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サードパーティー  作者: なつ
第二章 一日目には過剰な演出を
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 1

 さてと、これで舞台は整った。

 幸いなことに、まだ私を疑うものはいない。否、疑うものがいないからこそ今こうして私は存在しているのだ。そして存在しているからこそ、これから起こるであろうことを起こすことができる。

 単純な帰結だ。

 哀れな十二人の囚人たちは、抜け出ることのない迷路の奥底で起きる惨劇に慌てふためく、ああ、その姿を思い描くだけで体の奥底から熱くなってくる。

 いけない、いけない、押さえなくては。

 それに、この目的はそれだけではない。

 あの偽りの仮面の下の素顔を、みなに知らしめる。

 美しい色の中にあって、それを汚す存在。

 汚点、

 汚点。

 それなのになぜそのように優雅に振舞っていられるのだ。

 私は偽者を許さない。

 そう、許さない。


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