第六章〜声
御早う御座います!宜しく御読みになって頂けましたら幸いです!
その時、であった。
突然、もんぶらんの放送に、男の声が入り込んだのである。
『おい、なにをやってる?さっきからなにかしてないか?気配でわかるのだぞ。何を企んどる?変な考え起こしたらただではおかんぞ』
もんぶらんの言う通り盲目だとするならば、盲目の暴漢の声。
もんぶらんの声は聞こえないが、なんらかの攻撃に対して応戦しているのを物語っていた。
『どうした?なにがあった?大丈夫か?おい!やめろ』
俺が光速で打ったコメント。
たが盲目の相手に届くはずもない。『やめておけ。やめろ』
俺がコメントを打っているうちに、騒がしい物音はやんだ。
しぼらくして、
『大丈夫です。たすかった』
と、彼女からのものらしいコメントがコメント・ビューワに現れた。どうやら無事だったようだ。
━━ふう。無事だったか。俺は胸を撫で下ろす。
どこか遠くから、ジェット機のエンジン音のようなものが聴こえた気がした。高層階だから飛行機の音も近いということか?エレベーターは、かなりの高層部で停まっているということか。推理した。
ひとの息遣いが聞こえる。男のものか?
急がなくてはならない。
有り難う御座いました!