第4話 超巨獣の来襲
登場人物紹介
犬飼 しおり アニマル•コンダクター
犬飼 まき しおりの妹
新城 ささみ 動物園飼育係
鎌崎 なつ 警視庁刑事
バールディア バルディーの娘
バルディー アニマル•マスター
ガルバン 巨大化した白狼
ジーナス 巨大化した白虎
ナリーヌ 巨大化した白蛇
*登場する名称は全てフィクションです。
「なつさん、壊滅って。しかもワニ1匹にですか?」
「ええ、最初は皆同じように巨大化したわ。でも、あのワニはその巨大化した動物を食べたのよ。」
『成る程、巨大化エナジーを取り込み、更に大きくなったのじゃな。』
「超巨大なワニは誰にも止められない。私達は出来るだけ人々を避難させ、今あの街はワニだけだわ。」
「ねえ、ガルバン。ライオンも気になるけど、ワニをほっとけないよ。」
『しおりよ、良く聞くのじゃ。お主のタクトでは普通の巨大化獣しか対応出来ん。超巨獣を操るにはタクトを強化するしかないのじゃ。』
「そんな...タクトの強化とか出来ないよ。」
「しおりさん、そもそもそのタクトはどうやって手に入れたんですか?」
「このタクトはバールディアがくれたんだよ。」
「そのバールディアさんは何処にいるんでしょうかね。」
「いきなり来て、すぐいなくなっちゃったよ。」
『バールディア...あのバルディーの娘か。』
「ガルバン知ってるの?」
『かつてワシらが仕えたアニマル•マスターじゃ。ワシと白虎、白蛇の3匹がいたのう。』
「ガルバンはこの星の動物じゃないの?」
『そうじゃな。そうじゃ、しおり。白虎と白蛇がおればタクトも強化出来るかも知れんぞ。』
「どこにいるのかな、その白虎と白蛇。」
「警視庁より各員、巨大化した白蛇がエリア25に出現。至急現場に急行されたし。繰り返す、エリア25に巨大白蛇出現。」
『その白蛇、ナリーヌじゃ。』
「ガルバンの友達かな。」
『まあ、ワシら3匹はいつも一緒じゃったよ。』
「しおりさん、ささみさん、エリア25に急ぎましょう。」
エリア25、人々の避難は済んでるみたい。
『ナリーヌよ、ワシじゃ、ガルバンじゃよ。』
『あら、何してんのよガルバン。』
『このしおりと動物達を元に戻しておるのじゃ。』
『そうなの、でもタクトを強化したいんじゃないの?』
『そうじゃが、何かあるのか?』
『そもそもこの騒ぎの元凶って知ってるの?』
『分からんが...なんじゃ。』
『白虎のジーナスが反乱を起こしたのよ。この星には恨みは無いけど、混乱に巻き込まれたわね。』
「あの、ナリーヌさん。私アニマル•コンダクターの犬飼しおりです。超巨獣のワニを元に戻したいんです。」
『ガルバンのパートナーかしら。いい気質を持っているようね。でも、白虎のジーナスを説得出来ないと無理ね。』
「どうすればジーナスさんと仲良く出来ますか。」
『そんなこと、私に聞かれても分からないわよ。ねぇ、ガルバン。』
『そうじゃな。ジーナスは何考えてるか分からんからな。』
「でも、私諦めたくない。動物達や人達を守りたいの。」
『ならば、やることは1つじゃ。ジーナスを説得し、タクトを強化し、超巨獣のワニを元に戻すんじゃ。』
「うん、ガルバンありがとう。」
『しおりちゃん、いいパートナーじゃない、ガルバン。』
『よし、ナリーヌも共に行くぞ。ジーナスの元へ!』
巨大な白虎、ジーナス。何で反乱とかしちゃったんだろ。何か訳があるよね。
『ジーナスよ、久しぶりじゃな。』
『おう、ガルバンにナリーヌじゃねえか。何しに来た。』
『ここのしおりちゃんがアンタに話があるんだってさ。』
『はぁ、ニンゲン風情がこの俺様に何の用だよ。』
「あの、ジーナスさん。力を貸して欲しいんです。私、街を救いたい。みんな、動物も助けたいんです。」
『だから、何で俺がお前の手伝いすんだよ。』
「私、新人のアニマル•コンダクターかもしれないけど、動物の事もあまり知らないけど、何とかしたいよ。」
『ガルバン、お前...知ってるんだろ。この娘のこと。』
『しおりのことか...。ああ、分かっている。』
「何よガルバン、私がどうかした?」
『なんだよ、知らねえのか。しおりとか言ったな。お前、この星の奴がアニマルタクト使える訳ねーだろ。』
「えっ、このタクト誰でも使えるんじゃないの、ねぇガルバン。」
『すまんな、しおり。お主がタクトで動物を操れるのはアニマル•マスターの血縁だからじゃ。』
『かつて、私達3匹を従えたマスターバルディーには娘が2人いたのよ。1人はバールディア、あなたにタクトを渡した人。そして、もう一人はあなた、しおりちゃんよ。』
「えっ、だって...私ずっとここで暮らしていたよ。アニマル何とかとか知らないよ。」
『お前の親父はよ、後継者争いに巻き込みたくなかったんだろ。お前は小さい時、ここに来たんだ。記憶なんかないぜ。』
『なあ、ジーナスよ。お主...しおりの事で反乱したのか。』
『ああ、そうだよ。娘ほっぽいてマスターとかふざけんなよ。まあ、様子見に来ただけだが、トラブルでこんなになっちまったよ。』
『あら、この混乱はジーナスがしたんじゃないのかしら?』
『俺に出来る訳ないだろ。』
『成る程な。ジーナスをそそのかし、この星でしおりを見つけ、タクトを操るのを様子見したのは、バールディアの策略じゃな。』
『ふん、気に入らねえな。だが、俺は決めたぜ。しおり、力を合わせてタクトを強化するんだ。バールディアにコケにされたままじゃ気が済まん。』
「ありがとう、みんな。じゃあ、ガルバン、ジーナス、ナリーヌ行くよ!」
第5話 予告
ガルバン、ジーナス、ナリーヌにより強化されたタクト。超巨獣のワニと対決だ。
次回 「激突!超巨獣!」
遂に3白獣が揃ったね。
さあ、中盤戦。次回クライマックス!
ではまた。




