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うちのご令嬢は廃材がお好きなようで?  作者: アヤツジ
第一章  廃材のお嬢と草男子
6/8

#06花言葉は「廃材」

「タメ口でも良いのよ………。」

「えっ…え、…」

「むしろタメ口の方が良いかも……。」

 高鳴る心臓。心拍数は余裕で1000位行ってそうに感じるほど鼓動している。

 つまりドキドキが止まらない。

「ホントに良いのか?雫……。」

「ええ。そちらの方が……。」

「ススムくん…。ありがとう。」

 ズッキューン! 心を射抜かれた…。 

 この屋敷に来てまだ3日。そんなのアリか?

「雫………。」

「ススムくん………。」

「…………」

「…………」

 二人の間の沈黙を破ったのは、

「あ、あのっ、すみませんっ!」

 という可憐な少女の甲高い声だった。

「えっと、私、今日からここに雇って貰う事になった、花島 澪です…。」

 ん?どういう事だ?

 すると突然雫が喋り出した。

「あなたがみおさんね。」と

「雫。どういう事なんだ?」

「あぁ、ススムくんには伝えてなかったわね。 この子今日からここで働いて貰うのよ。」

「へぇ…。」

 この子も可愛いけど、俺ロリコンじゃないしなぁ。

「でも、この子は何をして働いて貰うんだ?雫。」

「この子はね……いやこのお方は…廃材の専門家なのよ。」

 へ?なにそれ初耳なんだけど。廃材に専門家とかあるの? そしてこんなちっちゃい子が?

「澪さんはね、実年齢17歳なのよ。」

 ってことは同い年ィィィィイ?!



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