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真昼の三日月

私は今、森の中にいる。

いや、別に夢から醒めて現実逃避したくてっ・・・というわけではなく。

光の中に吸い込まれてからふと気づいたら、知らない森の中に一人で突っ立ってたのね。

あれからほっぺたをつねったり叩いたりしてみたけど、私はどうもしっかり覚醒してるみたい。

しかも、例のピンクのエプロンドレス&リボン着用中。

どっからどう見ても怪しい人物だと思う。

まぁ、そんなことはとりあえずどうでもよくって。

問題なのは・・・


ここどこだ。


そうここどこだ。


私が立っていたのは野草がいい感じに生えていて、ちょうど周りを木に囲まれていてっていう

場所だった。そう、いかにも人が手入れしてますっていう感じの。

風は爽やかで、気温もちょうどいい。

が、ここの自然は何かが変だ。

皆さん、青空に浮かぶ三日月なんて見たこと・・・ないですよね??

絶対におかしい。

科学的に考えてありえない!!!

私が今まで勉強してきた理科はどうなったんだ〜!!!

って感じなんですけど(苦笑)


ということで私は目覚めてからずっと三日月とにらめっこして悶々と悩んでいる。


「ふ〜やっと見つけましたよ、アリス」


ぎょっとして振り向くと。


もうおわかりだと思う、そこにいたのはうさ耳を生やした青年だった。


さらさらした綺麗な漆黒の短髪から伸びる二本の純白のうさ耳。

ワインレッドのような深い、紅の瞳。

それを縁取る異常に長いまつげ。


つまり一言でいうと見てるだけで息の詰まるような美青年がいたわけだ。


「しろ・・・うさぎ??」

「ああ、やっぱりあなたはアリスなんですね!!そう、僕は白兎のシルヴァ・コンディクトです。」


だって・・・エプロンドレスの女の子に白いうさ耳の青年(?)といったら白兎しかないでしょう。しかも私のこと、アリスとか言ってるしね。

っていうかアリスって何。

っていうかここどこ。テスト受けなきゃなんだけど。


「まぁ、そう思うのも無理ありませんね。でもここに来たのはあなたがそう願ったからなんですよ?」


ちょっと待て、白兎、人の心を勝手に読むんじゃない。


「口に出してぶつぶついってましたけど。あと、僕のことはシルヴァって呼んでください。」


あぁ、私としたことが。そして、さっきひっかかったこと。


「えっと、シルヴァさん、私が願ったってどういうことですか・・・?」


「敬語はやめてください。まぁ、ゆっくり話していきますから、落ち着いて。」


知的な言い方をするシルヴァさんはむかつくほど綺麗だった。

なんか・・・いろいろと安易ですみません(汗)

シルヴァ君のプロフィールです☆


名前:シルヴァ・コンディクト

ちなみに、コンディクトは英語のconductorのフランス語読みです。え、なんでフランス語にしないかですって?フランス語なんて知らないからですよ、もちろん☆(爆)

年齢:18歳

瞳がワインレッド色。漆黒の短髪。色白。

敬語キャラだったりする。

性格はおいおい本文で紹介します♪♪

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