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国際秘密防衛会社 ナミト ミックス スパイ NMSP VS 2つの麻薬製造工場 第5巻(MISSION5)  作者: Mac Adason 横山葉月
第4章 2年ぶりの2つの麻薬製造工場
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②アダソン兄弟

その頃、アダソン兄弟は2年前、猪村が殺された場所であるボス部屋の前で争いの様子を見ていた。マックは、こんな激しい争いがある中にも関わらず、『ある部屋』でマック自身が開発した『覚醒剤注射液A型』を自らに注入し、『大麻タバコ』を吸い終わってからボス部屋に戻ってきた。


「兄、今戻りました。」


「おかえり。弟。『覚醒剤注射液A型』の摂取と『大麻タバコ』の喫煙はどうだね?」


「おかげで気分は最高です。そういえば、兄がここに来た時、久しぶりに兄のマント姿を見てかっこいいと思いました。」


「ありがとう。」


「兄、先ほどの連絡では、休暇から戻ってきたエージェント3人が来たようです。」


「そうか。」


「ただいま3人も争いに参加しているようです。」


「あの3人は確か、弟の研究員のセキュリティー部に属していて、武器の使いこなしがとてもうまいから期待できそうだな。そういえば、私がここに来てから謝っていなかったことがある。」


「それは何でしょうか?」


「国際秘密防衛会社を乗っ取るために、再び一緒に手を組もうと話にここに来た。だが、争い中でそれどころではない時に来てしまったようで悪かったな。」


「大丈夫です。兄、心配しないで下さい。あの3人が加わったおかげで、絶対私たちが勝ちます。私たちの組織を再び世界一に戻すため、一緒に国際秘密防衛会社を乗っ取り、支配下に置いて本部を日本支部に変えに行きたいと思います。そしてそうしましたら、世界を私が望む麻薬社会に変え、世界征服をし、南君も含め私たち3人だけで生きていける世界を作り上げていきたいと思います。」


「そうなると、いいんだけどな・・・。」


「何か問題でもあるのでしょうか?」


「あそこには、『厄介な邪魔者5人』がいる。『NMSP』という名の諜報機関だ。私の前に現れて計画は邪魔されるばかりだ。」


「兄にもやはり、邪魔者がいたとは・・・。私はトリックマンが消えてほしい。」


「ひょっとすると、『邪魔者5人』がまたここに紛れているかもしれないな。」


「なぜそれがわかるのですか?」


「これは、あくまでも私の予測だ。まあいい。」


「かしこまりました。そういえば、戦いの様子も気になりますが、私は一旦南くんの様子を見に行って南君にもその3人が戻ってきたことを伝えようと思います。」


「弟、わかった。気をつけて行ってきてくれ。」


「兄、行ってきます。」

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