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今回長くなってしまった。申し訳無い。
「面白い事を起こしたい。」
「・・・・は?」
なんだかデジャヴを感じてしまった。
「だってブタさんだって思うでしょう?退屈だって。」
・・・・この子が言いたい事は少しは分かる。分かるから・・!
「ブタ呼ばわりするのやめてくんない!?さっきから人権踏みにじりすぎなんですけど!?」何なのこの子、年上は敬うという事をお母さんから習わなかったのか?
「良いじゃないそんなこと、それよりもあなた。なんだか変わった人ね。」 普通に拒否られたあげく変わった人呼ばわりされた・・・・まあそれ以前にブタ呼ばわり何だけど。
「まあいいや。君、面白い事をしたいのは良いけど風邪ひくよ。」
「だからしたいじゃなくて起こしたいの。まあそうね、確かに寒いわ。」 やっと話し合いが出来た気がする・・ 「じゃあ今日はもう帰ったらどうだい?」まあとりあえずお家までは送っていこう。
「それじゃあ意味ないわよ。今日はまだ一度も面白い事を起こしてないもん。」人の親切心をあっさりへし折ったよ。
「だいたいブタさんが素直に驚いていれば良かったのに、笑うにも笑えなくなっちゃたじゃない。」コイツ後ろから笑うつもりだったのか。
「じゃあ何したら帰るの?」
「・・・そうね、1人じゃあんまり行動起こせないし・・ねえあなた。」何かつぶやいていると思ったら急に呼ばれた。
「あなた、私と一緒に行動を起こしてみない?」
多分初めてだろう。女性からの誘いは。
「えっなんで僕なの?」
「私に話しかけてくる人なんていなかったんだもん。とっても不思議だわ。」え?マジで?この子けっこう顔は可愛いのに?性格はアレだけど。
「話さないって事はいいってことね。良し決まり!」しかも勝手に決められた。ええぇぇちょっとまって!
「ちょっ、待って待って勝手に決めな「うるさいわよブタさん、もう決まったことなの!何か言いたい事あんの?ないわよ。」質問と思ったら違ったよ。ただの命令だ。
「私の名前はミヤ。よろしくね。光くん。」勝手に自己紹介始めたよ。
ん?なんでこの子・・
「ねぇなんで君僕の名前知ってるの?」会った事は無いだろうし、有名でも無いのに。
「まあ明日話すわ。学校でね。」?僕は小学生じゃないんだが。
意味を聞こうとしたがもう彼女はいなくなっていた。
「まあいいや。僕も帰ろう。」いろいろ気になってしょうがないがなんだか疲れたし帰ろう。
こうして、後に後悔するであろう出会いが始まった。
これで出会いは終わりです。いろいろ考えないとなー