぜ。」
「そうそう。頑張るよな〜。」
「んじゃ俺らは準備があるからまたな!タクミ」
「タクミさん、そういえば」
ジョージ君が振り返ってヒソヒソ話をしてきた。
珍しい。どうしたんだろう?
俺も小声で返す。
「どうしたの?」
「はいっす。実は、その、俺、姉ちゃんがいるんすけど、タクミさんの化粧品の事を聞きつけたみたいで何とかして手に入らないかってうるさいんすよ。いつから招待客以外も販売になりますかね?」
「あれ?お姉さん、貴族だよね?」
「あっはいっす。ただ隣の領地に嫁に行って
貴族なんすけどここの領地にはいないんすよ。
なんでもシミが消える美容液があるって聞いたみたいで。」
「ああ、そうか。それでか。
今日を含めてあと6日は販売しないからなぁ。
でも店舗に来てもらわないと売れないんだよな。
でも美容液だけならシミの部分とか気になる所につけるだけだから、贈り物にもできるか。
うーーーーん。」
「いや、大丈夫っす。
姉ちゃん、それに合わせて里帰りするって言ってましたから。
姉ちゃんとこの旦那、すっごい優しくて
よく、一緒に遊びに来るんすよ。」
「そっか。じゃあ是非7日後以降でもしよければ予約取りますからお越しになる際はお知らせくださいって伝えてくれる?」
「はいっす!あざーっす!んじゃ、俺、行きます!」
「ああ、気をつけて!」
1日で噂が広まるって凄いな。ご婦人のネットワークは。
「好調のようだね。君の商品。」
「ええ、メアリーさんとマーガレットさんのおかげですよ。」
「たぶん、君がベスにあげた化粧品、
なくなる頃になったら凄い勢いで欲しがるんだろうなぁ。」
「はっ!女王様!どうしよう、あんな高貴な方がいらしたら店がパニックになりますね。参ったなぁ〜。」
「いーんじゃない?女王までわざわざ足を運ぶ
商会って事で宣伝になるよきっとあははは」
「いや〜流石にまずくないですか?」
「ベスの事だからまた、とんでもない事言い出しそうだな。」
「例えば?」
「"妾のために王都に店を出すがよい!"とか言いそう。」
「えええええ?!
いや、女王様にはこの城で購入してもらいますよ。
流石にそれはまだ厳しいですからね。」
「まあ、近い将来そうなるから売り上げ貯めておきなよ。
王都の店舗家賃は高いからねぇ。あはははははは
そうじゃないと妾が建てる!とか言うよ。あの子なら」
「はいぃ。貯めておきます。」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
どれにするかなぁー。
今日こそ簡単な依頼でのんびり薬草探しとかでもいいなぁ。
これなんてどうだ?いや、でも薬草つみってランク低めだから仕事を取ったらダメか。うーん。どうしようかな。
あっ、これなんてどうだ?
畑を荒らすワイルドボア退治。
「グリ、ワイルドボアってどんな魔物だ?」
「うむ、臭みがあるがまあ、うまいぞ。」
「食える魔物なのか?」
「ああ、そうだな。あと牙もあるなぁ。」
「へぇーー。Dランクの仕事かぁ。大丈夫だろ?
なになに、ワイルドボアと言われているがレッドボアの可能性あり。よってDランク注意されたし。
レッドって事はちょっと普通より強いよぉ〜って事だよな。
強い方がうまいし、まあいっか。」
「うむ、レッドボアなら問題なかろう。
あいつらは突進力は強く速いがそれだけだ。」
「んじゃ、これにしようか。
場所は地図で言うとここだけど、どのくらいかかりそうだ?」
「うむ、飛べばあっという間だな。
獅子でのんびりグラニと同じような速度で行けば到着は昼頃だな。」
「んじゃ時間もあるしのんびり歩いて行くか。」
「うむ、よかろう。」
俺は依頼書を外した。すると横から
「おい、兄さんみねえ顔だな、新人か?
お前みたいなヒョロヒョロのテイマーに
ワイルドボアなんて倒せるのかよ?」
「そうだぜ、テイマーは荷運びか大人しく草むしりでもしてろよ。ケッケッケ」
「そうだぜ、俺たちはDランクの冒険者だ。
お前、どうせEランクで無理して依頼受けようとしてねえか?
危ねぇ〜ぞぉ〜。」
「おいおい、お前達、そんなに脅したらせっかく
ランク上げようとしてるこいつに悪りぃじゃねぇか。
どうだ?俺たちが一緒に組んで倒してやってもいいぜ。」
「おっそりゃいいな。兄さん、悪い話じゃねえぜ。
お前は俺らの荷物を運んでトボトボ歩いてついてくりゃワイルドボア退治の見学ができるんだ。
もちろん分け前もくれてやるぜ。」
「そうだな。そりゃいい。
分け前までもらえて戦歴もできるんだ。
まあ、勉強料ももらうとして兄さんの分け前は1/50でどうだ?」
「そりゃ、いいな!だってよぉ荷物運ぶだけで
俺らは命かけるんだ。少しやり過ぎじゃねえのか?ケッケッケ」
「なあ、どうだ?その依頼、一緒にやってやるぜ」
おお、こういう奴がいるんだなぁ。
しかもめっちゃ悪い顔してる。
面倒だなぁ。
「でしたらお譲りしますよぉ。」
「そうか?お前、荷運びはやらねえのか?
使ってやるぞ?ええ?」
ああ、下っ端が欲しいのか。こいつら。
「いえ、俺らは違うものを見つけます。」
「ああ?俺らが使ってやるって言ってんのに断るのかよ?
俺らは昨日冒険から帰ってきて軽く一仕事しようと思ってきたが、多少疲れもあるんだ。
荷物運びくらいしろよ?なぁ。」
しつこいな。粘着質はモテねぇぞ。
「いえ、結構です」
「ああん?お前もわかんねえ奴だな。
少し痛い目みないとわからねえのか?」
周りを見渡すと関わりたくないのか依頼書の貼ってあるボード周りにいたはずの人達が居なくなっている。
うおーめんどくせえな。
ニタニタ気色悪い顔で笑いながら俺をボコる気満々の4人の冒険者達。
すると、騒ぎを聞きつけてコカトリスを解体してくれた職員さんがやってきた。
「お前達、何騒いでんだ?」
「ああ、ジェイクの旦那。いや、大したこたぁーねえさ。
このテイマーに荷物持ちと経験を積ませてやろうと思って今、勧誘してた所さ。」
「は?荷物持ち?その兄さんにか?」
「新入りだろ?こいつ。俺らの華麗な退治する姿を拝ませて勉強させてやろうと思ってな。
新人育成も上のランクの務めだろ?」
「お前らが?上のランク?はっはっはっ
お前らも出世したなぁ〜。
ところでお前達のランクはいつからSランクになったんだ?」
「は?Sランク?んな訳ねぇぜ。下手な冗談はやめてくれや。」
「そうだぜ、まあ俺らはすぐにCランクになるが
今のところはまだDランクで稼いでるところさ。」
「ほぉ〜。そりゃぁおかしな話だなぁ。
そこにいる兄さんはこの前ワイバーンを
卸してくれた兄さんだ、その次はコカトリスだったな。
そうそう、兄さん、昨日ブルーオーガメイジを持ってきたそうじゃねえか。
イーサンが一生懸命解体してるぜ。」
「な!な!なにぃ?!ワイバーンだとぉおおお!
このヒョロヒョロの奴がか?嘘だろ?」
「ジェイクの旦那、人違いじゃないですかい?」
「そうか、お前らここんとこ居なかったんだったな。」
「それよりもあんまり強引な勧誘するとギルド証剥奪なのは知ってるよな?
あんまり目に余るような勧誘するとお前らCランクに上がる前にこの仕事できなくなるぞ。」
「そ、それは・・・」
「しかも、相手見てみろ。
考えりゃすぐわかるだろ?
この兄さんの服装。かなり上等な服着てるだろ?
こんな服着てて稼ぎが悪い訳ないだろ?
洞察力の欠如だな。
それから、兄さんの後ろにいる従魔の旦那。
話によりゃあ、この旦那が一撃でワイバーンを倒してるんだ。
そんな旦那が荷物運びなんてする訳ないだろ?
しかも荷物だってこの兄さんのアイテムボックスは相当デカいんだ。
持つ必要なんかこれっぽっちもねえんだよ。」
「な、い、一撃?!アイテムボックス?!」
「わかったら行けよ。」
「し、失礼しました!」
「ありがとうございます。なんか、絡まれちゃって。」
「いやぁーすまねえな。たまにいるんだ。
ああいうバカが。基本は揉め事は剥奪って
規則があるからこういう事はないんだが、
たまに調子に乗ったバカがいてな。
たぶんあいつらはCランクにゃ上がれねえな。」
「そうなんですか?」
「ああ、ありゃ途中で大怪我して考えを改めない限り無理だわ。洞察力が足りなさすぎるし思慮に欠けるからな。」
「そういうものですか。
俺なんてなんもわからずランク上がっちゃいましたけど。」
「兄さんは実力もありゃ知恵袋がいるから問題ねえさ。
従魔の旦那、よく、黙っててくれたな。ありがとよ。」
「うむ、何かあったか?うるさいハエが飛んでいたようだが?」
「ハエか?いーな。旦那、あんた器がでけえな。」
「ふんっ。」
「それより、どんな依頼受けようとしたんだ?」
「これです。」
「随分ランクを落としたな。あーそういう事か。肉だな?」
「はい。肉です。」
「なるほどな。でもこの依頼、あいつらじゃなくて良かったかもしれねぇな。」
「というと?」
「ワイルドボアだとよ、あいつらじゃ無理って事よ。」
「へぇ〜。そんな事までわかるんですか?」
「たとえ、退治したとしてもあいつらじゃ運んで来れねえな。
荷物運びを探してたのはそれさ。
たぶん運び手がいないからこの依頼を持って行く奴を張ってたのさ。」
「?」
「アイテムボックス持ちがいねぇーんだろうな。
マジックバックもきっと小さいやつしかないんだろ。
そうなると運んでくれるテイマーとか、アイテムボックス持ちが必要になるんだ。」
「それで、あんなにタイミングよく声をかけられたんですか?」
「そうなるな。バカな奴らだな。」
「なるほどなぁ。
今まで絡まれた事ないし、不思議だなって思ってたんですよ。
やたらしつこいなって。」
「ああ、きっと昨日あたりにでもこの依頼を見つけて
朝早くから張ってたんだろうな。ご苦労なこった。」
「あらぁ。色々大変なんですね。
それじゃあ、俺たちもそろそろ行きます。
今日はのんびり行こうと思ってるんですよ。」
「そうか。ちょっと待てよ。
道すがらにこの薬草も生えてるはずだからついでにこの依頼も受けとけよ。」
そういって依頼書の一枚を取って渡してくれた。
依頼書には薬草の絵が描かれていて名前はハートリーフという草で1キロと書いてある。
「わかりました。んじゃ、行ってきます。」
「おう!きぃつけてな。」
「はーい。」
「じゃ、グリ、ポヨ、行こうか。」
「うむ。」
俺たちは城門を抜けてグリの背中に乗せてもらって道を進んでいく。
しばらく進んだ所で俺はサーチをかける。
ハートリーフなる薬草を見つけるためだ。
今のところは生えていないらしい。
流石に陸の道を歩いて行くと人通りは言うほどないがたまに馬車や荷馬車とすれ違う。
大抵横に護衛の剣士風の人や武闘家風の獣人、冒険者のような人が必ず一緒に馬に乗っていたり歩いていたりしている。
こういう仕事もあるのかぁ。
すると、サーチに反応があった!
ハートリーフだ!
「グリ、薬草があるみたいだ。少し採って行っていいか?」
「うむ、どこだ?」
「あっちだよ。どうやらあの木の下あたりだ。」
「うむ、わかった。」
俺たちはハートリーフがびっしり生えているところを見つけて採取していく。
ポヨもズルズルはってハートリーフを採り余分な土は
綺麗に分解して薬草だけ残してくれるというなんとも気の利いた採り方だ。
これから採取はポヨの仕事にしようかな。
グリはというと木陰でゴロンと寝転がりさっそく毛づくろいを始めた。
俺とポヨで手分けして採取して俺の採った分もポヨに渡して土をとってもらう。
そして綺麗にした物をつる草を使って縛りどんどん
この前作ったマジックバックに入れる。
採取した物を小分けで分けてアイテムボックスにしまった方が後々わかりやすいからだ。
生活魔法で量を調べ1キロになったのでとりあえず採取終了。
この依頼報酬は2ペニー。
Gランクの依頼だからこんなもんだろう。
これは湿疹やかぶれに効いたり煎じて飲んだりするらしい。
「グリ〜、お待たせ。次行こうか。」
「うむ。終わったか。では、参るか。」
俺たちはまたのんびり歩きながらワイルドボアのいる所を目指す。
読んで頂きありがとうございます。




