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なろうっぽい小説

真ヒロインと偽ヒロインの表裏

作者: 伽藍

知らん間に知らん少女に成り代わって、知らん間に聖女になって、これまた知らん間に王太子の婚約者になっていたどこかの誰かのお話。

 ある日、眼が覚めたら知らん女の子になっていた。


 何を言っているか判らないと思うが、事実である。いまはレベッカと呼ばれている少女は、昔はサリーという名前の少女だった。

 ある日、眼が覚めたサリーは、小さな診療所で医師たちに囲まれていることに気づいた。話を聞くに、どうにも両親とサリーの三人で乗っていた馬車が雨上がりのぬかるみに車輪をとられて事故を起こしたのだそうだ。


 サリーは混乱した。サリーはいわゆる先妻の娘というやつで、父は無関心、後妻とその娘には疎ましがられる立場だった。家族で出かけることなど覚えがなかったのだ。

 次に何気なく窓を見て、サリーはさらに驚くことになった。窓に映った自分の姿が、全く身に覚えのないものだったからだ。


 しばらくして、親戚だという夫妻が病院を訪れて、人の良さそうな夫妻にちょっと苦しいくらいに抱きしめられた。その夫妻にも、夫妻が呼んだレベッカという名前にも、やっぱり覚えがなかった。

 何も判らないサリーもといレベッカを見て、夫妻は泣き崩れんばかりに嘆き悲しんだ。それでもせっかく生き延びたのだからと、レベッカを引き取って大切に育ててくれた。


 ちなみにレベッカの実の両親は、馬車の事故で亡くなったそうだ。

 レベッカが診療所で目覚めてしばらくしてから、レベッカにそっくりの女性と優しげな男性の映る写真を見せて貰った。やっぱり、サリーには全く見覚えのない二人だった。


 レベッカの実父は子爵家の三男であり、いまは長男が爵位を継いでいた。この長男がレベッカの養父となった男性であったので、果たしてレベッカは訳もわからぬままに子爵令嬢になったのであった。


 子爵令嬢になったは良いものの、それからが大変だった。何しろ、サリーであった頃にはご令嬢の教育なんて全く受けていなかったからだ。サリーであった頃も男爵令嬢ではあったのだけれど、学費の無駄だといわれてまともな教育など受けさせて貰えなかった。

 かくして、レベッカはひいひい言いながら教育を詰め込まれることになったのだった。


 もともと活発だったレベッカにとって令嬢教育は大変で、たまに抜け出してレベッカを助けてくれた例の診療所に顔を出すのが良い息抜きになった。

 最初の何回かはお客様扱いを受けていたけれど、そのうちレベッカの扱いは雑になって、診療所のあれこれを手伝わされることになった。もちろん内容に応じてお小遣いをくれたし、何よりそのお手伝いはレベッカにとって楽しいものだったので、レベッカは喜んで手伝った。


 本当は貴族のご令嬢は十五歳から王立学園に通うのが決まりなのだそうだけれど、レベッカは貴族として迎え入れられたばかりで教育が追いついていなかったので、入学は一年遅らせることになった。そうやって、ご令嬢としての教育を受けながら診療所で手伝いをする、というような生活をしばらく続けた。


 とある疫病が国中を襲ったのは、そろそろレベッカの入学準備を整えようかという頃だった。

 辺境から始まった病は、あっという間に国中に広がった。特に人びとの集まる王都での広がり方は手の施しようがなかった。


 そうしているうちに、養母である子爵夫人が倒れ、その長男でありレベッカの従兄であり義兄も倒れた。子爵家全体が動揺したけれど、中でもレベッカのパニックは酷いものだった。

 サリーであった頃に家族からの愛を与えられなかったレベッカにとって、レベッカの家族が喪われるというのは世界が終わるような恐怖だった。レベッカは夫人と長男が寝かされた部屋に何日も泊まり込んで、休ませようとする家族や使用人たちを振り切って看病を続けた。


 奇跡が起きたのは、ある月の大きな夜のことだった。


 その日、レベッカはもうどうして良いか判らなくて、二人の枕元で必死に祈ることしかできなくなっていた。二人の病状はどんどんと悪化して、いつ命が尽きてしまうかと気が気ではなかった。

 レベッカがひときわ強く祈ったときに、部屋中を強い光が満たした。それを、たまたま水を替えに来たメイドが目撃していた。

 光が収まったときには、夫人と長男はあれほど苦しそうだった呼吸が嘘のように落ち着きを取り戻していた。異変を察して駆け込んできた子爵が、声にならない声を上げて二人を順に抱きしめた。


 そのあと、レベッカは三日ほど寝込んだ、らしい。記憶がないので判らないけれど。


 その間に、レベッカの国や、その周囲で同じように疫病に苦しむ国々の教会に、ご神託がくだされた。国ごとに疫病を癒やせる聖女を遣わせたので、対処に当たらせるようにとのことだった。レベッカの国で名指しされたのはレベッカだった。


 それからは怒濤だった。レベッカは王宮に召されて、貴賤を問わずあらゆる患者の対処に当たった。

 子爵家の家族も使用人も全力で手伝ってくれた。素人ではどうにもならなくなって、心細さのあまり馴染みの診療所の面々まで呼び出して手伝って貰った。もちろん、王宮の使用人や侍医たちも駆けずり回ってくれた。


 レベッカは文字通り眼が回るような忙しさだったから知らなかったのだけれど、そうやってレベッカたちが戦っている間に、国では魔法士や薬師たちが協力して治療薬の開発に当たっていたらしい。レベッカが王宮に召されて一年と半年が経つ頃に、完治はせずともある程度は症状に効果のある治療薬が開発されて、レベッカは一気に負担が楽になった。

 治療薬は段階的に開発されて、ついには対症療法で、あとは患者本人の体力で治せるところまで持ち込むことができた。その頃になると、レベッカが対応するべきは治療薬ではどうにもならないごく一部の患者だけとなっていた。


 レベッカが完全に役割から解放される頃には、レベッカが王宮に召されてから四年が経っていた。いろいろと終わったあとになってから、すっかり学園に通い損ねてしまったな、と気づいた。


 レベッカには『聖女』の名誉称号の他に、レベッカ個人に一代限りの女侯爵の爵位が与えられることになった。けれどそれより何より、子爵家の家族たちがみな無事だったことが、レベッカには嬉しかった。


 そうしてある日、レベッカは王太子に求婚されたのだった。


「……いや、なんで?」


 レベッカが一言目に発した言葉である。それからすぐにはっとして、レベッカは口を押さえた。

 これは不敬すぎて処されるか、とそろりと王太子を見やれば、王太子は愉快げに笑っていた。レベッカが二十歳、王太子が二十三歳だった。


「えぇと……、それは要するに、聖女を取り込みたい、ということでしょうか」


 この数年があまりに忙しすぎてもはや遠くおぼろげになった令嬢教育をどうにか記憶の底から引っ張り出して、レベッカはそう問うた。

 そうだよ、とあっさり王太子が頷いた。


「あなたは国をお救いになった。これほどの功績を挙げられた聖女様に、うっかり他国にでも嫁に行かれたら困る、ということだね」

「えぇー……」


 何それ、面倒臭ぁ。

 文句はなんとか喉の奥に押し込んで、けれど実に素直に面倒臭げな表情で、レベッカは王太子のお麗しいお顔を見返した。王太子は涼しい表情をちらとも揺るがせなかった。


 王太子を眺めるうちに、はたとレベッカは思い出した。


「そもそも、王太子殿下は公爵家のご令嬢とご婚約されているはずでは……。もう学園を卒業なされて何年も経っているのに、まだご成婚なされていないのですか? あ、それともわた、し、わたくしが側妃とか、そういうお話で……?」

「この国の危急時に、暢気に婚姻なんかしていられるわけがないでしょう。国民たちに石打ちにされるよ」

「何それ恐ぁ」


 もはや敬語がどこかに行ったが、王太子に動じた様子はなかった。王太子の後ろの護衛騎士たちも表情一つ動かさない。よく訓練されているな、と思った。


「まず、公爵家のご令嬢との婚約は解消された。実のところ、ご令嬢はずっと昔から自分の護衛である男爵家のご令息を想っていたそうでね。その想いを封じ込めてわたしに嫁ごうとしていたところに、この疫病騒ぎだろう。この数年でご令嬢本人が疫病にかかって死にかけ、相手の男爵令息も同じく疫病にかかってやはり死にかけ、死の間際でやっぱり想いを叶えなくては死んでも死にきれない、と思い直したそうでね。ご令嬢からは土下座されたよ。ご令嬢のお父君である公爵からもご自身の首を差し出す勢いで謝罪されたけれど、まあそこまで無理やりにでも縁を繋げなくてはいけないような婚約でもなかったし」


 フラれた形のわりには未練もなくあっさりと、王太子は言った。


「それでうっかりわたしがフリーになったものでね、これ幸いとあなたにこうして婚約を申し込んでいる」


 やはり軽い調子で、王太子は言った。未来の王太子妃が決まるか決まらないかという話なのに、どうにも気負った様子はなかった。


 うぅん、とレベッカは首を傾げた。王家、王家かぁ。

 王太子妃、キツいなあ。


「……あの、聖女を王家に取り込みたい、ということであれば。他にも王家や、王家のご縁戚に、ご婚約者のいらっしゃらない男性がいらしたと存じますけれど……」

「おや、あなたはわたしでは不満だと?」

「いえ、そういうわけでは!」


 すぐに否定すれば、王太子がくつくつと笑う。


「わたしの望みだ。あなたの相手は、わたしが良いんだ」

「は、……」


 思いも寄らない言葉に、レベッカはまじまじと王太子を見つめた。不思議そうなレベッカの視線に気づいたのだろう、王太子がにやりと笑う。


「あなたは、わたしと今日が初対面だと思っているだろう」

「えぇ、はい、もちろん……?」


 ちょっと首を傾げながら頷けば、王太子が笑みを深めた。


「実はそうではない。あなたとわたしは、もう四年も前に知り合っている」


 さっぱり覚えがなかった。

 いつまでも答えの出ないレベッカに焦れたのか、王太子が答えをくれる。


「王宮の一部を患者たちに明け渡していたとき、わたしも手伝っていたんだ。といっても、本当に少しだけだけれどね。水を用意するように言われて、手際悪くもたもたとしていたわたしを、あなたは怒鳴りつけたね」

「えっ!」


 全く覚えていなかった。すぐに謝ろうとしたレベッカを、王太子は手振りで制した。


「覚えていなかったんだろう。あなたはわたしなんか見ていなかった。あのときあなたは、ただ眼の前の患者たちを助けることだけに集中していたから」


 静かな声で言われて、レベッカは身を固くした。どうにも、身の置きどころがなかった。

 あのときはただ、必死なだけだったから。


「あなたが良いんだ」


 ひどく、真摯に、王太子は言った。


「あなたが良いんだ。なりふり構わずに弱者に手を差し伸べられる、あなたが良いと思った。幸運なことに、あなたに求婚できるだけの状況は整っている。わたしはとても、運が良い」

「え、でも、……で、ですが……」


 そこまで言われれば、心が揺らがないわけではなかった。けれど、王太子妃という重さに怖じ気づいた。


「わたくしは子爵家の、それも養女です。とても釣り合わないでしょう」

「わたしの元婚約者である公爵令嬢が、もしも婚約の話が進むようならばぜひ自分の妹にと望んでいる。あなたは彼女自身も、彼女の意中の相手である男爵令息も救っているよ」

「えっ」


 それも全く覚えがなかった。正直なところ、いちいち誰を助けたのかだなんて覚えていない。ただ眼の前の命を取りこぼさないようにと死に物狂いになっていた。


「そもそも、あなた個人が女侯爵だよ。忘れているでしょう」

「あっ」


 確かに忘れていた。


 断る理由を片っ端から閉ざされて、レベッカはうんうんと悩んだ。

 眼の前の王太子は、それ以上は言いつのらずに答えを待っている。その様子を見ていたら、なんだかうじうじと悩んでいる自分が情けないように思えてきた。


 サリーだったとき、サリーは誰にも愛されなかった。何にも自信がなくて、自分のことが嫌いだった。

 レベッカになったあと、レベッカは家族や色んなひとたちに愛して貰えた。だから同じくらい、レベッカも彼らを愛した。


 レベッカを愛してくれるものたちに、恥じるような生き方はしたくなかった。


 ――えぇいっ、女は度胸!


 レベッカは胸の中で、ぐっと拳を握った。王太子を見据えて、真っ直ぐに手を差し出す。


「そのご求婚、お受け致しますわ。よろしくお願い致します、王太子殿下」

「うん、よろしく」


 満足げな表情で、王太子は頷いた。レベッカが差し出した手を握り返して、面白げに笑う。


「まずは淑女教育からだね」

「ぐぅっ……」


 レベッカが数秒前の自分の発言を後悔したことは、言うまでもなかった。


***


 レベッカが、血も涙もない家庭教師や義姉となった可憐な鬼のような公爵令嬢たちからの教えを受けて、遅れに遅れていた淑女教育を死に物狂いでこなし始めてしばらく経った頃のことである。

 週に一度の交流の茶会で、正式な婚約者となった王太子がふと思い出したように言った。


「そういえば、東の隣国は大変だったようだね。疫病による死者の数も、この国の比ではないそうだよ。治療薬はいくらか流してあげていたけれど、どうにも追いつかなかったみたいで」

「まぁ、そうなのですか?」


 近頃どうにか形になってきたご令嬢の言葉遣いで返せば、王太子は教育の成果を測るようにレベッカをちらりと見て、次いでカップを持つレベッカの手元を見て、一つ頷いた。ちょっと心臓が冷えるから止めて欲しい。


「どうにも、神託を受けた聖女が偽物だったらしい。聖女の威光を笠に着て好き放題に男たちを侍らせたは良いけれど、何の力も持っていなくて疫病のときには全く役に立たなかったとか。国中で本物の聖女を探したけれど、ついには見つからなかったようだ。国を混乱させた罪で、偽聖女どころかその一族郎党まで死罪になったと聞くよ」

「それは、大変でございましたのね」


 東の隣国といえば、かつてサリーの住んでいた国だった。もっとも、今となっては何の感慨も湧かないけれど。

 教育を受けた通りに、表向きは心底同情したような声音で返していたレベッカは、けれど、次の王太子の言葉で紅茶を吹き出しそうになった。


「その偽聖女の名前は、男爵家のご令嬢でサリー・モーフェットと言うらしい」


 所作が揺らいだことに気づいたのか、王太子が言葉もなくレベッカの指先の角度を調整する。指導されるままに姿勢を正しながら、レベッカは口から飛び出しそうになる心臓をどうにか宥めた。


 ――それ、わたしの名前ですけど!


 どういうことなの、という心の叫びは誰にも届くことなく、当然ながら誰からも答えが返ることはなかった。

たまには軽めのコメディっぽい小話を、と思ってたったかたーと書いたお話です。いろいろと説明不足だし思ったような話にはならなかった気がするけれど勿体ないので上げちゃいます。マジのお暇潰しにどうぞ。


真ヒロインの表、が本作。偽ヒロインの裏、はあれです、テンプレです。

真ヒロインが真ヒロインらしく聖女になって人びとを救って王太子に見初められている間に、隣国では偽ヒロインが偽ヒロインらしく男たちを侍らせて国を混乱させてざまぁされてましたよー、ってのを書きたかった。もうちょい情報をちょこちょこ小出しにしようと思ったのですが、真ヒロインが忙しすぎて偽ヒロインを入れ込む隙がありませんでした。


これ、本当に、説明しきれなくて申し訳ないのですけれど。真ヒロイン(中身サリーであり体レベッカ)のサリーの体は、名もなき偽ヒロイン(転生者)に乗っ取られてます。成り代わりってやつです。偽ヒロインに乗っ取られてポーンと押し出されたサリーの魂が、たまたまサリーと親和性が高くて同じくらいの時期に死んじゃったレベッカの体に入り込んだ形です。偽ヒロインはサリーに成り代わり、サリーはレベッカに成り代わりました。はーっ、判りづらっ。

前々から、成り代わりとか憑依とかってジャンルがあんまり得意じゃないというか、面白いものは面白いのですけれどどうしても若干モヤるというか、「じゃあ成り代わられる前の本人はどこに行っちゃったの?」ってどうしてもなっちゃうので。悪役令嬢ってジャンルが判りやすいのですけれど、「悪役って悪いところも含めて魅力なんじゃなかったの?」ってなるというか。悪役という魅力を排した転生悪役令嬢、ヒロインという魅力を排した転生偽ヒロイン、という存在にモヤるというか。

それにほら、高い身分の男たちを侍らせたいだけみたいな偽ヒロインに引っかかるヒーローたちにもモヤるというか。だってそれ本編(存在しないけど)では魅力的なヒーローとして描かれてたんじゃないの? なのに意味わかんねー女に騙される馬鹿な男に下げて良いの? っていう、こう、……モヤる。魅力的であるはずのキャラクターたちをわざわざ下げて書くっていうのが、こう、……モヤる。ヒーローには完全無欠のヒーローのままでいて欲しくない? みたいな。たぶんわたしが何かの原理主義者なんだと思う。まあそれはそれとして悪役令嬢小説も読むし面白いものは面白いのですけれど。それはそれ、これはこれ

なので一つの答えとして、「悪役令嬢小説でざまぁされる転生偽ヒロインに体を乗っ取られて追い出された真ヒロイン」という視点で書いてみました。が、あんまり上手く表現できませんでした悲しい。


いかんせん、真ヒロインであるレベッカ(中身サリー)が全く状況を理解していないので、作中で読者に全く答えが明かされずに終わってしまった、、んひゃーっ。

出直してきますー。まあこんなんも書いてみたよってことで、ひとつ。お暇潰しにでもなれば。何を言いたいのか判らなくなってしもうた


【追記20250427】

活動報告を紐付けました。書くだけ書いてちょっとすっきり

https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/799770/blogkey/3434181/

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サリー入りレベッカの頑張りや、それが報われる大団円がとても素敵でした。 ただ、枝葉の話ですが国ごとに疫病を癒せる聖女がいるはずなのに、隣国にはサリーの体を乗っ取った偽聖女しかおらず、レベッカの国には死…
最後のそれ私の名前…!ってところで追い出されてこっちに来ちゃったのか…というのはうっすらと察せられるので意味わかるとは思いますよ〜。 子爵令嬢になったレベッカの記憶とかまるでないので、そっちはもうない…
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