ゴメン、そのあとに
もしかしたらキミは僕を
好きでいてくれるのかもしれない・・で
始まった恋だから
いまでも主導権はキミのほう
「寒いと気づくの、遅いよ」
夕暮れの河原で
キミがくしゃみをしたあとに
「ゴメン」と言ったそのあとに
僕はくしゃみをした
クスッと笑って僕の頬に
手をあてるキミのこと
僕はまた好きになった
『悲しいことが続くくらいなら
その気持ちをきちんと相手に
伝えないといけないね』
キミの正解の言葉を
僕はうなづいて
「見つからない答えがあったとしても
僕はちゃんと答えるよ」と伝えた
キミはうなづいて
『もしも、答えが見つからない
そんなときは、どちらかは
あせらずに考えましょう・・』と
僕は大きくうなづいた