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第10話 久しぶりのダンジョン


前にダンジョン行ったのいつだろう。久しぶりにダンジョンに行こう。


「ダンジョン行かない?この辺にあるみたいだから」


そういうと私はロックさん達とダンジョンに向かった。


「ダンジョンなんて初めてだわ。楽しみ」

キラキラした表情で姫が言った。全身からキラキラしている。


さて、ダンジョンは暗い。うん。当たり前だな。久しぶりにこれ言ったわ。あ、モンスター居ますよ。


もちろん、オークですね。で、一撃です。あの攻撃力千万倍なんですから。5センチ浮いてるので地面は割れていない。


「えっ?ダンジョンってこんなに簡単なんですね」

驚いたように姫が言った。


「いや、違うよ。この聖女が異常なだけだから、ね」

勇者が言った。


「えっ?私普通でしょ?」

私はそれが普通だと思っていた。


「あんたは異常だよ。どこに普通要素あった?」

ロックが言った。


「えっ?回復魔法使えるし。女の子だし」

私は当たり前のことのように言った。


「そこしかねーよ。なんだよ。呪いの装備コンプしようとする聖女って?」

勇者が吠えている。


「だから、聖なる装備じゃ無いの?」

私は聖なる装備だと思っている。おかしいのかな?


「聖なる装備は王国の歴史書に普通に載ってるの。それは全部載ってなかったの」

勇者の言葉に完全に驚いた。


「えっ?知らなかった。載ってたんだー」

完全に棒読みになってしまった。


さて、そんな時に黒メタル薄フレームのメガネをかけたゴーレムがいた。そのゴーレムの動きは遅いが確実に攻撃を受け切られている。


もしかして見切られてる?っと思ったがチャンスが来た。相手が絶対動けないところに行けばいい。


私は瞬間移動で後ろに回り込み、抜き胴を喰らわせた。もちろん、一撃で。これはひどい。


そして、メガネを解析してみた。


 呪われたメガネ カリバーグラス


能力 先見の明

   見切り 


外せない。絶対に壊れない。


これで、装備はコンプした。しかしまだまだいろいろあるだろうから今回は探索もしてみた。


「うお?これ聖なる装備じゃね?」

勇者が言った。おそらく聖なる装備で間違い無いだろう。金だし。キラキラしてるし。


解析してみた。


聖なる装備 セイクリッドエクスカリバーン


魔法攻撃力500倍

物理攻撃力500倍

物理防御20倍

鎧であり剣である。


「これはやばい。強すぎる」


「えっ?」

勇者が驚いている。勇者がつけてみると勇者が双剣使いになっていた。魔剣マケンゼヨとセイクリッドエクスカリバーンで双剣だ。そのかわり鎧がなくなった。逆に守りたい時には鎧になるようだ。


これは強い。(魔初感)やはり強いものをみると魔法学院初等部並みの事しか言えなくなる。


「攻撃力エグいな。これは」

勇者が言った。言い方から興奮していることが伝わってくる。私はそれを見て少し嬉しくなった。

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