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天空の使者  作者: サルザムライ(占空)
第4章 MONSTERS
50/50

第4章完結 〜Life is beautiful〜

コッコはロングイと別れの挨拶をしている

国の情勢を期待することをロングイへ伝えるとタマの分まで頑張ると万遍な笑みで答えが帰ってきた

グラニーテルファミリー幹部はこの国の政治家になったのだ

ロングイは国がだらしくなると笑っていたが言葉と裏腹に燃えてる感情が伝わってくる

「じゃあな」

「ありがとうな!」

TEAMJAMと拳と拳をぶつけて挨拶をした

いつか又逢える日を誓って


コッコは後を歩くTEAM BiSHを気にしていた

チッチ以外ハグミィに会いに行きたがったのだがチッチが少し抵抗いていたのだ

本当は会いたいのに今 会うべきなのか迷っているようだ


時に人は変な意地が後悔の素を作る


それに気付いていたリンゴがスタスタとチッチの元へ歩み寄る

「私、ユニバーサルに来る時、友人と離れたんです、でも…今でも逢えるチャンスがあるなら会いたいです!例え相手が自分を解らなくても元気な姿をみたいです!それも1つの友情だと思ってます」

言いたい事を上手く伝えられないもどかしさの中一生懸命リンゴなりにチッチへと伝えた


チッチは少し黙っていた


リンゴは下を向いて戻ってきた

YUIが微笑みリンゴの頭をポンポンとする

ミヤビがクリビーの顔を見る

クリビーはイガラシを見るとイガラシが歯を全開にしてニヤリとする

キーンはこのイタズラ顔が好きで一緒にニヤリとした


翌日ー

キャンディサイエンス州国家 

ロック アン エンジェルスシティ

通称 "ロック" と呼ばれる街

街自体は大きく世界的にも有名な街

主要部は高いオフィスビルやオシャレなお店が多く並ぶ

観光地としても人気の場所で様々な国の人間が楽しめる街だ

その街の外れに砂漠がある

大小様々な岩山と枯れてないのに枯れているように見える木が垣間見る

岩山は大きくても数百メートルの高さ

空が大きく見通しが良い事を活かし国内線の空港がある

土地はふんだんにある為広い空港の半分は退役した飛行機が解体待ちとしてアチコチにある

 

 通称 "飛行機の墓場"


迫力ある旅客機や戦闘機に触れたり乗れたりするのでマニアが観光で来たり映画やミュージックビデオ等での利用が多い


ここにハグミィと旦那が撮影で来ているとマツクワに聞いたTEAM BiSHは高い岩山から飛行機の墓場を観ていた

高い岩山だけに広いスペースは無く、段差になっている所から各々がハグミィを探す


人一人分のスペースに座ったり立ったりしている


黒のパーカーに赤いスカート型パンツが風になびくとその姿は絵になっていてカッコ良さがある


「ねぇもっと近くに行って探そうよ」

アユニが口を尖らせて言う

「今日は観光客が少なそうだからここからで充分でしょ」

しれっとチッチが言葉を返した

本当は行きたいくせに!アツコがチッチの意地っ張り具合に少し困る


ツインテールが揺れる

「居たみたいだよ」

アユニがリンリンを解読した

「おっ!本当だ!いた!」

アイナが手で日除けを作りハグミィを見つける

岩山と飛行機をカメラでパシャパシャと撮っている姿が解った


笑顔でラフ板を持ったり、被写体になったりと楽しそうにしているのを遠目からメンバー観て少し寂しい眼ををした

チッチはパーカーのフードを深く被るように両手で引っ張る

「なんか幸せそうだから落し穴造ってくる!」

モモコがそう言って岩山から飛び降りた

「モモコ!!」

アツコが叫んだ時にはモモコは竜巻の様に回転して地面に穴を掘る体制に入っている

「素直じゃないねぇ」

アイナがモモコを観て笑う

「基本天邪鬼だからね」

アユニも微笑んで穴を掘る姿を観る

「落し穴にはまったところでも見ようか」

アイナはそう言ってチッチを観る


ツインテールがまた揺れる

「?」

アユニがリンリンの動きを見て目をやると

いかにも悪いですと言わんばかりの素肌に革ジャンで大きな体をした男達がハグミィ夫婦の方へ歩いていた

「なに、あの頭の悪そうな奴等」

アユニの目が座る

「10人…戦闘力は少し高めね…」

メガネをクイッと上げてアツコが分析をする

「トラベラーズハンターか」

アイナの目も座った

チッチがフードからハグミィと男達を覗く

案の定男達は絡み始めた

周りの観光客が蜂の巣からでも逃げて行くかの様に散っていくのも解った

ザザッ!!

アユニとリンリンが岩場から飛び降りて行く

「行かないのか?」

アイナがチッチに聞くがチッチは何も答えない

「私達は行くからね!」

そう言ってアツコとアイナも飛び降りて行った


1人取り残されるチッチの眼がパーカーの陰から光る

「焦んなくても、私ならすぐ行けんだよ!」

岩場の上でしゃがむ様にして脚に力が入る


「何すんだ!何だお前らっ!」

旦那がハグミィを庇う様に手を広げ大男達の前へとはばかる

大男の1人が旦那の肩を押してカメラとバッグを取ろうとする


「あいつらっ!」

アユニの腕に力が入る、リンリンも袖からゴム銃を出した

ビュオン!!

まるで横を戦闘機が通ったかの様な切れ味ある風が抜けた

「あいつが1番素直じゃねぇな」

「まったく」

アイナとアツコが笑う


"超瞬発力 FAKE METAL JACKET!!"


「んあ?」

大男達が驚く

砂漠の砂煙が波状に立上がり 黒いロケットみたいな物が飛んで来たのだ

「さ…サメ?!!」

1人の男がそう言った瞬間

ドゴン!!ゴン!

2人の男が鉄球が当たったかの様に吹っ飛んだ


あ然とするハグミィ夫婦と男達

アユニの腕が光る

「え、あ?え?」

ボコ!ゴン!

また2人の男が飛んで消える

「や、やべぇ、何だコイツラ」

男達が逃げようとするが上半身はBiSH達に背を向けているのだが足はそのままで雑巾を絞った様な形になった

「ひゃぁあ!地面から手が出てる!!」

その手は2人の男の足を片方づつ握り離さなかった

まるでホラー映画の様な光景に腰を抜かすと

ガボン!!と土を舞い上げモモコが飛び出して来た!

足を握り回転して洗濯機の中を見るかの如く渦を巻き投げられた

男2人が遠くへ消える

「ふざけんなぁっ!」

そう叫んでピストルを抜く男達

「ふざけてんのはお前らだろ!この人達に手を出すな!」

ドス!ドス!ドス!ドス!

久しぶりに口を開いたリンリンが撃ち込むと重い音を立てたゴム弾が2人の男を沈める


「これ着けて」

アツコが呆然と見ているハグミィ夫婦の耳にヘッドフォンを着ける

「‼‼」

突然の事に驚くが次の瞬間 空気が波打つのが解った

 "VOICE Sympathy"

「VOOOOOOOOO!!!」

「ギャッ!」「グホッ」

「あ~!!」

男達は音に殴られ、音に飛ばされた

ゴム銃で倒れていた男達も一緒に飛ばされる


スポっとアツコがヘッドフォンを外す


メンバー全員がパーカーのフードを被り顔を隠すようにした

「す、凄い!! ありがとうございます!!」

ハグミィがメンバーへ駆け寄る

メンバーは急に挙動不審な動きをし始めた

イザとなるとどうして良いか解らないらしい


その様子を吹き飛ばされた男達が廃飛行機の隅から覗き見た


「ね、いい作戦しちゃたでしょ俺」

1人の男がそう言うと体ウニウニとして形を変える

イガラシが出てきた

全員がウニウニと体が波打ち変形していくと

TEAM JAMとマツクワが出てきた

「この茶番イイっすね」

マツクワがイエーイとイガラシとハイタッチをする

「後は任せて帰りますか」

コッコがそう言うと全員その場を後にして歩き始める

ハイドは足を止めて振り返る

遠くに見える姿はTEAM BiSHの本来の姿だった

そっと微笑んで、廃飛行機の翼の下を歩くTEAM JAMの後をハイドが歩き始めた


お礼を言われ、握手をして笑い合った

僅かな時間だが皆が嬉しそうに笑う

TEAM BiSH達は背中をハグミィ夫婦へ向けて歩きだす

手を振るハグミィに全員が軽く手を上げ"バイバイ"と呟いた 歯を食いしばり、鼻の穴を広げ涙を流す

声を出しちゃっダメだと震えながら歩く

ハグミィの笑顔 ハグミィとの会話 

昔と変わらない姿がメンバーの思い出と共に心を刺す

少しづつ小さくなるハグミィをチラチラとフードから覗いた


注意はハグミィに行きすぎていた

モモコが最初にした事を全員忘れていた

背筋を伸ばしカッコよく背中をハグミィに見せながら


ズボンッ!!


モモコが地面へ消える

自分の造った落し穴へはまった

両手を上げ足からと言うよりは腹から落ちるかの様に落ちる

もう一度言う 注意はハグミィへ行きすぎていた


ズボンッ!ズボズボ!ズボン!


TEAM BiSH全員が同じように落し穴へ落ちる


スローモーションでもう一度みたい位間抜けな姿で穴へと落ちた


「消えた?」

ハグミィ夫婦が目を疑った


「ふざけんなよ!モモコ〜」

アイナが穴の中でボヤく

「ビックリしたぁ」

アユニが泥だらけで目を丸くした

リンリンはこれを楽しんで笑っている

「予測不能でした」

穴でひっくり返ったアツコがクイッとメガネを上げた

「みんなゴメーン」

モモコが謝る

「この方が私達らしいじゃん!」

チッチが笑い始めると全員が納得したかのように笑った


「なんかミドリ…アレだね、昔ながらの友達みたいに話してたね」

 ハグミィへ笑顔をみせるとハグミィは泣いていた

訳が解らない旦那は慌ててハグミィを心配したがハグミィは何でもないよ と涙を拭いて笑う


 ハグミィがユニバーサルを出る時の事

ベッドプールの中で泣くハグミィがいた

ハイドはハグミィのスーツを取りのぞく作業をしている

「みんなの事忘れたくないよぉ」

止まらない涙で呟き、何度も同じ事を言っていた

これはハイドとマツクワとコッコしか知らないお話

ハイドは悩んだが、ハグミィの想いを信じる事にした

ハグミィが絶対に口外しないという約束の元

ハグミィの記憶は消さなかった

大好きな TEAM BiSHを守る為にも他言無用の誓い

ハグミィは例えメンバーと会っても知らないふりをする事、万が一バレた時は全員の記憶を消す事が条件で誓われたのだ


空を見て涙を拭くハグミィは旦那の腕にギュッとしがみつき歩き始めた


ありがとうBiSHのみんな、マツクワさん、コッコさん、ハイドさん

そう心で感謝の気持ちをのべた


夕陽差す空港で思い思いの廃飛行機に座る

泥だらけで泣きはらした顔

胸はスッとしていた


「帰ったらリンゴちゃんにお礼言うんだよ」

アツコが母親の様にチッチへ言う

「解ってるよ、あと皆にもねっ!茶番させちゃったからね」

反抗期の少女のように返事をした

チッチは攻撃した時の感触でそれがコッコだと解ったのだ

アツコも途中で分析で気付き 後からメンバーへ言った


「帰ったらまた次のMISSION探そうよ」

アイナがニッと笑う

「光輝くようにね」

アイナが泥を見せながらモモコへ嫌味っぽく笑った

「どんなに泥だらけでも私達は何時も美しいから大丈夫」

親指を立ててモモコが返した

「そうだね」

リンリンがみんなの顔を観て笑った


「!!!リンリンがまた喋った!!!」


驚くメンバーがまた笑う

その楽しい声は広大な大地と飛行機のシルエットとなって響いた

一番星が輝く頃 星にも負けない位の輝きを放つものだった




ここまで読んで頂き本当にありがとうございます

今回の話で始めてブックマークがついて

「イヤイヤ自己満で描いてるからそう言うの気にして無いし」とか言ってたのに飛び上がるくらい喜びました

閲覧数も一気に増えてかなり嬉しかったです

あと。BiSHファンの方で不愉快な思いさせたらすみませんでした

私がかなりファンなので勝手に作品を創ってしまいました

これからもまだ書き続けるので宜しくお願いします


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