11 一般常識
凄く短いです。
すみません!7時の投稿で長くします!
困った。非常に困った。
俺の目の前には、もし起きて、暴れられては困るので、拘束した盗賊達が居る。
何が困ったかと言うと、対処方法だ。
普通の場合、魔法袋等に入れるのだが、今現在持ち合わせていない。
この状態でも別に構わないが、魔物とかに食べられて、血を残し、血の臭いを嗅ぎ付けた魔物等が来られても困る。
冒険者ギルドに差し出すのがベストらしい。こいつらが指名手配にかけられている場合、報奨金を貰える様だ。
しょうがない……燃やすか。
この様な事に時間を割いてはいけないのだ。
時間は金で買う事は出来ない。
燃やすと言っても、非常に人間は燃えにくい……と本に書いてあったので、そこらへんから乾いた木を持ってきて、盗賊の周りに置く。
酷いが、絶命させる。
意外と抵抗は無く、すんなりと殺せた。
装備品やら高級品やらなんやらを盗賊から取り、下着状態にさせる。
盗賊が持っていたショートソードは刃こぼれはしているが、どれも質が良さそうだ。
宝の持ち腐れってやつだな。
準備は整ったので焼く。
父さんにも許可は得ている。
心の中に突っ抱えはあるが、まぁこいつらが悪いんだし、自業自得だ。
可哀想と思ってしまうのは、元、日本人だからだろうか。
この世界では一般常識らしいが。
この世界の常識は恐ろしいぜまったく。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
気を取り直して、馬車で移動する事、数時間。
大きな壁の様な物が見えてくる。
なっなんだあれは!
段々近づいていくと、もっとデカくなる。
どうやら城壁の様だ。
流石王都、デカさがハンパないぜ。
城壁を通り過ぎようとすると、誰かに呼び止められる。
「あの、少し待ってください。」
どうやら衛兵の様だ。
中に入っていいか確認下ほうが良かったかな?
「王様の命を受け、王都にお越しになられたんですよね?話は聞いています。」
なんだ。話を聞いているんじゃ無いか。
じゃあ何で呼び止められたんだ?……もしかして、サインを求められたりしちゃったりするのか?
「うむ、そうだが。何か問題あったかね?」
父さんが、言う。
俺に話し掛ける時は軽いが、辺民相手となると、口調が変わる。
貴族としての暗黙のルールの様なものらしい。
「いえ!問題という問題はございませんが……規則として、特別門へのご入場となりますので……えーと。」
なんやと!特別門って何やねん。
貴族専用の門みたいな?
「あ!そうでした。すみません。忘れてました!」
御者さんが言い出す。
まぁ、若いし許してやろう。
「んもぅ……困りますよ、そう言うの。男爵様も困ってしまいますからね。」
と衛兵は呆れた様に言い、馬を引く。
連れて行かれる事数分。
馬車が沢山止まっている所が見える。
何かぽっちゃりした男が沢山いるので貴族専用の門で間違いが無いようだ。
特別という名前は貴族達が喜ぶ様にかな?
「おや、グラム領の領主、エルド男爵ではありませんか。お噂に聞きましたぞ。黒狂鬼将軍を倒したとか。」
あ、中でも一番ぽっちゃりした男がこちらにくる。
「嫌、実際倒したのは息子のアイル何ですよ。」
「ほぅ?お冗談がお好きなのですかな?こんな小さな子が倒せる訳無いでしょう。」
カッチーーーン。
何だこの豚。失礼だぞ。
「じゃあ僕の腕前を見せて差し上げましょうか?」
これで見せたら認めてくれるだろう。
ってかこいつ本当に貴族なのか?
貴族って頭が良くて心が広いイメージあったけど。
「ほぅほぅ、そこまで言うのでしたら良いでしょう。普通にやっても面白くない。そうだな、私の護衛と戦って勝てたら白金貨三枚やろう。お前が負けたらその、黒狂鬼将軍とやらを頂こう。」
は?何、こいつふざけてんの?
まぁ、良いだろう。
勝ったらいいんだ。
「良いでしょう。ではもうやりますか?」
「いえ、ここで戦っては無駄な被害が大きくなるだけでしょう。冒険者ギルドの闘技場を使いましょう。」
何だそれ。闘技場?
そんなのあるんだな。知らなかった。
「分かりました。ではまた後ほど。」
なんかすっごい偉そうにしちゃったけど、まぁ良いだろう。
あいつが悪い。
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