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国際秘密防衛会社 ナミト ミックス スパイ NMSP VS 2つの麻薬製造工場 第5巻(MISSION5)  作者: Mac Adason 横山葉月
第1章 紀ノ松とジェイムズとの間にあった知られざる過去
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②水族館

  ヨインターとミュージ、そして、ヨインターの妻佳子とその子供桜は、ある水族館に行っていた。


「パパ、迫力すごいよ!きれい。」

「この水槽は、この水族館でメインの水槽だからな。」

「水族館はどこでも必ず、メインの大きい水槽はあるからね。そういえば、ヨインター。ここの水族館は確か。」

「そう、桜が生まれる前佳子とデートとして来たことがある。」

「そうなの?パパ、ママ?」

「その時水族館でデートしたいから、パパが見つけてくれた。」

と佳子が言った。


「じゃあ、思い出の場所だね。」

「久々に、水族館に来た。桜の面倒見るため、ずっと見に行けなくてね。来たのが、それっきりだ。」

「私が、水族館行きたいと言って、わざわざここにした理由はそれ?」

「そうだよ。」

「パパ、ミュージ。仕事はいつ行くの?」

「明日行くこととなっているけど、そうだったよね?ミュージ。」

「そうだよ。どうしたんだい?」

「悪いけど、パパと、ミュージが移動してからの仕事場まだ見てないから見に行きたいの。いいかな?」

「パパも、ミュージも仕事で忙しいのよ。止めておきなさい、桜。あなたも桜に言ってやって。」

「大丈夫だ。その代り桜、いくつかパパから約束がある。」

「何?」

「前、行った時は挨拶しなかっただろう。挨拶はきちんとする。当たり前だけど騒がない、泣かない。あと船に乗るから絶対1人にならない。つまり勝手に1人で行動しない。船から落ちたら危険だからね。」

「わかった。」

「この約束守れるなら連れてってあげる。」

「はい。」


 この時、ヨインターとミュージの頭の中にはジェイムズの事が心に残っていたのだ。心の中では

「ジェイムズのやつ、また現れるかもしれないな。」

「何か、次のミッションも嫌な予感がして来たぞ。」


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