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02 初めまして異世界。

夜の0時に投稿する事が出来ずすみませんでした。

投稿時間変更として、夜の0時では無く、昼の7時投稿に変更させて頂きます。

昼の12時投稿は変更無しです。


楽しみに待ってくれた方、申し訳ありませんでした。

神様から転移されられて両手では数えきれないほどの時間が過ぎた。多分。


意識を手放し、覚醒し、意識を手放し、覚醒し……、を繰り返していたら分かった事がある。それを整理してみた。


・今、この世界の母親のお腹の中にいる事。


・何かを考えると直ぐに眠気が襲ってくる。


・生まれてくる前の状態でもスキルを得ることが出来る。


最後のがよく分からないかも知れないが、順番に話していく。 


最初に、何故、母親のお腹の中にいると分かったかと言うと、優しい何かに包まれ、守られている感覚があった事。

安心する物とへそら辺で繋がっていると言う事。

だ。日本での保健体育の知識がある俺はこの状態から母親のお腹の中にいる事が分かった。


次に、何かを考えると直ぐに眠気が襲ってくる事だが、これはその言葉通り、何かを考えると眠気が襲ってくるからだ。今は少しだけ眠気を我慢できる様になった。


最後に、スキルを得ることが出来る。だが、眠気と激闘していたら女性の機械音の声がして、【眠気耐性ねむけたいせい】を習得しました。というアナウンスが流れたからだ。


そして眠気が襲ってくる。

最近、【眠気耐性ねむけたいせい】を習得してから眠気が襲ってきたら素直に寝るようにしている。眠気と戦ったら成長が遅れそうだしね。


翔也は、意識を手放す。



意識が覚醒し、しばらく経つ。

暇なので手足をグーパーグーパーして遊んでいると、体の中に流れる血とは別の物を感じる。


なんじゃこれ? 栄養か何かかな?


そう。この時の翔也は何故か栄養と考えてしまったのだ。


栄養だな。でも栄養が流れてるのを感じる事って出来るのかな?

まぁ、いっか。


考える事をやめた翔也は、手足を大の字にして動かしたいという衝動を抑えて、グーパーグーパーという遊びで我慢する。

翔也は母親のストレスを最低限にしてあげる紳士の心を持っているのだ。


しばらくグーパーグーパーという遊びをしているが、血とは別の流れる何かを感じてしょうがない。

感覚で言うと、痒いのに手が届かない! という風なムズムズ感がするのだ。


グーパーグーパー遊びをやめて流れる何かに意識を集中させる。


流れる何かを動かせそうなので動かしてす様にイメージをし、体の一部に流れる何かを動かしてみる。


難しいぞこれ……。


寝て起きては流れる何かを動かすイメージをし、寝て起きてはまた何かを動かすイメージをする。

これの繰り返しだった。


そして遂に……体の一部に流れる何かを動かすが出来るようになった!


『スキル【魔力まりょくコントロール】を習得しました。』

女性の機械声が頭の中でそう言う。


あ、あの時の声だ。


そう。翔也はこの声を聞くのは初めてでは無い。

前に一度、眠気と戦った時に聞いたことがあるのだ。


ちょっと待てよ……、魔力コントロール? って事は俺が動かしてたのは魔力って事なのか? じゃあ、身体に纏わせるようにしたらどうなるんだ?


俺は集中して魔力を身体に纏わせるようにする。イメージとしては一つ一つの動きを魔力でサポートし、強化するって感じだ。


思った通りのスキルを習得出来ればいいけど……。


最初より、魔力を動かしやすい。

前は魔力が違う方向に行ったり思った通りに動かなかったりしてたけど今はそんな事は無い。

予想だが【魔力コントロール】のお陰だと思う。


これでどうだ! 


『スキル【身体強化(しんたいきょうか)】を習得しました。』


よし。思った通りのスキルを習得出来た。

だがこれでいいのか? こんなスキルをバンバン習得出来たらこれ程楽な事は無いが……。


だがあの神の事だから全部適当何だろうなぁ……、はぁ、先が思いやられるな。


思い通りのスキルを習得出来、満足をし、これから先が思いやられていると、眩しい光を浴び、大きい何かにすくいあげられる。


「あうぇうあうぇあう!?(え?何?何が起こったの!?)」


状況が理解出来ない俺はこう思う。


あ、夢か。


なーんだ夢か、驚いた。

あれ?でも俺寝たっけ? まぁいっか。


「あぅー、あぅー、あぅー、あぅー、」


翔也は寝ようとするともっと大きい何かが翔也を持ち上げ、うなじより少し下の部分を思いっきり叩く。


そのパワーは赤ん坊に対しての力では無かった。


「ごほっ、っ!?あうあうぇうあうあー!!あうえうあ?(おい誰だ今叩いた奴!幼児虐待だ訴えてやるー!!あれ?ここって警察いるっけ?)」


そんな風に涙と大声を出しながら俺は叫ぶ。

周りからは出生時の赤ちゃんが泣き叫ぶ声と思われ、周りからは拍手と喜びの声がハッキリと目では見えないが俺でも聞こえる。


目は落ち着いたら見えるだろうと思いつつ、叫び倒し、あっという間に眠くなった翔也は、眠気に身を任せ眠りに付いた。

やっぱり、経験した事が無い事を書くのって難しいですね。


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