目次 1/1 奇譚 1 かつての平家が源氏を野蛮人と称した様に、平家が言う妖怪は、平安京の壁の外をうろつく、物乞いを呼称していた可能性が高い。 ここに、ヒサゴという浮浪者がいる。この男、平安京の右京をうろつくゴロツキ。 顔も厳つく、体もデカい。 この男、何故か人の鳴き声が気になる男で、鳴き声が聴こえたら、近付いていき耳を欹てる(そばだてる)癖がある。 酷い時は、覗いてしまう程。 この浮浪者が転じて、妖怪覗き鬼となったそうな。 −−−−−−−−−−−−−−−−−− 少しづつ書いていこうと思います。