今日の色は
「王子さまのお帰りか?」
誠は香と2人で教室に戻ると、早速茶化しが入った。
「うるせーよ学!
「学くん!!」」
彼の名前は城望寺学。容姿は一見クールそうに見えて女子からの人気も高いらしい?影でファンクラブもあるそうな…。真意は不明だがそこそこ人気もある。中身は変人というしかない程の変人ぶりである。学も誠と香と古い仲で、小学校からの付き合いだ。事もあろうに三人そろって小学生の頃からずっと同じクラスでもあり、腐れ縁というやつだ。
「これはこれは、お姫様もご一緒でしたか、失礼いたしました」
綺麗に礼までして見せる。こうしてみると形よいのだが肝心の中身にかなり問題がある。
すると、誠の耳元に学が寄ってきた。
「まこと、随分おそかったな〜。保健室でな•に•を•していたんだ〜?」
「王子さまのお帰りか?」
誠は香と2人で教室に戻ると、早速茶化しが入った。
「うるせーよ学!
「学くん!!」」
彼の名前は城望寺学。容姿は一見クールそうに見えて女子からの人気も高いらしい?影でファンクラブもあるそうな…。真意は不明だがそこそこ人気もある。中身は変人というしかない程の変人ぶりである。学も誠と香と古い仲で、小学校からの付き合いだ。事もあろうに三人そろって小学生の頃からずっと同じクラスでもあり、腐れ縁というやつだ。
「これはこれは、お姫様もご一緒で…
帰りが遅かったけど保健室で何をやってっていたんだか……」
「何もやってねーよ。ただ、香と紅葉ちゃんにつきあってただけだ」
「そうか…誠は同時にするのが好みなのか…
」
ニヤリと学は憎たらしい笑みを浮かべ1人でブツブツと何かをつぶやいていた。
「安心しろ。お前が期待するようなことはなんもないよ」
「期待?…僕はただ、あられもない姿になった紅葉ちゃんを想像していただけだが?」
また想像しているのかさっきよりもにやけている。
あの外見でこの中身。神様も飛んだ茶番をしたものだ。
「ところで誠、体調はもういいのか?」
「ああ、おかげさまでな」
今頃か!!っと思ったものの面倒くさそうなのであえて言わないでおいた。
「ん?香ちゃん。胸元のボタンが外れかけているよ?素敵な香ちゃんのおっ……」
みなまで言わず学はぶたれていた。教室の入り口から窓辺の方まで一発蹴り飛ばされていた。
今日は白か…
蹴った時に香のパンツがのぞけてしまったがそれは言わないでおこう。
「見たはね?誠…今白とか言ってなかった?
」
「見てない見てない、香のパンツなんて」
しまった!っと思った時には遅かった。
疾風のごとく香の蹴りが誠に炸裂し学の所まで飛ばされた。
また、誠は意識を失った。