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8.ホーンラビットと結界とミネストローネ

 

 ピーッピーッピーッピーッ


「うーん、朝かぁ〜」


 鳴ってるアラームをとめる。

 異世界に来て驚いたのはなぜかスマホがマジックアイテムになっていたこと。

 もちろんwi-fiもなければ電波も無い。

 充電も切れるかと思っていたがこれがなんとずっと減っていない。


 向こうの世界から持ってきた物は減らない仕組みなのかというと、そうでもなく食べ物は食べた分だけ減っていくのにスマホだけはこちらにやってきた時のまま。

 なのでアラームとして活用している。

 磁場もないし衛星もないわけだから方位磁石のアプリとか、もちろん使えない。

 色々魔法を使えるようにしてもらったのでスマホのメモ機能とかも使わないし、もっぱらアラームとして使っている。


 昨晩は久々の風呂に感激して束の間の至福の時を味わった。今日は午前中は薪集めに行く予定だ。他にも収穫があると嬉しいが魔物だけには注意しないとな。

 なんと言っても俺の体力はホーンラビットの一撃で即死。

 異世界、マジ怖いよ。

 ま、まぁ最近魔法もたくさん使ってるし何とかなるよ。

 よし、朝ごはん食べて顔洗って出かけよう。


 ◇ ◇ ◇ ◇


 サーチで調べたところ薪にはコナラかブナの木が良いらしい。他にもケヤキとかアカマツとかあったけどとにかくすぐ近くにある木を鑑定で調べる。

 するとね。驚く事にこの辺の木、ブナ科コナラ属のオークって木なんだよね。

 しかも少し行くとこの木の倒木があるんだよ。

 かなり大きいから使えるよ。

 オークは家具にも炭にも薪にも使える素晴らしい木のようだ。この木をカットしてアイテムボックスにしまって持ち帰ろう。


 乾燥させないといけない物だから水で切るのはマズイよな。

 うん、風魔法でカットしてみよう。

 手の周りに風を集めるイメージで…


『ウィンドカッター』


 魔力を集中させている手が光り出したので倒木にゆっくり当ててみると温めたバターナイフでバターを切ってる感覚におちいる。

 スルーッ。


「何だよこの切れ味!自分でやってて怖いよ」


 ま、まぁ切れないよりは良いか。

 良い子は真似しないでねってテロップ出るやつだよな。

 いつも真似できねーしって思ってたやつ。

 それはいいとしてこの調子ならサクサク作業できるな。




 ────1時間後


 うん。沢山集まったし次は山菜採取でもするか。

 ラズベリーまたどっかにないかな?

 するとラズベリーを発見。

 この前採った山菜とキノコもある。

 乾燥した松ぼっくりもあったから拾っておく。


「やったね。今日こそ調理するぞムフフフフ」


 つい、締まりのない顔になってしまう。

 それじゃあ、そろそろ戻るか。

 するとそこにホーンラビットが現れた。


 マジかよ!結界魔法かけてるから大丈夫だと思うけど…。

 そんな事を考えていたらホーンラビットが突進してきた。


「マジかよ!いきなり?そんなに機嫌悪いのか?」


 思っていたよりホーンラビットはスピードも速くて俺の顔めがけてジャンプして突進!


 タンッ!


 ツノを使った攻撃で突き刺そうとしたんだろう。

 乾いた音がした後ホーンラビットが勢いあまって跳ね返された!


「おぉ!結界、すごいな!全く傷つけられてない。むしろ近づく事すらできなさそうだし、これならイケるぞ!」


 するとホーンラビットのかんに障ったのかクルリと体をひるがえし、また突進してきた。

 今度は助走をつけた後ろ足ジャンプキック!


 タンッタンッタンッ!


 結界の存在に気づいて結界を破ろうとしている。


「コイツ戦闘狂かよ。」


 俺の結界はびくともせずホーンラビットの猛攻撃を受ける。


 タンタンタン!


 カッカッカ!


 トンットトン!


 五分ほどしても攻撃は止まず諦めない。


「お前すごいな。心折れないか?」


 そんな俺の言葉は完全無視され黙々と攻撃してくる可愛らしいホーンラビット。


 そうだ、少し試してみるか。結界の中なら大丈夫だろう。

 心の中でイメージを作り思った魔法を念じてみる。


『反射』


 すると一瞬、結界の外側が光った。


 するとまた助走をつけて俺の腹あたりに後ろ足キックで蹴りつけてきたホーンラビットがなんと!吹き飛んだ!


「おぉ!やったよ!」


 効果アリのようだ。

 今まで攻撃をしなかったからか俺がその場から一歩も動いてないからか、ホーンラビットはなにが起こったのか全くわからず可愛らしいうさ耳をブルンブルン振るっている。

 これで諦めてくれるかと思いきやその見た目とは違いヤツは心が強かった。


 ピョンピョンピョンピョーン!


 ホーンラビットはまたしても勢いをつけ素晴らしい跳躍をみせ俺の顔を狙ってきたが……。


 ピカッ!

 ポフッ!


 ヤツの攻撃は反射され地面に転がり落ちた。

 ヤツにとっての渾身の一撃だったんだろう。

 なかなか起き上がらない。


「アレ?死んじゃった?」


 しばらく見ているとプルプルしながら起き上がり産まれたての子鹿のように体を震わせている。


「いや、俺さ、なにもしてないけどね。」


 どうやらホーンラビットは戦意消失したらしい。


 俺としても狙われたけど、うさぎなんてさばいた事ないし、この小さなうさぎの毛皮を剥いでも何の足しにもならないから今回はスルーしようと思う。

 沢山集めても糸と針もないし縫い合わせる事も出来ないしね。


 それに狙われたからと言って食べる事もしないのに狩るのもなんだか気がひける。

 なんせ平和な日本育ちですから。

 よし。帰ろう!


 背後を狙われても困るから反射と結界は解かずに、そのまま家へと歩いた。



 ◇ ◇ ◇ ◇



 家について一息つきたいところだが薪作りに取り掛かった。

 ウィンドカッターで切った丸太をアイテムボックスからいくつか取り出し風魔法と火魔法を混ぜ合わせ乾燥をイメージをして心の中で魔法を念じる。


『ホットエアー』


 一本の丸太に魔法をかける。

 しばらくすると水分のあった丸太がみるみるうちに乾いていき切り口に放射線状のヒビが入った。


「このくらいでいいかな?」


 乾燥時間は一分ほど。

 もう一本も同じようにやってみる。


 よし。できた二本をぶつけて音を聞く。

 カーンという乾いた音が鳴ったので鑑定をかけてみる。


【 名前 】オークの最上級薪。

【 用途 】暖炉やかまどの燃料。

  香りも良く燃焼効率も良い。

  火の粉も少ないため薪の中でも使いやすい。

 

 問題なく出来たな。


 サーチスキルで薪の作り方を調べ、乾燥の目安を確認してから実践したおかげで欲しかった薪が簡単に作れた。


 異世界の木だから乾燥の仕方とか変わるかなと思ったけど、この木については問題ないようだ。

 次は今使ったホットエアーを少しアレンジして一本ずつではなく沢山の物を乾燥してみようと思う。


 アイテムボックスから出せるだけ出して切り口が上にくるように並べる。

 同じ一本の木とはいえ全部同じように乾燥してくれるかわからないから確認しやすいように綺麗に並べた。


 そして風の強さと火の温度のイメージをしっかりして心の中で念じた。


『ホットエアーエリア』


 すると木の置いてある地面が円を描くように光り始め置いてある木が乾き始めた。

 それに伴い地面に生えていた草も一緒に乾燥してしまった。


「これって自然破壊かな?」


 今度はアイテムボックスで作った倉庫の中で作業をしようと心に決める。


 そうこうしているうちにピシッピシッと音が鳴り始めた。

 乾燥した丸太にヒビが入った音だろうか?

 一旦魔法を止めて丸太の乾燥具合を鑑定で見てみる。


『鑑定』



【 名前 】オークの最上級薪。

【 用途 】暖炉やかまどの燃料。

  香りも良く燃焼効率も良い。

  火の粉も少ないため薪の中でも使いやすい。

  約四日分。




「できたけど、これだけあっても四日分しかないのかぁ。って俺チートがあったわ。複製すれば問題ないよな。あれ?そういえば薪割りしてないけど、乾燥する前にやるのか?乾燥後でも大丈夫だろう。」


 サーチスキルで調べたら、本来乾燥させるために薪割りをするらしい。でも魔法使ってるから乾燥出来ちゃったよ。

 乾燥前の方がカットも簡単みたいだけど俺からするとウィンドカッターのおかげで木がバターのように切れるから問題ないよなきっと。


 ホットエアーエリアで時間も短縮できたしいくつか縦に割って分解し残りはアイテムボックスに戻す。


 いざ、レッツかまど!


 玄関からキッチンにやってきた俺は手を洗って先に調理に必要な材料を取り出しよく洗って野菜は皮をむき1センチ角にウィンドカッターを指先に集中させて切っていく次にウインナーも斜め切り。そして切った材料を食料箱(冷蔵庫風なマジックボックス)に適当な皿にのせてしまう。


「よし、下準備はできたな。」


 ウォーターメスを使わなかったのは使い終わると辺りが水浸しになるんだよね。

 それで今日はウィンドカッターにしてみた。

 乾燥するのが少しきになるな。

 やっぱり包丁欲しいな。


 洗い物をすませて次はかまどの薪を入れるところに木を組むようにして薪を入れ真ん中に松ぼっくりを入れた。

 きちんと乾燥しているものであれば着火剤の代わりになるらしいが乾燥してないとぜるそうなので注意が必要だ。


 あとは着火魔法で火をつける。

 元の世界なら新聞紙だったり細かい枝なり着火剤が必要なんだろうが着火魔法って思っていたより便利で簡単に火がつき燃え移ってくれた。


 うっそみたい。


 元の世界でキャンプに行った時かなり火をつけるのに苦労したんだよな。

 火を簡単に付けられる男は勇者のような扱い。しかも火起こしって女子力ならぬ男子力の象徴な気がする。


 俺ってそういうのまるで無い。

 たぶんサバイバルとかマジで向いてない人。

 ここでもやはり神様方に感謝です。

 拝んどこう。手を合わせて…


「神様、ありがとうございます。」


 思ったより簡単に火がついたので夢にまで見た料理をする。


 別に料理が元の世界でそんなに好きだったわけじゃ無いけどこんなにも温かいものが食べられない日が続けば、みんな否が応でも温かい食事に憧れるようになると思う。


 それでは、さっそく水魔法で手を洗ってセットしてある鍋に食料箱(冷蔵庫風なマジックボックス)からさっき下準備した玉ねぎ、人参、ジャガイモにウインナーとトマト缶、水煮の真空パックに入ったサラダ豆にコンソメと水を入れ後は煮えるのを待つだけ。


 油ないしウインナーの油じゃたぶん焦げ付くから炒めず煮るだけにする。


 たぶん30分もしたら煮えるだろう。

 スマホのアラームをセットしてこれで煮物はOK!

 その間にさっきのオークでまな板を作ろうと思う。

 土魔法で作ったまな板はとにかく重い。

 洗うのが大変なんだよ。


 倉庫に移動してまな板加工に取り掛かる。

 ウィンドカッターなら簡単に加工できるからまな板ならすぐだろう。

 手の周りに魔力を集中して…


『ウィンドカッター』


 取り出しておいたまだ薪の形に切っていない乾燥オークを、またバターのように加工していく。

 ついでにプレート皿も作る。

 ウィンドカッターで切るとそんなに木屑も出ないのが不思議だ。

 たまに飛んでくるけど、それはご愛嬌。

 あとは箸とスプーンとフォークにお玉とお椀も作る。

 カトラリーは親指と人差し指に魔力を流し込んでオークを削っていく。

 細かい作業は案外難しい。

 魔力操作の練習になりそうだ。


「形にはなったけど、なんかザラザラしてるな。そうだ、ヤスリの機械をイメージして…」


『研磨』


 手が一瞬光を放った。

 これでイケるかな?


 指でさっきのスプーンに触れると綺麗に表面のザラザラした感じが削られ少し光沢が出た。


「おっ?いーんじゃないか、これ?」


 その他も指を使ったりてのひらを使ったりと工夫しながらどんどん削った。


 作業が終わり少し経つとチャララララン♪とアラームが鳴る。


「おっ!上手くできてるかな?」


 削ったスプーンなどを抱えてキッチンに。

 作ったものをシンクに置いて土鍋を見る。


 蓋をあけるとトマトとコンソメの良い香りが鼻先をくすぐった。


「う────ん美味そう!」


 さっき作ったお玉をシンクに置いてある桶に水魔法で水を張りじゃぶじゃぶ洗う。片手で水を出して洗うってかなり難しいから桶を使っているのだ。


「水道みたいな感じで使いたいよなぁー。となると、魔石なんだよなー。欲しいなぁ〜」


 洗ったお玉に右手で水魔法の水をかけピッピっと水気を払い土鍋に戻って鍋をかき混ぜる。


「あー食欲そそるわ。よし完成。俺の大好物ミネストローネの出来上がり!」


 かまどから土鍋をあげる。

 ミトンとかないからこれも結界魔法で手を覆い持ってみると

 熱くないんだよね。

 実は結界魔法って無敵なんじゃないか?


 かまどの火がすぐに消せないから焦げるのも嫌なのでテーブルに土鍋を運ぶ。

 土魔法で作ったテーブルだから鍋敷きとかも必要なし。


 食パンを鍋を外したところの直火に軽く炙ってお皿に盛り付けコップに水を注ぎ、準備完了!


 それでは…


「いただきます」


「あ────美味いわぁ〜〜〜。何日ぶりの温かい食事だろう?幸せだよぉ」


 ガツガツ我を忘れて結局夜分も取っておこうと考えていたミネストローネは俺の胃袋に全て納まった。


「腹が重い。はちきれそうだよ。ウプッ。流石に食い過ぎたな。感動のあまりがっついちゃったよ。本当はベーコンで作りたかったなぁ。夕飯はカレーにでもするか。」


 うーん。こうなってくると、今度は調味料とか油とか欲しくなるよね。特に塩、砂糖だな。海にでも行かない限り厳しいよな。塩は岩塩とかもあるみたいだけど。


 まぁ、おいおいだよ。

 とにかく家をなんとかしてからだな。

 食器や鍋を片付けて倉庫に入った。


 今度は木で椅子を作ろうと思う。

 指先に糸ノコのイメージをしてウィンドカッターでドンドンいらない箇所を削り落とし今度は研磨の魔法で磨き上げる。

 そうして椅子が作れたのでそれを外に運び丸太の椅子ができた。


 外で作業することも多いからちょっと座る椅子が欲しかったんだよな。土魔法でもよかったんだけどなんか木で作りたかったんだよね。


 そうそう、大事なもの忘れてたよ。

 トイレだよ。トイレ。

 でも絶対魔石いるよな。

 とりあえず魔石は後からはめ込めるタイプにしておいて浄水槽に流し込むように便器とか作っちゃおう。


 便器は土魔法で作るから

 外作業なんだよね。

 材質から構造をしっかりイメージして臭いが上がってこないように排水溝はS字にしてタンクは無しでいいか。

 どうせ俺が始めは流すし。

 あとは魔石が手に入ったら便器の溝から水が流れる構造にすれば普通に流れるもんな。


 あとは機能だよ。

 魔石がついたこと後のことも想定すると抗菌、除菌、消臭とおしり、ビデ洗浄あとは自動お掃除機能。

 素材を抗菌と除菌に消臭を付与してこれは魔石がなくても大丈夫だろう。

 便器自体に付与するわけだからな、問題は水を流すことなんだよな。

 あとはおしり、ビデ洗浄機能。あと便座の温めだよね。

 これは魔石ないとダメなやつだよな。


 イメージはしっかりできてるから

 早速作ってみよう。


『クリエイト』


 ポンっ


 できたね。

 そして早い。

 一瞬だったわ。


 さてお次は鑑定


【 名前 】タクミ製最上級抗菌トイレ。

【 用途 】排泄の用をたす物。

  魔石設置後は様々な機能が使える。

  浄化槽に排水、消臭、除菌、自動掃除、

  おしりビデ洗浄機能、ホット便座



 そっかぁー。便器に付与されたのは抗菌だけかぁ。

 まぁ しょうがないよね。

 魔石かぁ〜。どっかに落ちてないかな。

 考えても仕方ないから設置しよう。


 おっと。忘れてた。

 アイテムボックスの中に内装作るのを忘れてたよ。

 キッチンは土魔法で作ったからトイレは木もあるし、フローリング と木の壁にするか。


 倉庫に行って木を薄くカットし続ける。


 ────1時間後


 なんとかカットできたからトイレ設置場所に持っていきボンっとおく。


 よし。部屋はできてるから内装を組むだけだ。

 アイテムボックス自体にカットした木を貼り付けるイメージで横の壁から天井までドンドン敷き詰めるイメージをする。


『インテリアワーク』


 パタパタパタパタパタパタパタパタ

 パタパタパタパタパタパタパタパタ

 パタパタパタパタパタパタパタパタ



「おーっ。どんどんくっついていくよ。木の優しい感じで凄くいいよ。しかも木のいい香りがする。これだけでも消臭になりそうだな。」


 よし。あとはトイレの設置だ。


 トイレを置いてもう一度…


『インテリアワーク』


 するとトイレが定位置に納まり床の板もそれに合わせてはめ込まれていく。

 パタパタパタパタパタパタ。


 よし!これであとは鑑定だ。


【 名前 】タクミ製憩いの空間最上級トイレ

【 用途 】排泄物を流す場所

  抗菌トイレと浄化槽の組み合わせで清潔に保たれる。

  木の囲いにより消臭効果付き。

 このトイレを利用すると腸が活性化し便秘が解消され腸の正常化につながる。



 なんか変なこと書いてあるぞ。

 すごいトイレだな。

 最上級になるとなんだかたまに特典がつくなぁ。


 よし。本当は寝室も作りたいけど、うーん。

 俺、未だに何も無しでそのままゴロンとしてるんだよね。

 布が欲しいなぁ。

 そうなると街に行くべきなんだろうけど行っても金ないから何も買えないしな。


 とにかく今はこの地で生活する事を考えるべしだな。

 当分雑魚寝決定!

読んで頂きありがとうございます。

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