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03 親子いざ対面

呼び方が変わる場面があります。

メイド服を着た謎の美女から「アイナ」へと。

母親から「アリーナ」へと。

名前が似てるのは意味がありますのでご安心下さい。


今話は初めての異世界というか事で対面を長くしました。

次話からはスピーディーに物語を進めていきますのでご安心下さい。

目が覚めると、いかにも出来る人の様なメイド服を着たベージュ色のロングヘアーにカールがかかった様な髪型をした女性が俺の顔を覗き込んでいた。


(誰?めっちゃ美人なんだけどっ!)


メイド服を着た謎の美女は俺を慎重に持ち上げ、抱っし歩きだす。

この時俺の頭が後ろへ行くが、メイド服を着た美女が頭を優しくしっかりと支えてくれる。

俺は落ちないように少ない力でメイド服を着た謎の美女に捕まるが、謎の感触があった。


(ん?今、もにゅっとした様な……まさか!)


俺は頑張って少し下を見る。


「ぐへぇへへ」


不意に言葉に出してしまった。

あ、いかんいかん。流石にキモすぎる赤ちゃんになってしまう。

だがメロンが2つもあり、当たってしまったのだからこれは許してほしい。


こういう時は何も無かったかの様に顔色を伺うのが良い。


上を見て顔色を伺うが特に気にした様子も無く、トコトコ歩く。


(ふぅ……良かった。開始数秒で敵を作る所だった。)


鉄壁のハートを持ってる俺でも出来るだけ敵は作りたくない。


美女に抱かれ、移動している中、優越感に浸っているのも良いが、俺は周りを見る。


すると、壁は白く明かりはシャンデリアの様な物で照らされており、ドアがいくつも有る。


(確か神様によれば俺は男爵家の次男として産まれるんだよな……、って事はここは男爵家の家って事か?)


日本人が住んでいる家よりは暗いがそれでも前まで明るすぎて周りが見えなかった俺にとっては不快感は感じない。


移動していると他のドアよりも二周り程大きい木製で縁の部分には金メッキが貼られている高級感溢れるドアに付く。


するとメイド服を着た美女がドアを4回ノックし何かを言う。


「アンナです。アイル様をお連れしに来ました。」


(へぇ、この美女はアンナって言うのか。

そんでもって俺の名前はアイルと。)


「おぉー、よく連れてきた。さっ、速く入れ入れ。通していいぞ。」


若い声が扉越しに聞こえる。


その声が聞こえたと同時に、タイミング良く内開の扉が開き、中の様子が見える。


(自動ドア!?)


と一瞬思ったが日本ならともかくこの世界の、今の時代にそんな近未来的な物は存在しない。


女性の使用人が扉の横に一人ずつ待機しておりその使用人が開けたようだ。


中には、白銀の髪色で、長すぎるのか後ろで髪を糸の様な物で結んである色白イケメンと、ストレートロングの髪型で金色の髪色をしたメイド服を着た美女より美女な人がいる。

二人共座っていて周りには一定の距離を保ったメイド服を着た美女が沢山いる。  

だが一人だけ、座っている二人の近くにいる。

老執事だろうか?そんな事を思っていると老執事が喋る。


「アンナ、アイル様を旦那様の元へ。」


と老執事は優しく、俺を抱いているアンナへと言う。


(なに!?あの色白イケメンは俺の父親だったのか!?)


驚きの新事実に俺は胸が高鳴る。


アンナは俺の父親・・の所まで行き、俺を父親へと渡す。


「失礼します。旦那様。」


と言いながらアンナは後ろへと下がる。


「可愛いですね、家の子は。」


と隣にいる美女が俺を笑顔で見つめて俺の父親に言う。多分俺の母親が言う。


「あぁ、やっぱり家の子は可愛いね。だが強く抱いたらボロボロと壊れてしまいそうで怖いんだ。」


(俺の父親はかなり怖がりらしい。そんなボロボロなったら逆に怖いわ。)


「フフフ、そんな事になる訳ないでしょう。前もそんな事言ってませんでしたっけ?」


(ん?前も?あぁそうか俺には兄がいるんだったな。良い奴なら良いけど。というか何処にいるんだ?)


「そうだったか?だが何回見ても可愛いね。」


優しい笑顔で父親は翔也を見つめる。

その仲睦まじい光景には周りの使用人も笑顔になる。


(フッフッフ……ここは1つ媚を売るか。)


「あぅー、エヒャエヒャー」 


翔也は満点の笑顔で笑う。


「お、笑った笑ったぞ!」


父親が嬉しそうに、老執事に向かって言う。


「アイル様は旦那様、奥様をお好きなんですよ。」


老執事は俺の父親と母親に向かって優しく言う。


(流石老執事。父親と母親をさり気なくヨイショするじゃないか。)


この時の翔也はテンションが上がっているので別にそんな凄くなくても凄く聞こえるのだ。


「凄いわねアイル、ヴェンの時なんて泣きじゃくって手におえなかったのに。」


ほぅ、俺の兄はヴェンと言うのか。フッフッフ、これで高感度10は上がっただろう。


そんな事を考えているとアンナが話しかけてくる。


「旦那様、そろそろ会議のお時間です。奥様、そろそろ茶会の時間です。」


(え?もう?早くね?終わるの早くね?)


なんて思ってるといつの間にかアイナに抱っこされていた。


「名残り惜しいでしょうけど父上はお仕事なの。我慢してね。」


と母親が近づきほほを撫でながら言う。


「旦那様、奥様、馬車の準備ができました。」


あ、また老執事だ。本当この人仕事早いな。


「そういう事だ。では行ってくるよ、アリーナ、アイル。」


(え?俺の母親の名前ってアリーナなの?)


「あら、分かったわ。では私も行ってくるわね」


(へぇ、アリーナって使用人に話すときと俺達に話しかけてる時とで話し方が変わるんだな。)


「「「行ってらっしゃいませ、旦那様、奥様。」」」


元気が良い使用人達が声を合わせて言う。


「ご案内します旦那様。」

と老執事が。


「ご案内させて頂きます奥様。」

とアイナが。


(アイナってメイドの中でも偉い人なのかもな。)


なんて思っていると眠気が襲ってくる。


「初めてのご対面でお疲れでしょう。ご自室まで送らさせて頂きます。」


とアイナとは別のメイドさんが言ってくる。


眠気で答えられないので無言で抱かれる。



なんか今日で色々とあったなぁ…ってここにいるメイドとかって綺麗な人多いいよなぁ。

良いメロンを持ってる人も……グヘヘ。


薄れていく意識の中で翔也は、そんな事考えていたのであった。

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