ぷろろーぐ-@活住家-
「おいてめぇぬっころすぞ」
俺はソファーの上に横たわっている妹に向かって言った。
「うるせぇよ うるせぇうるせぇ うるせぇよ」
妹が言う。
「…」
妹の意味のわからない発言に俺は思わず黙り込んでしまった。
そんな俺の態度に何かを察したのか妹が怪訝そうに俺に言う。
「なによ…?」
「おまえ……おれのおやつのボ○タンアメ食っただろ!!」
「はっ…!なぜそれを…!」
妹が大袈裟にリアクションをとる。どこの3流役者だお前は。
「バレてねぇとでも思ってたのか…」
「だってお腹空いたしー、甘いもの好きだしー、これは運命」
妹はキメ顔で言った。殴りてぇ。
俺の名前は 活住 翔。
県内の高校に通う高校一年生だ。
特技は裁縫の玉結び。
なんの役に立つかと言われたら、何の役にも立たないだろう。
そして俺には妹がいる。
活住 蓮実。
俺とは年子で中学三年生だ。
蓮実は人当たりがよく、学校でも人気者らしい(本人談)。
特徴を挙げるとすれば…蓮実は重度の駄菓子好きである。そのため蓮実のカバンの中には駄菓子が常備されている。
ちなみに中学校にはお菓子等は持ち込み禁止。
なにやってんだあいつは。
はじめまして!東 成弥です!
まずはこの作品を読んでくださった方、本当にありがとうございますm(_ _)m
初めてなので文章に矛盾点・拙い所など、たくさん見受けられると思いますが、何卒よろしくお願いします!