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ぺぽちょんと犬

「公園を散歩するのは気持ちがいいな、遊ばなくなった遊具も風情を感じるぞ」

 ぺぽちょんは早起きは三文の徳を信じて公園に来ていた。時刻は朝の六時。少々早く起きてしまったばっかりに、ことわざを思い出してしまったばっかりに行動せねばと気持ちを駆られたのだ。

「お、犬を連れたばあちゃんがいっぱい歩いてくる」

 ぺぽちょんの目の先に、腰を98度曲げたおばあちゃんwith犬行列が現れた。

「一人目のおばあちゃんは犬を引くリードを片手におにぎりを結びながら歩いてやがる」

「本当だな、このおばあちゃん只者ではないぞ」

「な、あさぎのぞむ!?」

「ぺぽちょんも早起きは三文の徳にあてられたか」

「お前もか!」

「みろ、二人目のおばあちゃんはもはやリードなど要らない。犬との信頼関係を墓場まで持っていくつもりだ」

「む、三人目のおばあちゃんは98度と思いきや反対側に262度腰を曲げてやがる」

「四人目はレインボーわんこを連れているな」

「みんな違ってみんないいな」

「ああ、早起きにこれまでの得が詰まっているとは、作者あさぎのぞむも早起きして喜んでるよ」

「ん、なんだその言い草は」

「騙されるんじゃないよ、わたしゃ化けおばあちゃんだ!」

「ば、化けおばあちゃん! 化け狸ならぬ!?」

「みんなも、詐欺には気をつけるんじゃぞ」

「おばあちゃんに注意喚起された!」

 気をつけてねぺぽちょん、皆!

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