65.女性のお化粧は大変です。
部屋に庭にあった薔薇を届けてもらい
俺は椅子に座り化粧品について考えていた。
さてと、化粧品かぁ。
先ずは基礎化粧品だよな。
化粧水にクリーム、以前に作った事があるけど
今回は女性向けの美容に特化したもの。
さてさてどうするか。
どうせ作るなら貴族などの富裕層と庶民用の
お手軽な物があってもいいかもしれないな。
うーん。
とりあえずこの薔薇を使ってあれを作ってみるか。
まずは頂いた薔薇をひたすらコピー。
大量の花びらが必要だからだ。
2倍、3倍、4倍とどんどん回数を重ねて
部屋いっぱいに薔薇がどんどん積まれていく。
これだけあればいいだろう。
俺は神の錬金釜を取り出し適当に薔薇を入れて
イメージをしてスイッチオン!
チーーーーーーン
どれどれ。
出てきたのは蓋付の大きなガラス瓶に入った水と
小瓶の水、そして小瓶にわずかに入るオイルと
小瓶に詰まった淡い赤系からピンクのパウダー。
蓋を開けて香りを確かめるとまさしく
想像通りの物ができた。
大量の水はフローラルウォーター!
薔薇から精製したローズ水だ。
ローズウォーターは多くのフローラルウォーター
の中でも肌の敏感な人から乾燥肌、オイリー肌、混合肌と
全部の肌質に使える非常に優れた物で使い勝手がいい。
美容系のベースとしてはこれに勝るものはないのではと
思っている。
効果はまず保湿効果。
天然のバラを使ったシンプルなローズウォーターは
肌馴染みが良くて肌に負担をかけずに保湿でき、
さらに収れん作用があって肌をキュッと引き締めて
若々しい肌に整えるらしい。
それから抗炎症作用があるため日焼けやニキビなどの
肌トラブルを改善するとも。
バラに含まれる豊富なビタミンCが豊富でこのお屋敷で
育てている薔薇の品種にはメラニン生成抑制作用が
高いらしくシミを予防してくれる効果もあるようだ。
そして抗菌作用があるため肌トラブルを防ぐ効果もあるしバラの花びらに含まれる成分には高い抗酸化作用があって体内の活性酸素の発生を抑制する効果でシミやシワなどを防止しアンチエイジング効果もある。
何でこんな知識を俺が持ってるのか。
それはうちの婆ちゃんが毎日使ってたから。
しかも自分で育てた薔薇の花びらをお湯に浸して抽出する
程のこだわりようだ。
そしてこれはねって力説していた。
婆ちゃんは畑仕事で紫外線をたくさん浴びるから
日焼け止めもこだわって天然のオイルを使っていたし
化粧水も自分で調合していた人だ。
まあ材料を自分で育ててるからそっちのが安上がりだったんだろうな。
よく俺も花摘み手伝わされたなぁ。
というわけで男の俺も美容に関してやたらと詳しくなった。
他の2つは薔薇のオイルと胎座から取れた世の中でいう
植物性プラセンタ。
アンチエイジングには大切な物だ。
そして最後のパウダーは着色料として色付きリップに
使おうと思っている。
さてとまず、ローズウォーターをベースにして
商品にするなら腐らないようにマンドレイクの実を入れて
それから用途や肌質に合わせて調合するか。
乾燥肌とオイリー肌と混合肌に普通肌と色々あるよな。
それから年配の方にはアンチエイジングも求められるだろう。
あと、潤いに活力かぁ。うーん。
俺はまず始めにシンプルな化粧水を作ってみた。
まずはシンプル派のしっとりタイプの化粧水。
ベースはローズウォーターでそこに蜂蜜とグリセリン、
先程抽出した精油とマンドレイクの実を加えた物を1つ。
さっぱりタイプはローズウォーターにグリセリン
無水エタノール、精油とマンドレイクの実だ。
マンドレイクの実は酸化防止や防腐作用があるので必ず入れる。
ローズウォーターをラベンダーウォーターに変えた物を
しっとりとさっぱりでもう一種類。
容れ物は庶民の人でも手に入れられるように材質は
ガラスではなく陶器の瓶のイメージにした。
俺としては神の錬金釜が材料もないのにイメージ通りの
瓶を作り出すのでガラスでも何の問題もないがあとあと
面倒そうな事になる気がするのであえて陶器の瓶にしてみた。
さてさて次はどうするか。
うーん。そうだなぁ。ヒアルロン酸とかも欲しい所だけど
この世界にあるのかな。
「なあ、グリ。トサカを持つ魔物っているのか?」
「ああ、赤いトサカを持つ魔物ならおるぞ。肉もうまい。」
「へぇー。なんて名前だ?」
「コカトリスだ。前に食ったろ。」
「ああ!あれか!」
名古屋コーチンみたいな味したやつ!
かなり絶品だったな。
「なあ、グリ、コカトリスってそこら辺にいる魔物なのか?」
「そうだなぁ。やたらめったらいるものではないが、
あやつらの好む草が生えておる所にはだいたいいるな。」
「そうかぁ。うーん。」
「どうした?食いたくなったか?」
「いや、まあ、美味いし好きなんだけどな。
そいつのトサカが欲しいんだよ。」
「ほう?美味いのか?」
「いや味はたぶん美味くないと思うけど
トサカの中にある物が欲しくてな。」
「ほう。お主、あのコカトリス、美味く調理できるか?」
「そうだな。単純にいつもの料理をコカトリスに
変えるだけでもかなり美味いだろうな。
あとは、俺の持ってる調味料で足りない物があるんだけど、
それが手に入ったら今後かなり美味い物が沢山作れるんだ。」
「ほう、そんな調味料があるのか。」
「ああ、ロカイの故郷に行けばたぶんあると思うんだがなあ。
あとは王都とやらだな。」
「ふーん。
どうせ我は暇だから散歩がてらコカトリスを探してきてやろう。
見つかれば獲ってきてやらんでもない。」
「本当か?!」
「嘘をついてどうする?
そのかわりコカトリスの肉で美味いものを作るのだ!」
「ああ!もちろんだ!」
「よし、では行って参る。」
「ああ、気をつけてな。居なかったら戻ってこいよ。」
「ああ、わかった。」
グリがゆったりと部屋から出ていった。
ポヨは今日は俺といるようだ。
俺はまた化粧水作りを再開する。
シンプル派の次はグレードを上げたものを作るか。
普通肌からオイリー肌用のものでベースはローズウォーター。
オイルはラベンダーを使おうと思う。
それから潤い成分のグリセリンと前に作った
ベタインにコーヒーエキスとリスボンの果汁
それから整肌成分で美白効果もあるパイナップルエキス。
ターンオーバーを活性化させる働きも兼ね備えているから
シミやそばかすなど肌のくすみの原因となるメラニン色素の
生成も抑えてくれる効果もあって美白ケア成分としても
効果が期待できるようだ。
それからクエン酸も入れてこれも肌のくすみの改善と
ニキビとかの問題改善に。これで皮脂トラブルの解決に
なるといいんだけど。
あとはもちろんマンドレイクの実だ。
次は普通肌から乾燥肌
ほとんどさっきの物と入れるものは変わらないが
配合を変えてさらに蜂蜜とラベンダーオイルの代わりに
スイートアーモンドオイルを追加。
この辺りは庶民でも富裕層になるだろうから
容器はちょっとお洒落なガラス瓶にする。
それで次回購入の際には詰め替えという形で
容器を持ってきてもらおう。
詰め替える際はこちらのスタッフがクリーン魔法で
綺麗にして化粧水を補充して代金をもらうというのは
どうだろうか?
容器を持ってきてくれた方にはちょっとの割引とかすると
お得感あるよな。
それに俺としても楽だと思うんだ。
神の錬金釜で樽で作っておけばいいし製造まで任せるなら
それはそれで雇用に繋がるから人を雇って製造工場を
作るのもいいかもしれない。
ただ品質が落ちそうな気がするからそれは難しいのかも
しれないな。
あとは情報漏えいな。
まあ情報漏えいしたら逆手にとってレシピ公開してさらに
良い新商品を出して既存の製品を辞めるかだよな。
それもこれも売れたらの話だけどね。
さっ次々。今度は趣向を変えてみるか。
美白効果の強い化粧水にしてみよう。
材料はパイナップルエキスやコーヒーエキスと
グリセリンにベタインとそれからラベンダーや
ローズマリー、ローズヒップ、スイートアーモンドの精油
やオイルを加えてマンドレイクの実とベースの水は
これもローズウォーターとラベンダーウォーターの
二種類を作ろう。
そしてアンチエイジングにローズヒップオイルと
ラベンダー、ローズ、リスボンの精油と
グリセリンを入れたローズウォーターベースに
パイナップルエキスとコーヒーエキス、ベタイン
植物性プラセンタ、マンドレイクの実をもちろん加えて
後でグリがもし、獲ってきてくれたらならヒアルロン酸も
配合しよう。
この美白やアンチエイジングは富裕層だよな。
となると香水ボトルのようなお洒落かつ洗練された
高級感あるクリスタルガラスのシャンデリアやグラスが
世界的に有名な所が出してるアンティークの香水ボトルの
イメージでいこう。
蓋は球体の持ち手でこちらも本体ボトルもカッティングを入れて安定感も大事だから口元は細めの首のようにして
そこから下に行くにつれてふっくらと丸みをだして
丸っこいデザインにしようかな。
最後にポヨの出すSODポーション。
これをベースに高級化粧水シリーズを作る。
と言っても今まで作ったレシピのシンプル化粧水以外の
ベースをポーションに変更するだけで使うポーションは
特上、上、中、下の中から下のポーションを使う。
一番下のポーションだからといっても侮るなかれ
このポーション、下の物でも効果が一ヶ月と長い。
中は一年、上は五年、特上なんて30年とありえない長さの効果をもつ。
だから化粧品には一ヶ月くらいがちょうどいいと思うんだ。
ちなみにポヨのポーションは特上は飲むと老化を
遅らせるポーションで今まであった、シミやくすみを
解消し肌の代謝を高め後30年先までシミ、シワ、くすみを
作りにくくしながら日焼けの予防も行い肌を健やかに保つ。
さらに癌にもなりにくくなるスペシャルなポーション。
こんなポーションをベースに使うので
やはり下の効果くらいがベストだと思う。
あと、美容ポーションとして販売してもいいな。
さて、そんなポヨのポーションを使った高級シリーズは
高級感をさらに出すためにボトルはもちろんガラス製で
乙女心をくすぐる為ふんわりとした淡いカラーにしよう。
蓋の部分はリボンデザインの飾りをつける。
ボトル本体は丸いシンプルなフロストガラスにゴールドの
飾りをかけたまるで香水瓶のような化粧水ボトルにして
キラキラさせよう。
嫌味のない品の良さを出すのが大切だ。
あと、せっかくクエン酸があるしピーリング化粧水も作るか。
これはクエン酸とマンドレイクの実を錬金釜に入れて
イメージするだけだから先に作っちゃおう。
ボトルはこれは陶器のシンプルなボトルで。
このピーリング化粧水は角質細胞同士の接着を弱める
働きがあるので、皮膚表面に残った古い角質を取り去り、
肌のザラつきやくすみを解消。
ターンオーバー機能を助けるので、メラニン色素の排出を
促す美白効果もあって角質をはがしたところは肌の再生が
活発になるんだ。
結果的に肌の若返りにつながるという効果をもたらす。
ちなみにこれ、簡単にできるから婆ちゃんの愛用品。
シンプル派用と高級ピーリング化粧水をこっちも作るか。
高級ピーリング化粧水はシンプルな物の水を
ポヨ特製ポーションで作る。
それから乳液を作ろうと思うが乳液を作るには乳化剤が
必要なのでまずは、それから作ろうと思う。
材料はオリーブオイルだ。
オリーブオイルから必要な成分を抽出して乳化剤を
神の錬金釜で作ろうと思う。
出来上がりはガラスに入った粉のイメージで。
スイッチオン!
チーーーーーーーン
パカッ
うん!出来てる出来てる!
よおーし。
もう一個作っとこう。
今度はパームオイルで乳化剤を一応作っておく。
仕上がりの硬さが違うらしい。
オリーブオイルで作ると少し硬めになるのと刺激が少ない
そうなので敏感肌対策に。
材料になる物は作っておいて損はない。
パームオイルで作った物は質感や仕上がりが綺麗な
クリームになるみたいだ。
では、材料を用意したのでシンプル派のための乳液を作ろう。
スイートアーモンドオイルとパームオイルの乳化剤と
ローズウォーターを神の錬金釜に入れてイメージを固めて
スイッチオン!
チーーーーーーン
パカッ
香りも良いし硬さも問題ないな。
じゃあ今度はオリーブオイルの乳化剤を使ってもう一個。
こちらのイメージもシンプル化粧水とセットで
使えるように陶器のボトルにする。
続いて普通肌からオイリー肌用の乳液。
材料はローズウォーターにラベンダーオイルにグリセリン
蜜蝋、ローズヒップオイルとコーヒーエキス、
パイナップルエキス、リスボンの果汁、海塩、オリーブの
乳化剤の物とパームの乳化剤の物を作って両方にもちろん
マンドレイクの実を入れる
普通肌から乾燥肌はラベンダーオイルを
スイートアーモンドオイルに変更。
ボトルのイメージはこちらはポンプ式にする。
そうじゃないと使いづらいからだ。
美白とアンチエイジングは化粧水のそれぞれの材料に
蜜蝋と乳化剤二種類を加えてバリエーションをだす。
最後の高級シリーズは化粧水と同じくポヨ特製の
SODポーションをベースに変更した物で乳化剤二種を
使って普通の物と敏感肌用の低刺激な物を作る。
あとクリームだ。これは乳化剤を使わずに作るので
プルプルだがかなり重たい感じのものになる。
シンプル派のクリームはオイリー肌用にオリーブオイル
スイートアーモンドオイルとローズヒップと蜜蝋
普通肌から乾燥肌にスイートアーモンドオイルと蜜蝋
ココナッツオイル、ローズヒップオイル
グレードを上げたもので
スイートアーモンドオイル、ココナッツオイル、蜜蝋
ローズヒップオイル、シアバター
美容液も作っとくか。とりあえず材料からだな。
今は足りないからレシピだけにして材料が手に入ったら
作っておこう。
レシピはサルビーフッヘンの皮から抽出する、
フィッシュコラーゲンとコカトリスのトサカから抽出する
ヒアルロン酸にさっき作った植物性プラセンタ。
それにポヨ特製ポーション。
これはかなり贅沢な美容液だな。
忘れちゃいけないマンドレイクの実。これはかなり重要だ。
これが完成するかはグリに期待だな。
おっと、高級クリームを忘れてた。
高級クリームはグレードを上げた方のクリームに
ヒアルロン酸やコラーゲン、プラセンタエキスも
手に入ったら配合しよう。
化粧水や乳液やクリームはこんなものだろう。
あとはリップクリームも作ろう
蜜蝋とココナッツオイルとラベンダーの精油で作る。
それから色付きリップは蜜蝋とココナッツオイルと
ローズの精油とローズパウダー。
日焼け止めもつくらなきゃな。
それから日焼け後のクリームは以前作った物に
美容成分とかを加えてマンドレイクの実を追加すれば
出来上がるな。
あとはファンデーションの顔料だよな。
これは商人ギルドに行って聞いて購入しよう。
自分で材料調達するよりたぶん早いだろう。
よし、日焼け止めの材料は
レッドラズベリーシードオイルに
シアバターとグリセリン、それからローズウォーターと
パームの乳化剤にマンドレイクの実。
ローズの精油を加えた物を1つとラベンダーの精油を
加えた物を1つ作ってラベンダーの方には顔料的なものを
使って紫色っぽくしたい。
ローズは無色で白色の物だ。
紫色はくすみを消して顔色をよく見せてくれるので
下地としても使えるように色をつけようと思う。
あとボディー用というか柔らかめの日焼け止め乳液を1つ
用意しよう。
ローズウォーターとレッドラズベリーシードオイルに
パームの乳化剤とマンドレイクの実だ。
それからリップクリームも
レッドラズベリーシードオイルとシアバター
ローズの精油と蜜蝋で作ろう。
あと、高級シリーズの日焼け止めで
レッドラズベリーシードオイルにシアバターとグリセリン
それからポヨ特製SODポーションとパームの乳化剤に
マンドレイクの実。
ローズの精油を加えた物を1つとラベンダーの
精油を加えた物を1つ作る。
こちらもラベンダーの方は紫色にしよう。
日焼け止めを作ったらやっぱり日焼け後のクリームも
作っておこう。
と言っても前作った物にマンドレイクの実を足すだけだ。
材料はロカイジェル、シアバター、ココナッツオイル、
グレックナットオイル、オリーブオイル、
ラベンダーオイル、パインエキス、コーヒーエキス
これにマンドレイクの実で完成。
あと、化粧をするならクレンジングがいるよな。
クレンジングは洗い流すタイプと拭き取りタイプにしよう。
水魔法を使った生活の人は洗い流すタイプで問題ないと
思うが経済的に水がとても貴重な人にとっては
拭き取りタイプの方がきっと都合が良いだろう。
クレンジングはオイルクレンジングとミルククレンジングと水クレンジングの3タイプ。
ミルククレンジングはオイルクレンジングの材料に
乳化剤と精製水やフローラルウォーター
ポヨ特製ポーションを混ぜる。
とっても簡単にできるけど使い心地がかなり変わるよな。
ではまず1つ目はグレープシードオイルと精油で
リスボンを使いさわやかな香りのものを1つ。
そしてこの材料に乳化剤とこれは精製水を入れたもので
ミルククレンジングも作る。
もちろんマンドレイクの実もいれる。
これは敏感肌も大丈夫!オイリー肌や混合肌むけだな。
次はオリーブオイルとラベンダーの精油で1つ
こちらは普通肌から乾燥肌の方にオススメ。
ミルククレンジングは乳化剤とラベンダーウォーター、
マンドレイクの実を使用。
アンチエイジング用にココナッツオイルとラベンダー。
スイートアーモンドオイルとラベンダーで作った物を
各1つづつ。
こちらは両方ともミルククレンジングは
ラベンダーウォーターと乳化剤とマンドレイクの実。
最後にオイリー肌の人にローズマリーオイルと
ラベンダーで。
ミルククレンジングはラベンダーウォーターと乳化剤、
もちろんこれもマンドレイクの実を入れる。
高級シリーズは精製水やフローラルウォーターを
ポヨ特製ポーションに変更したものにする。
そしてシンプル派拭き取りクレンジング化粧水。
これは精製水と重曹とマンドレイクの実だけ。
クレンジングのための拭き取り化粧水なので
他の成分はあまり入れない方が取れるのでこれだけだ。
コットンなんて高級な物は使えないけど布で拭けるから
これで問題ないはずだ。
しかもこれは庶民用に作っているので基本、厚化粧は
皆さんしないので十分。
これだけだとお肌に負担がかかるのでセットで
グリセリンとクエン酸と神の錬金釜水で作ったシンプルな
化粧水をつける。こうする事でアルカリ性に傾いたお肌を
中和すると言うことだ。
俺の予想ではこれはあまり売れない気がする。
だって庶民の女性は化粧はほとんどしてないからな。
一応これも高級水クレンジングも用意しよう。
旅先などで水は貴重だからポヨ特製ポーションを
使ったクレンジングでメイクを落とす。
ポヨ特製ポーションのおかげかこれは肌に負担が
無いようなので、これに限ってはこの後普通にシリーズの
化粧水のお手入れに移れる。
あとはオイルクレンジングやミルククレンジング後の
洗顔。
本当はダブルクレンジングってあんまり良くないけど
あのメイクはオイルじゃないと落ちないわ。
これは仕方がない。
何か今後いい材料が見つかったら新製品で出そう。
洗顔も前に作った物があるからな。グリ印のやつね。
材料はオリーブオイルとココナッツオイル
それから苛性ソーダに香り付けのラベンダーオイルと
錬金釜のお水。
これで作っていたが、保湿に重点を置いた石鹸を今回
作ってみようと思う。
材料はシアバター、オリーブオイル、パームオイルと
パーム核油、それに苛性ソーダと精製水だ。
シアバター配合で保湿力アップと硬さがアップする。
これももちろんグリ印にするぞ。
もちろん高級シリーズは精製水の代わりにお馴染み
ポヨ特製ポーションを使う。
基礎化粧品はこんなものか。
あとはメイク用品だな。
ベースメイクのコントロールカラーと
リキッドファンデーション、チークにリップに
グロスに眉かきからアイシャドウ、それから
それから。おい、女性は大変すぎるだろ。
考えただけでめちゃくちゃあるぞ。
しかも俺の知識とサーチを合わせたって素人なんだから
限界がある。
これは商人ギルドに相談しよう。
そういう商品開発の相談にも乗ってくれるって言ってたしな。
リキッドファンデーションやクリームチーク、
リップまでは顔料が手に入れば作れそうだが問題は
パウダー系だ。
これはこの世界にどんな材料があるのかを聞いてから
考えた方が早いだろう。
すでに鉛入りだが粉おしろいがあるし、アイシャドウや
口紅はあるようだからその原料を応用すればいいはずだ。
俺が持っている顔料といえば貝殻からできる胡粉くらいだな。
よし、ここは一度商人ギルドに行こう。
早い方がいいからな。
俺は広げていた物をいそいそと片付けて商人ギルドの
建物の横の人気の少ないところに転移した。
読んで頂きありがとうございます。




