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包丁

作者:雪 つむじ
釣ってきた魚に
包丁を入れる

もちろん
魚は身もだえして
逃げようとする

そんな後姿を見ながら
僕は目を背けてみたけれど

目を背けたからって
いったい何が変わるんだい

魚は切り刻まれていく
その形を崩していく
包丁の手は止まらない
流れる血も
水の音も

視ない
聴かない

ただ僕たちは
よく喋る

随分とわがままに生きていること

はらわたを
切り裂いて
流れるままに
ごみ箱に捨てる

ぬるぬるとする指の先
血なまぐさい自分の手

僕たちの手は
産まれた時から血にまみれている

違う人間なんかいるのかい

何に対して目を瞑る
何に対して耳を塞ぐ

自分に対して
失礼だ
鼻も塞ぐかい。
出てくるものは、その辺にぶちまけたらいい。

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