表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/13

01 神との出会い。そして転生。

勢いで書いたので矛盾している点、誤字脱字。

言い回しが変な場合、教えて頂けるとありがたいです。

「え?」


嫌、何?異世界転生?どゆ事?


『あ、そうか人間の頭はすぐパンクしちゃうからね。』


ん?人間の頭はすぐパンクする?どうゆう事だ?この人は人間じゃ無いのか?


『自己紹介を忘れてたね、失敬失敬、僕は君が言う所の【神】という存在だよ。名前は長いから割愛して、僕の事は神様とでも呼んでおくれよ。』


神?僕?やっぱこの人男なのか。顔が女みたいだから男の娘なのかな?


『いんや、僕の性別は女だよ?君が男の方が喋りやすいと思って僕のスキル【変質者(へんしつしゃ)】で容姿を変えていたのさ。』


なるほど、確かに喋りやすい。少しリア充感溢れてて嫌だけど…。

でも俺声に出して喋ってたっけ?


『嫌、声に出して喋ってないよ?ここは僕のスキル【亜空間想像】で作ったから君の思考が読み取れるって訳さ。』


スキル?あのラノベとかでよく見るあれか!

凄いな、あれ?でも俺って死んだんじゃ無いっけ。


『うん、君は死んだね。でも次の生命に乗り移る前に僕が君の魂をこっちへ引っ張ったって言う事さ。だから君の体も透けてるだろ?』


あ、だから俺の体が透けてるのか。

それは分かったけどあの少年はどうなったんだ?ちゃんと生きてるよな?


『あぁ、君が助けた少年の事か。君は心配性だな〜。あの少年は生きてるよ。どうやら自分のせいで君が死んでしまった事に後悔してるらしいね。』


そうか……それもそうだよな。自分のせいで形はどうであれ、俺を殺してしまった訳だし。


「あの、神様。少年に気にするなって言ってもらえませんかね?」


変に病んで自殺とかされたら俺が犠牲になった意味が、無くなるしな。


『僕の口からは厳しいけど、地球にいる僕の眷属に言ってもらうようにするよ。だから安心してね。』


後は家族か……。


『そうだね、君の家族さんにも伝えなきゃいけないよねぇ……、でも、僕の力じゃ今この場に呼べないから僕の地球にいる眷属に内容伝えておくよ。』


え?いいの?


『あ、いいよ?僕の創った世界に来てくれればだけど。』


ふぁ?


『いやぁ、僕の世界地球で言う中世ヨーロッパの時代背景から一歩も変わらないんだよね、まぁそこまで来たのが奇跡に等しいんだけどね、だから一歩でも良いから君の力でひと押ししてくれないかなぁーって。』


いや、知らんわ! 神がひと押しすれば良いやん、何で俺がそんな重大任務任せられなきゃいけないんや!


『あ、じゃあ見るだけでも良いから!少しで良いから! あ、言い忘れてたけどこれ受けなかったら君、無の世界行くから。次の人生歩む道が無くなるから。』


は?もうそれ1択じゃねぇぇぇぇか!

なんか神様ニヤニヤ見てくるんだけど、え?顔近い近い。


「はぁ……分かりましたよ。でも見るだけですよ?そんな、重大任務受けませんからね。」


無の世界なんて嫌だもんね。


『おぉぉ、やっとヤル気になったね!お姉さん嬉しいよ!』


自分でお姉さんって言うってどうなんだろう……。


『ホントに君って言動と思考が噛み合わないよね。……まぁ、良いや。兎に角、君には僕が創った世界に来てもらうよ。』


「それは分かりましたけど、どの様な世界なんですか?」


『簡単に言うと、剣と魔法の世界だね。魔物と様々な種族がいて、魔王もいる。そして一番偉いのがこの私さ!」


めっちゃドヤって来るんだけど、しかも説明が大雑把……。


「あの、すみませんもうちょっと詳しく説明してもらって良いですかね?」


『あれ?今の凄く分かりやすいと思ったんだけどなぁ……、君、脳みそ入ってる?』


「あ?」


嫌、この神失礼過ぎんだろ。

しかも悪気無しで言われるって、来るものがあるな……。


『いえ、何でも無いです。』


あ、小さくなった。

まさにショボーンだな。


『は!これでは神としての威厳が!いかんいかん。えーゴホンでは、もっと詳しくという事だったのでご説明しましょう!。』


いや、今更かよ。ドヤってる時点で神の威厳無しなんだけどね。


『で、気になってるのは魔法だと思うんだけどね、その名の通り魔法だよ。分かりやすく例えると丸眼鏡の蛇と話せる少年が出てくる映画見たいな事が出来るね。さっき使った

スキルも一応魔法の概念に入ってるよ。』


『次に種族! 種族は、ヒューマン、エルフ、ドワーフ、ホビット、獣族(けものぞく)で、これらが友好対象達だね。そして、敵対対象達は、魔物、魔族、とかかな。他にも、妖精やら精霊いるけど今は割愛と。』


『そして時代だね。時代は地球で言う中世ヨーロッパが一番近いかな。まぁでも、中世より劣っている部分もあるし進んでいる部分もあるから一概に中世ヨーロッパとは言えないかな。』


『政治は、王政となっていて王、皇帝が最終決定権を持ってるね、街や村の運営は貴族が行っていて、村には貴族が居ない場合も多々あり、その場合は村長と呼ばれる長が運営担当しているね。決め方は色々あるかな。』


『言い忘れてたけど、魔法が使えるのは貴族か私が加護をあげてる平民とか協会の人間かなぁ…。平民でも魔法は使えるけど初級魔法ぐらいしか使えないんだよね。しかも、年寄りになるまで魔法の練習してないと習得出来ないし。』


『この世界は多神教で全員で六の神が存在し、創造神をはじめとする、武、魔、技、商の神がいる。これらの神は善神で、他に邪神と呼ばれる主に魔物、魔族から信仰されている。』


『そして、奴隷制度があり、奴隷対象は犯罪奴隷。借金奴隷。逃亡奴隷が主である。』


『う~ん、大体こんなもんかな。私の記憶をほじくり返して言ったけど抜けてる部分とか一杯あるからね。あと、全部言っちゃうと面白くないしね。』


抜けてる部分あるのかぁ、まぁでもおおよそは分かった。しかしエルフやら獣族がいるのかぁ、耳をおさわりしたいなぁ……。


『分かってくれたなら良かった良かった!フッフッフ、これで僕の威厳もムフフフ……。』


いや、全然威厳取り戻せてないから……。

 

『ニァニ!? キッ聞こえてたのかい!?』


「えぇ、それはもうバッチリと。」


俺は笑顔で答える。

何故かこの神いじりがいがあるんだよなぁ。


『はぁ……、もう良いや。じゃあ転生する時の要望とかってある?出来るだけ叶えさせてあげるよ。』


「あ、じゃあ良い友達とか良い人と友達になれる様な物ってありますかね?あーあと、魔法も使えるようになりたいなぁー。」


『ふむふむ、なるほどなるほど。じゃあ、善の人に会えるスキルは無いから、君のステータスの運度をあげとこう。そして魔法を使えるようになりたいという要望にはスキル【習得速度倍加】をあげよう。』


習得速度倍加!? それって何それ凄そう。


『習得速度倍加は、スキルなどを習得する速度を速める事が出来るスキルだね。速める速度はレベルに依存するよ。上限が10だから覚えておいてね。』


上限が10…つまりLv10までって事か。


『あと、君には加護をあげようじゃないか。前に来た子は加護を上げなくて直ぐに死んじゃったからね……。』 


おい、いま何つった!?死って言うキーワードが聞こえたんだけど!?


『そう焦るなよ、僕も学習したんだ。日本人は知識が豊富だけど貧弱って。だから、君には安全な貴族産まれにしてあげよう。特別だぜ?』


「いや、特別なんじゃない無くてあんたが学習してなかっただ『あーあーあー!知らない!知らないよ!そう。僕は神だよ?ちゃんと考えがあって危険な場所に送ったんだ。』


「ほぅ、それではどういう考えで?」


『それわぁ…その…、まっまぁ細かい事を気にしてたら禿げるよ?人生気楽に生きようや』


嫌……もう死んでるんだけど。


『むぅぅ……、とっ兎に角!君は僕が創った世界の、ハウール王国の男爵家の次男になって貰うから!宜しく!』


ふぇ?イヤイヤ、説明雑すぎんだろ!何だよハウール王国って!ジ■リかよ!


『んじゃ、頑張ってね〜。』


いや、そんな無責任な!フッざけんなよこの駄女神!


『教会に行って僕と会いたいって思ったらいつでも会えるから、悲しくなったら来るのよ翔也ちゃん!』


絶対合わねぇ!もう嫌いだ。この神様。


『あー、ハッハッハっハッハッハ!』


俺は神々しい光に包まれて意識を手放した。

面白いと思ったら感想、ブックマーク、レビューお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ