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ぺぽちょんとクーラー

「むむむ、ちと寒いな」

 ぺぽちょんは部屋の電球を変えて豆電球が復活すると健やかに寝始めた。しかし季節は夏、夜の温度調整は非常に難しく、真夜中に目が覚めてはリモコンをいじる事を繰り返していた。

「どこかの誰かが夏のエアコンの最適温度は28℃っていってたな」

 頭上に手を伸ばして手探りにボタンに指を準える。ぺぽちょんはおよそ28℃であろうと温度を高くした。

「おやすみ世界」

 一時間後。

「おはよう世界」

 ぺぽちょんは体を起こして設定温度を確認した。どうやら28℃だが、部屋が寒くて目が覚めてしまったようだ。

「もういいぜお前、部屋から出てけ」

 ぺぽちょんはエアコンを切って寝た。

 30分後。

「あちいぜ宇宙」

 ぺぽちょんはエアコンを入れた。

「涼しいぜ宇宙」

 30分後。

「たまんねえな、寒すぎ!」

 ぺぽちょんはお水を飲みにリビングへと向かった。冷蔵庫を開けて目を萎ませる。すると、冷蔵庫の中に入っているうなぎのタレを見て思った。

「うなぎのたれ」

「何を思う?」

 ここで作者あさぎのぞむが首を突っ込んできた。

「たれうなぎ」

「ほうほう」

「たぇうぁぎ」

「ほほう?」

「てーうーぎ」

「ほへ?」

「えーうーき」

「ま、まさか!」

「扇風機だ!」

 ぺぽちょんエアコンを消して扇風機一択で快眠。

 良かったね!

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