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うちのご令嬢は廃材がお好きなようで?  作者: アヤツジ
第一章  廃材のお嬢と草男子
2/8

#02廃材は逃げない

 何とも清々しい朝だ。この屋敷で目覚めるのももう2回目。

 ん?お嬢様が近づいてきたけど、まさか…

「ススムくん、ちょっといいかしら?」

「何でしょう、お嬢様。」

「一緒に行きましょっ!廃材集めに!」

「かしこまりま…」

「って、行けるかボケェェェェ!!!」

 ほらやっぱり。 昨日此所に来て直ぐ言われた。

 この人は廃材にしか目がないのか?

「ねえねえ、ススムくん。良いじゃない別に。早く行きましょっ!」

「お嬢様、そんなに焦らなくても廃材は逃げませんよ。」

「って、のせられたぁぁっ!?」

「さっきから何よ、ススムくん。大声ばっか出して。貴方は発狂するのが趣味なの?」

「ちげーよ!そして俺をお前みたいな悪趣味野郎扱いすんな!!」

「何よ、ススムくん。お嬢様に向かってタメ口とはいい度胸ね。」

 すっかり忘れて従兄弟気分でいたけど、この人とは主従関係なんだった。

「コホンッ、すみませんお嬢様」

「分かれば良いのよ。」

「じゃあ行くわよ!」

廃材集めへ!!

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