お変化ロボット カワル君
タイトルに合わない内容です。
弱肉強食
馴染みの深い言葉の一つだ
今日も四匹ほど殺した。
私はワニであり、人である。
というのも前世は人間で魂は消えず、記憶のあるままワニに生まれ変わったのだ。
私の前世は殺人犯。六人殺した。
娘と妻がいるにも関わらず恨み、憎しみのままに殺したのだ。
今があれから何年後かもわからない。ただ川を通る動物を殺して食べる毎日
なにが楽しいだろう 抵抗力の乏しい奴らを殺し、強い動物はスルー
安全でしかないこの日常。そんな毎日に刺激を求めていた。
そんなある日
ある男が川をのぞき込んでいた。仲間は殺して昼飯にしようと誘ってきたが
手にライフルを持っている
人であったがためにわかる恐怖。
人を知っているからこそ分かる、ワニへの人が感じる恐怖。
確かに勝てるかもしれない、だがワニには攻略法がある。それを知っているのかも定かではない。
そんな事を迷っているうちに、一台の車が来て男のところで止まった。
男が出てきて話をしている
ワニでありながら人の言葉がわかる
きけばワニを捕獲しようと話している
仲間のワニにそれを伝えた結果、ライフルをかみ砕く事を優先と作戦をたてた。
正直ライフルの危険性を伝えられただけでもかなり戦況は変わる
ワニながら見事である。
そしてついに決戦の時
相手は男二人と車に女ひとり
女は素手のため戦力外
二対二の総力戦が始まるその直前
男が車から女とカメラを出した
出てきた女が縛られていることから
ある程度察した。
おそらくこれはAVの撮影で、アニマルビデオ・アダルトビデオを
かけてのAV撮影
いろんな動物との性行為は人気はでるものの
下手をすれば女性が死ぬ可能性もある
なによりワニのペニスなんてでかすぎて入るわけがない
だから逃げないようにしているのだろう
そして自分も出演者なら「殺されない」という
安心感に包まれた。そのとたん体が勝手に動き
私は男に突進していた
男が気づく前にライフルを壊し
もう一人の男がライフルを構えた瞬間、仲間のもう一体のワニが
遅れて男に突進した。
人間は死の恐怖を感じたとき真っ先に自分を
守ろうとする。
つまり私ではなく迫りくるもう一体のワニを撃ち殺そうとした。
だがワニとの距離は短く
男が打てた弾は4発、反動と緊張によるエイムは
最悪で4発中あたったのは2発。
ワニの腕を確実に打ち抜いた。
体勢を崩すも、ワニは足を噛みちぎる
体勢を崩した男はライフルを
もう片方の男に投げる
私が壊したライフルを持っていた男だ
私はライフルを壊しただけ、男自体には
なんのダメージも与えていない
ライフルを持った男は仲間の男をたすけるため
ワニの目を狙いライフルを連射。
さすがに目に直撃したが
ワニは全く引こうとしない。
そしてそのまま男の頭にかぶりつき
体をぐるぐると回しだした
そのまま頭と体は引きちぎれ、
男は死んだ
それを悲しむ間もなく、仲間のワニは
もう一人の男に噛み付こうと、口をあけ、男に
突進した。
片目が見えないワニはヨロヨロしながら
突進する。口を開けているのを
いいことに男は口の中にライフルを構え
連射した。ワニとはいえど、口は体に比べやわらかく
脆い。
柔らかい肉を、硬い弾が何発も貫いていく
それはまるで障子に指で穴をあけるかのように
抵抗のない肉
ドラム缶に満タンに、はいった水がいくつかの穴から出る時のような
容赦のない血の噴水
これは既視感。いわゆるデジャブみたいなものである。
仲間のワニに夢中になっていた男の足を
私はとりあえず噛みちぎった。
すると男はライフルを捨て、
とにかく車に乗ろうと、よちよち地を這いだした。
最高だった。
これまでこれほど力の差を感じたことはなかった。
ライフルは地面 車に乗ることを阻止するのは
安易である。そして人を殺してもいい
ワニという種族の在りかた。
邪魔されることのない平原。
「いたぶって殺そう」
余裕からなる発想に時間など
惜しまない
求めるは芸術。
そう思いながら
もう片方の足に噛みつき
川へと引きずり込む
この川は、水深3mほどであり
沈みすぎることはなく、沈まないこともない
命をもてあそぶには最高の狩場である。
男を川に入れ、手の力だけで水面まで上がってくる
だが足を使えないため沈んでゆく
また水面から顔をだし、だしては沈んでゆく
その表情がたまらないのだ
しばらくして男は足の出血により血が足りず、力尽きた。
仲間のワニも死んでいて
男二人も死んだ。
そして残った女と私
私は女を縛っているロープを
牙で切りほどき、顔を見た瞬間
驚きが心臓をたたいたり、蹴ったりしてくるような
状態に包まれた。
そこにいたのは前世の頃の
私の娘であった。
どうすればいい、、、
謝りたい。でぼどうやって、、、
ドクンドクン、、、
心臓が張り裂けそうだ
娘である驚き
AVの捨て駒として使われていることの悲しみ
それもこれも全部お父さんが、、、私が悪いのだと
深い意味で理解し、謝ろうと
ものすごく思うのに、言葉はわかるのに
ドクン
言葉が出ない。 ドクン
爪で砂に字を!
目が前にありすぎて爪が見えない ドクン
ドクン じゃあ怖がらせないようここから去ろう ドクン
もう二度とないかもしれないチャンスがそんな別れは嫌だ ドクンドクン
そうだ
怖がらせないよう、口をあけながら後ろに下がり
川にはいって静かに娘が帰るところを
見届けよう ドクン
よ~し ゆっくり 攻撃しないぞとわかるよう
口を開けて そーーーっと、、、
一歩ずつ ドクン ドクン ドクンドクン
ドクンドクン
ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドンドンドクンドクンドクンドクンドクンバンドクンドドドドドクンドドドドドドドドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドンドンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドンドンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドンドンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドンドンドクンドクンドクンドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド?
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
??????????
あれ?なんの音だ? あれなんか痛いぞ
体の奥も、口の表面も
なんだこれ
あぁ そういえば娘は帰ったのかな
無事に帰ったのかな
ん?車がある
じゃあ誰が私を、、、
そこにはライフルを持った、息を切らした少女が一人たっていた。
これが囚人がみた夢の一部始終である。
これは殺人犯を社会人に復帰させるために作られた
生まれ変わりロボット
その人間に生まれ変わり、心の変化を誘うシチュエーションを
生み出し夢を見せ、その人間が大事にしていた人に殺されると
夢が覚めるようになっている。
もしかしたらあなたも
今、夢の中かも、しれませんね。
、、、ドクン




