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こちらゾンビ課。ただいま税金無駄使い中  作者: ぐわじん


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ゾンビの倒し方 二

「目が見えるゾンビは良いとして、目が見えないゾンビは、どのような罠が有効でしょうか」


『先ほどのハイスペックな場合と、ロースペック、例えば色々なところにぶつかったり、ゾンビどうしで戦ったりする場合の2通りあるとして、ロースペックなら、その辺に縄でも結んでおけば歩くたびにひっくり返るから、いずれダメージで死ぬんじゃないでしょうか。

 仮に死ななくても、骨とか筋を痛めてくれれば、まともに動けなくなるのでリスクが減ると思います』


「はっハイスペックなゾンビの場合でも、足元の縄とかは気が付きにくいのではないでしょうか。縄に鳴子とかつけておけば、ゾンビがあちこちからやってきて、転んでは音がして、引っかかっては音がして、無限コンボが出来そうな気がします」


「さすがにハイスペックなゾンビだったら倒す罠としては駄目なんじゃ? そんなに音がしても何にも得られ無いのなら、その音のそばからは遠ざかるのではないですか、パブロフの犬的な何かで」


『それ、それです! つまりハイスペックなゾンビなら、音がしてもダメージしか負わないなら、そこから離れるはずです。逆に安全な場所が出来るんじゃないか。やりますねえ日笠さん』


「さっさすがです。ぜひ、目が見えないゾンビの場合は、縄などを利用した罠を活用したいですね!」

 2人が褒めたので、日笠君が若干ドヤ顔ってる。略したらジオだなジオ。


『他にも槍のような、ハリセンボンのような罠でもサックリいけそうな気がします。それに地面に剣山のようなとがったものを置いておき、縄で引っかかって倒れた時にダメージが与えられるかも知れませんね。

 トラップは、大体良い感じだと思いますので、直接触接倒す方法について検討を行いましょう』



「ゾッゾンビを倒す道具ですが、相手の特徴によって変わるのではないでしょうか? 例えば痛覚の無いゾンビの場合、包丁で刺したりしても怯まないでしょうから打撃系の方が良いですよね?」


「でも、人気のテレビドラマだとナイフのようなもので、頭をサックリいってますけど可能なんでしょうか?」


『そう、それ! それね! 肉が腐るのは良いよ、でも骨って腐らないイメージがありますよね。死んだって骨は残ったりするのに。それなのにだ、片手で簡単に頭にナイフ刺したりするような感じがします。

 感染したてホヤホヤなら人間と何ら変わらないですよね? そりゃー1年、2年たってるというなら多少は弱くなっているかも知れないですけど、なんで1年も2年も死にながら生きているんだって話ですよ!』


「課長、課長、落ち着いてください。すみません不用意に発言してしまって。私も不思議だなと思っていますが、ゾンビが活動する事の疑問にまた戻ってしまっています」


『すみません。別にね良いんですよ、本当に頭にナイフが刺さったって、ゾンビが何年も死にながら活動したって、ただね、理屈がね、納得できないんですね。理屈さえあればね』

 ちょっと今日は取り乱しがちだな。まだ興奮しているのかも知れないな。


「やっぱり、刺さるには刺さるなりの原因があるんだと思います。だって実際に刺さっているのですから。

 そうですね、ハイブリットタイプだとします。そしてまだ生きている、ご飯も食べれている、そんな状態ならナイフは刺さり難いと思います。


 でも今回の例は、死んだまま活動しているタイプです。エネルギー原は自身の体です。食べてもエネルギーには転換出来ません。仮に出来たとしても活動出来るほど十分なエネルギーは接種できないのではないでしょうか?

 なので自分が持っている……体のどこからしかエネルギーを取り出します。脂肪や筋肉からは既にエネルギーを取りつくしており、骨、そう骨からもエネルギーを取り出すんです。なので骨はスカスカになっていて、カルシウムも欠乏しているでしょうから、ナイフも刺さる。 っていうのはどうでしょうか?」


『なるほど、体を動かすためにエネルギーを骨からも取っており、カルシウム不足、つまり骨粗鬆症! ありですね!』


「ねーよ! 普通腐ったものの付近にあるものも一緒に腐るじゃないですか、それと同じなんじゃないですか」


『では、痛覚が無いタイプに絞って考えましょう。やっぱり頭の破壊を望みたいですし、遠距離から倒したいですから、銃が欲しいところですね。

 でも音で他のゾンビが近づいてくるでしょうし、日本だと普通の人は銃は所持していませんし、銃が有ったとしても弾の補充がアメリカのようには行かないでしょうね』


「スルーかよ! あ、失礼しました。ちょっと取り乱しました」

 今日の日笠君は短気だな。カルシウム不足かもしれない、……もしかしてゾンビか?


「じゃっじゃあ、日本も銃の保持を認めるのはどうでしょうか?」


『山田さん、それだと日常生活に不安が出ます。犯罪に利用されたり、近所の些細ないざこざで利用されたり、子供が誤って扱ったり。私は銃の所持は反対です。

 うーん。なのでゾンビ発生時には銃の所持を許可するという方向でどうでしょうか? 例えばですが、ゾンビが発生したら銃が住民の手に入りやすいようにばら撒くというか、配布するというか』


「陸からの配布は難しい気がしますので、ヘリコプターから落下傘でもつけて、銃と弾をバラまくとか? 運良く手に入った人は活用出来るかも知れませんが、不確定過ぎませんか?」


『3Dプリンターで銃を作成するのはどうでしょうか? データさえあれば比較的簡単に作成出来ますし、現在はデータの流通を禁止しているだけで、実際には利用されていますし』


「課長、でも弾はどうします? 火薬が必要ですし、そっちは3Dプリンターでは配布出来ませんよ」


「あっあ、スリングショットなら簡単に作れると思いますし、弾はその辺の固いものなら何でもいけると思いますのでどうでしょうか?」


『そうなると今の案と、それ以外だと弓とかボーガン系ですかね、でもちょっと構造が複雑かもしれませんが。いずれにしても3Dプリンターを活用した武器の配布、簡単な武器の作成方法は検討事項ですね』


「でも、有事の際に公開する方向でお願いします。じゃないとゾンビ以外に利用されてしまうと思いますので」

 そりゃそうだ、日笠君の案に頷いて同意する。


『他に有効な手段が無いですか? 私は案が一つあります。利き腕じゃない方に布とかを巻き付けておいて、噛まれても良い場所を作っておくのです。

 ゾンビに噛まれるなら最悪ソコだ! って場所です。そうする事で乱戦になっても生き残れるチャンスがあると思います』


「どうして全身を噛まれても良いようにしないのですか? そしたら安全なのに」


『例えば全身に鎧を身に着けたとしましょう。総重量が三十キロだとします。戦い続けられますか? 仮に十キロでも良いですが困難だと思います。かさばって動き難いし、そんな状態じゃ逃げれませんしね』


     :

     :


 具体的な戦い方や、武器の作成方法については、要点をまとめて、ゾンビ対策を考えている個人サイトの幾つかに投稿する事にした。

 また、首都高や立体交差を利用したゾンビトラップに最適と思われる場所を探しにドライブ、じゃなかった現地調査をする事にした。

 そして防犯の観点から、さすまた設置の推進と設置した際のステッカー張り出しを推奨する事を対策に含める事にした。

何の必要性も無いのに武器を作るのはちょっとお勧めできません。

扱いを間違えると危険なので、遊び半分で作成しないようにお願いします。

この小説読んだからという理由で、作らないようにお願いします。

殺人目的とか犯罪目的で作るのも止めてください。


ただ、将来きたるゾンビに備えて作成するというなら、ちょっとどうかしてます。

デイッスてないですよ。

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