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契約が守られない…しかも私の趣味は理解されない

「あなたは魔法使いではないのですよ!王太子殿下の婚約者なのです!」


私は侍女たちと戦っていました。ええ、お妃としての教育はあるけど、たいしたことないよぉとかあのバカに言われて鵜呑みにしましたわ。


魔法使いではないと、魔法の本も読ませてもらえない、里帰りも無理とは。


「お兄様は宮廷魔法使いなのでお会いしたいのですわ」


殿方と会うなんてとヒソヒソと噂話をされて、侍女たちに怒られました。本当の兄ですわ。


まほうけんきゅうしたいですわ、ここに来てもう半月、ずっと魔法研究してません。


『我慢しろ、仕方ない、お前の敗けだ』


くっ、敗けだと言われても、かー君にはこの苦痛と苦悩はわかってもらえません、蛇ですもの。


うちの守護蛇のかー君を見られたら没収されそうというか、殺すかもしれませんわあの人たち。

私は懐に白蛇かー君をいれたまま、ダンスの練習です。

くっ、足を踏んでしまい、家庭教師に怒られました。

私はダンスは苦手なんです。


私は寝る時間を削り、魔法の本を読もうとして、本が見つかり没収されて、怒られました。


お肌が荒れるとかなんとか、睡眠よりも魔法の研究がしたいですわ。


くう、歴代の婚約者たちに破棄されてきたのはそのせいだと侍女長に怒られました。


運命は残酷です、魔法の研究ができると張り切って婚約しました。しかし親より口うるさいのに囲まれましたわ。


私はもうここにはいられないと逃亡しようとして、すごく侍女に見つかり大目玉、殿下にお会いしようとしても忙しいと言われ。


ええ私はなんとか部屋を抜け出して、殿下の執務室にいくと、なんと部屋にたくさんのペットを持ち込んで、あーんなんて餌をあげてスリスリしてましたのよ。


殺意さえ起きましたわ。

ええどうして私のみ拘束されて、趣味を持ち込んではいけませんの?

契約には魔法の研究をできると……いえ趣味を尊重するとかかれてましたわ。

かー君は王太子に直談判しろと言いますが、いや殿下はたぶんこれを知ってましたわよ。わかってて契約したのですわ。


お妃教育なんていままでのマナー教育の復習だよとか笑いながら言ってたあの人の顔が頭にちらつき、怒りが増しましたわ。

復讐ですわ、事実関係を明らかにして契約を結び直してから、わざとこんなことした殿下に復讐しないといけませんわ。

いえ大袈裟なとかー君は言いますが、歴代の婚約者たちには魔法の研究をしたいと言ったら許してくれましたが、そのあとの魔法の研究があるから一緒に出掛けられないとか、食事は無理とか断り続けたら婚約破棄するといわれましたわ。


しかし姑息な手段を使う殿下よりましでしたわ。

くう、魔法の研究ができないなんて生きてても仕方ないですわ。というと好きにしろとかー君に言われましたが。


あなたも手伝うんですのよと怒鳴るとすごく嫌な顔をしましたわ。いえ、あなたも契約の穴を見過ごしましたわ。と言うとわかったとため息をつきましたわ。蛇もため息をつきますのよ。ここから私の作戦は始まりましたわ。

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