①2人の長官から同じミッションの依頼
その3日後、坂本 美春長官は最上階の長官室で書類の整理整頓をしていると
「こんにちは。」
と誰かの声がした。
「こんにちは。」
入ってきたのは、MFSPという諜報機関の長官である斎藤 美由紀とKAJの長官、有本 良治だった。
「私たち2人で、同じミッションの依頼を来ました。」
「ひょっとして、2人の諜報機関が2つの組織に潜入していたら、争いに巻き込まれたという話に関連しますか?」
「そうです。私の諜報機関は、MFSPに支援を受けてミッションに出ていましたが、巻き込まれた以外のエージェントは新人で見習いなので、動けません。」
「私のMFSPの諜報機関にいる他のエージェントたちは、全員、他の諜報機関の支援に出ているので無理です。なので、NMSPに変わってミッションをやってもらいたいのです。また、ISDCの要請によりNMSPはAIIBSOの悪事を阻止することは、知っています。」
「AIIBSOに関することはMNSPに最高責任者の真壁さんから代理で依頼するようにと聞きましたので。」
「わかりました。引き継いでミッションを実行します。」
「ありがとうございます。」
「次に、このミッション依頼書にサインをお願いします。」
「わかりました。」
ミッション依頼書
齋藤 美由紀と有本 良治は依頼者として依頼します。
依頼内容
2つの薬物犯罪組織(麻薬製造工場)に分かれて潜入し、争いを沈め、壊滅させる。
依頼理由
ISDCからの代理依頼要請
依頼者
齋藤 美由紀
有本 良治
諜報機関長 坂本 美春
重要
202?年7月14日発行
「ありがとうございます。よろしければ、ミッションの進み具合を見せて下さい。私の諜報機関はまだ、成立したばかりなので、エージェントたちを育てるためにも。」
「NMSPは、私にとってとても素晴らしい諜報機関だと思いました。」
「ありがとうございます。」