トノサマバッタ
とのさま、って。
ちょっと可愛いというか、ゆる〜いかんじ、しませんか?
あたりをみまわしても 働きバッタはいない
余がみずから足をはこぶ
大声はりあげても 働きバッタはいない
余がみずから手をよごす
巣の深く深く おいでになられる
女王アリさまにはおそれおおくも
あくせくと汗をたらした行列したがえ
それと比べてしまったら
余は裸の殿様だ
おなかがぺこぺこでも 働きバッタはいない
余がみずから狩りにでる
いくさが始まっても 働きバッタはいない
余がみずから首をとる
巣の奥の奥に すましておられる
女王バチさまにはご機嫌うかがい
ぎんぎらの毒針かまえた兵隊ならべて
それと比べてしまったら
余は張子の殿様だ
トノサマガエルも登場させようか、一考しました(笑)