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第十六話 again of striker

(--- ヤヲ街 美術館 ---)


僕たちは、アームストロング城から逃げた。

リーさんたちの按配あんばいが気になるが…。

しかし、もはや僕たちにどうすることもできないため、逃げるしかなかった・・・。


「それで、ここまで来てどうするつもりなのだ?兄貴たちから遠ざかり、あの様子からしてお前らの保護者の方を狙っていたように思える。」


美術館に走ってきた僕たちは、まずそのことを話した。

そこで、ポルカちゃんがそのようなことを言う。


「…そんなことわかってる。しかし、あそこにいても俺たちがやられるだけだ…それを見越していたんだよ、あのクソ親仁は…」


するとアユラはそんなポルカちゃんを睨むように…いや、ただ呆れる様にこういった。


「ハァ…ハァ…、でもやっぱりリーさんの容態が気になる。それにデルタさんやイヴさん、アダムさんも」


「ああ、そのぶんなら後でもう一度戻るつもりだ・・・どうなってるか、見ないと安心できないからな」


やはりアユラは優しい…。

一番に彼らを心配しているのは、もしかするとアユラなのかもしれない。

僕がアユラと出会ったあの日…。

僕が父さんと母さんに拾って貰ってから、公園に遊びに行ったときに出会った。

彼女はニット帽に茶色のカットヘアーで、ピンクのワンピースと青のスカートだった。

僕と知り合った当時はまだまだ女の子らしかったのだけれど…。


「あ、アユラ、ポルカちゃん僕ちょっとトイレに…」


「…どうぞ」


あぅ、ポルカちゃんが頬を赤めてそういう。

アユラは相変わらずの表情だ。


「それじゃ…」


(数分後)


「ふぅ…、ってアレ!?いない!?」


そこに二人はいなかった。

…どこへ行ったのか…?


「あら、迷子?」


「え・・・?」


そこにいたのは、目を疑いたくなる程この世にはないような美しさを持つ女性が僕に話しかけていた。

白銀の背中まで伸びた髪が風に乗って揺れる。

それが一本一本バラバラになり、そして元に戻る。


「アナタ、ソウイね大きくなったわ・・・ほんと」


「え・・・?」


突然だった、いきなりそういわれたのだから、見知らぬはずの人に話しかけられることで、誰でも驚くと思う。


「フフ、そうね詳しくは・・・そこのお嬢さんにそのことはお聞きなさい」


「お、ソウイここにいたのか」


アニメやマンガなら、手を振って…だろうが、アユラはそうはいかない。

そういうと、何のアクションも見せずにトコトコとポルカちゃんと並んで歩いてきた。


「あ、そうだ今話をしてたんだけどこのじょ…あれ?」


「ん、美しい女性がいない…か?どうもここにらにはいそうにないな」


「ソーウーイー!んな事考えてる場合かぁ!」


「いってぇ!」


ゲンコツ一発。

かなり痛い。

もう、殺人業になりつつあるな…まるで


「まるで、ジャイアンパンチだ」


「やー!もう何も言わないでくれポルカちゃん!!!」


「ポルカぁ?いい子だ、さてとソウイ~わかってんだろうなぁ!?」


「ギゃー・・・」


それから何十分も説教は行われた。

次回 第十七話 

ソウイ一行は、アームストロング城へ向かう、しかしそこはもはや原型など留めておらず、ボロボロに瓦礫がれきの山となっていた。

そこに、リーの姿は・・・

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