プロセス1 伯爵家母親似の四男
まだまだいきましょう。
変更しました 八月二十八日
変更しました 九月十二日
年齢を変更しました 九月十七日
その日、パルドン大陸、ゲリオン山脈の南側にあるワンセ王国の東側に所領をもつジンガー伯爵家に四人目の男の子が生まれた。その名を【ドイル・日日日・ウィンダム・ジンガー】という。
ちなみにだが、この世界の文字は常用文字と真製文字がある。真製文字とは象形文字の一種とされ、貴族の真名を表記するためや魔法陣を描くために必要な文字である。常用文字は全世界で共通して。文書であれば世界共通で使用でき、言葉では訛りや細かなニュアンス、言い回しが違うことが多い。
閑話休題
さて、ドイルと名付けられた赤ん坊は男の子としては四人目だが、子供としては第七子となる。王国の法律などはあとで説明するが、全員同じ両親から生まれた正真正銘の兄弟である。家族構成を書き出しておこう。
(年齢は主人公誕生時点)
父:メダリオス・ウィンダム・ジンガー 現ジンガー伯爵兼防衛副大臣 36歳
母:キャサリン・ウィンダム・ジンガー パルドン大陸三大美少女の一人 32歳
長女:カテリーナ・ウィンダム・ジンガー 国立クエリオ騎士学校中等部3年 15歳
次女:エリザベス・ウィンダム・ジンガー 国立クエリオ騎士学校初等部3年 12歳
長男:アーサー・ウィンダム・ジンガー 国立クエリオ騎士学校初等部3年 12歳
次男:イグナチウス・ウィンダム・ジンガー 肩書なし 8歳
三男:コナン・ウィンダム・ジンガー 肩書なし 5歳
三女:ヴィクトリア・ウィンダム・ジンガー 肩書なし 3歳
四男:ドイル・ウィンダム・ジンガー(主人公) 肩書なし 0歳
以上が現ジンガー伯爵家の家族構成である。ドイルは一番最後の子供ということで特に可愛がられた。
父は仕事や社交で忙しい中でできるだけ顔を見せて、積極的に抱っこした。母は乳母を雇わず自分の母乳を与えた。。
そんな中でドイルは1歳で歩き始め、2歳で長男から贈られた本を読み始め、3歳から長女から訓練を受け始めた。
さらに絶世の美少女たる母の容姿を受け継ぎ、女の子と間違えられるほどの美少年になった。
そんな彼の5歳の誕生日に、彼の運命の歯車が動き出す。