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アニマル•パニック  作者: ひろーら


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1/1

第1話 えっ、動物たちが!

登場人物紹介

犬飼 しおり アニマル•コンダクター

犬飼 まき  しおりの妹

新城 ささみ 動物園飼育係

鎌崎 なつ  警視庁刑事

バールディア 謎の女性

ガルバン   巨大化した白狼

ビーリーン  巨大化したカラス


*登場する名称は全てフィクションです。

「ねぇ、お姉ちゃん。あそこに象いるよ。」

「まきは動物好きね。」

「うん、動物さん見てると楽しいよ。」

「動物ねぇ...。」

妹は動物が好きでいつも動物園に行きたがる。私はテーマパークとかにも行きたいが、何か動物に引かれてしまう。


「向こうの猿山行ってみようか。」

「あれ?お姉ちゃん何かな?」

ん?何だ?何か近づいて来る...?

「うわっ!」

隕石でも落ちたんか、凄い揺れだ。

「まき、大丈夫?」

「うん、動物さん大丈夫かな。」

いやいや、動物より自分の心配しなよ。

それにしても...なんだったんだろ...アレ...。

「お姉ちゃん...アレ...なに...。」

「隕石かなんかじゃ...。」

なんじゃアレーーー!

デカい猿?

いやいや、おかしいやろ、あんな大きさ。

てか、向こうの鳥もデカい...、なんかヤバいよ。

「まき、逃げるよ。」

「お姉ちゃん...。」

次々に動物が巨大化してる。

動物園はパニック状態だ。

「とにかく、動物園から出なきゃ。」


動物園から少し離れたビルの上まで来た。

「まき...アレ...。」

「動物さんがぁ...。」

街中に巨大動物があふれている。

「これ...動物園だけじゃない。地域全部に巨大化の波が来てる。」

「怖いよぅ、お姉ちゃん...。」

「まき、私から離れないでね。」

とは言うものの、デカいやからがウロウロしている所をどうやって抜け出せばいいんだ?


ここでじっとしていても仕方ない。

「そこの人間。」

ニンゲン...?

「えっ?わたし?」

「そうです。あなたには波動を感じます。」

「あのー、私これから...。」

「あなたは選ばれました。このタクトを使いこの混乱を収めるのです。」

タクト...?棒?

「あなたは?」

「私はバールディア。いずれまた会うことになるでしょう。」

「あの...このタクト...どう使うんですか?」

「あなたなら使い方は分かっているはずです。頼みましたよ。」

ちょ、ちょっと...消えた!

「何よ、頼むとか言っちゃってさ。いや、この棒...どうすんのよ...。」


とりあえず家に帰ろう。

「まき、家に帰るよ。」

「おっ...お姉ちゃん...前...前...。」

ん?前がどうした...ってデカい!

何なのこのデカい白いやつ!

咄嗟にタクトを振り回す。

『何だ、人間のくせにアニマルタクトを使えるヤツがいるのか。』

アニマルタクト?

「ああ、これもらったのよ。」

『ほう、お前には波動があるな。』

「波動?そういやバールディアも言ってたな。」

『よいかニンゲン、そのタクトを使えば動物と話すことや操ることが出来る。私もこの混乱を終わりにしたい。協力してもらえるか。』

「やるしかないようね。私、犬飼しおり、よろしくね。」

『ワシはガルバン、白狼のガルバンじゃ。』

「あのさ、ガルバン。妹は家に帰してあげたいんだけど。」

『ならば、あのカラスに向けタクトを振るのじゃ。』

「こう?」

タクトを振ると巨大なカラスがこちらに来た。

『何だい、用かな?』

「あなた、私の妹を連れて行ける?」

『お主、アニマル•コンダクターじゃな。良かろう、聞いてやる。』

アニマル•コンダクター?

「何そのコンダク何とかって。」

『ニンゲンの中で、ごく稀に動物と波動が合う者がいるのじゃ。その者はタクトにより動物を操るので、アニマル•コンダクターと言われる。』

「妹を頼めるかな。」

『ワシに任せろ。このビーリーンにな。』

「まき、このカラスさんが家まで連れて行ってくれるから安心して。」

「分かったよ、お姉ちゃん。」


「さて、ガルバン。これからどうすんの。」

『まずは暴れる動物達をそのタクトで大人しくさせるんじゃな。ワシの背中に乗れ。』

「大丈夫かな?」

『行くぞ。』


「ねぇ...ガルバン...アレ...虎だよ...。」

『虎じゃな。暴れとるな。』

「タクト振って大人しくなるかな。」

『そりゃお前さん次第じゃな。』

「ちょっと...私次第って何よ。」

『ワシは動物じゃからタクトは分からんのじゃ。』

「やるしか無いようね。」

しおりはタクトを振る。虎は大人しくなった。

「ガルバン、大人しいのはいいケドさ、デカいの何とかならないかな。」

『ならばタクトで何とかすればよいではないか。』

「何とかって、どすんの?」

『そんなこと、ワシが知ってる訳なかろう。』

「んーーー、はっ!」

タクトをクルクル回し、下に向ける。

すると、巨大な虎は段々小さくなり、遂に普通のサイズに戻った。

「やったよ、ガルバン。」

『やれば出来るではないか。さあ、次行くぞ。』

キリン、象、シマウマ、カンガルー...次々大人しくさせ、元のサイズに戻していく。

「ふぅ...、だいぶ収まって来たかな。」

『まあな、全部では無いが、少しは騒ぎも収まりつつあるな。』

「このまま行けるかな。」

『そう甘くは無いぞ。お主、何か気がつかないか?』

「何かって...あっ!」

『そうじゃ、この辺り草食動物ばかりじゃ。肉食動物はさっきの虎だけじゃ。』

「肉食獣が別の所にいるんだね。」

『何か嫌な予感がするのぅ。』

「急がなきゃ!」


第2話 予告

アニマルタクトを入手したしおりだったが、肉食獣の反撃は熾烈を極める。

次回 「何なの、あの獣たち」

遂に始まる巨大獣VSしおり&ガルバン。

果たして街の平和は?

ではまた。

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