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超短編2

おいてけぼり。

作者: しおん

どんなに遠く手を伸ばしたって、触れることすらかなわない。一番前にいる君の隣にいたのは僕だったのに、いつの間にか歩調はバラバラになって僕は君の小さく見える背中を眺めることしかできなくなっていた。


振り向いて話しかける彼を僕は振り向かせることができなくなって、そこにどれだけ長い差があるのか現実を身をもって知るはめになった。


当事者である彼はその事に気づいていないから、この差は広がるばかりで縮むことがない。


いつしか僕は彼の背中を見ることすらかなわなくなってしまうのだろう。

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